加藤 巧

2022-01-16
加藤巧の作品が愛知県美術館に収蔵されました

このたび、加藤 巧の作品《Macaloni》が愛知県美術館に収蔵されました。

収蔵作品は、今月22日から始まるコレクション展にて公開されます。
東海地方の方、お近くにお越しの方はぜひご高覧ください。

* * *

「愛知県美術館コレクション展」(企画展「ミニマル/コンセプチュアル」と同時開催)

会期:2022年1月22日(土)~3月13日(日)
会場:愛知県美術館 展示室2ほか(名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階 052-971-5511)

休館日:毎週月曜日
開館時間:午前10時から午後6時まで (金曜日は午後8時まで)

観覧料:一般 500(400)円、高校・大学生 300(240)円、中学生以下 無料[()内は20名以上の団体料金]
※コレクション展(展示室1~3)のほかの作品も御覧いただけます。
※コレクション展は、企画展「ミニマル/コンセプチュアル」のチケットでも御覧いただけます。

愛知県美術館HP:https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000344.html
作品収蔵に関する資料(愛知県庁):https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/bunka0105.html

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2021-10-09
「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」
2021年10月9日(土)~10月31日(日)

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泉 茂《三角》 1984
油彩、キャンバス 72.7 x 53.6 cm [the three konohana 出品予定作品]

 

 

「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」
2021年10月9日(土)~10月31日(日)

出品作家|泉 茂、今井 俊介、上田 良、加藤 巧、佐藤 克久、杉山 卓朗、五月女 哲平

会場|
Yoshimi Arts[ヨシミアーツ]
(〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F/06-6443-0080/info@yoshimiarts.com)
出品作家|泉 茂、今井 俊介、加藤 巧、佐藤 克久
開廊時間|12時~19時(日曜のみ17時まで)
休廊日|毎週月・火曜日
会場アクセス|大阪メトロ四つ橋線・肥後橋駅より徒歩1分、大阪メトロ御堂筋線・淀屋橋駅より徒歩5分
ギャラリーURL|http://www.yoshimiarts.com

the three konohana[ザ・スリー・コノハナ]
(〒554-0013 大阪府大阪市此花区梅香1-23-23-2F/06-7502-4115/info@thethree.net)
出品作家|泉 茂、上田 良、杉山 卓朗、五月女 哲平
開廊時間|12時~19時
休廊日|毎週月・火・水曜日
会場アクセス|阪神なんば線・千鳥橋駅より徒歩3分、阪神なんば線/JR環状線・西九条駅より徒歩9分

関連イベント|オンライントークショー「泉茂と現代の平面・絵画表現の接点を考察する」
日時|10月18日(月)、25日(月)18時~20時
場所|Zoomウェビナー(オンライン)
参加費|1000円(2日共通/クレジットカード決済or銀行振込)
申込方法|Googleフォーム https://forms.gle/aSSMtjRrqjs7FxRh8
※ 現在は収録映像のご視聴として、申し込みを受け付けております。

登壇者|
10月18日(月):奥村 泰彦(和歌山県立近代美術館 主幹)、上田 良、加藤 巧、杉山 卓朗(以上本展出品作家)
10月25日(月):鈴木 俊晴(豊田市美術館 学芸員)、今井 俊介、佐藤 克久、五月女 哲平(以上本展出品作家)

 

主催|Yoshimi Arts、the three konohana
協力|青山目黒、児玉画廊、 HAGIWARA PROJECTS

助成|文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

* * *

このたび、Yoshimi Artsとthe three konohanaの共同企画として、「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」を開催します。

これまで主催の2ギャラリーは、泉茂(IZUMI Shigeru, 1922-95)の再評価の機運を醸成することを目的に、2017年と19年の2回の共同企画、2018年と20年はYoshimi Artsの主催にて、泉の個展を毎年開催してきました。これまでの泉の評価は、デモクラート美術家協会に所属していた頃の1950年代の版画作品や、ニューヨークとパリに渡航していた頃の60年代の油彩作品など、特定の時期の作品に偏る傾向がありました。その観点から、それ以後の様々な平面表現の技法や思考を精力的に取り込み、短いスパンで作風を変化させていく60年代後半から晩年の90年代前半の作品の展開に注目して、様々な視点による泉の展覧会企画に取り組んできました。この4年間で、生前の泉を知らない世代の人々に、泉の存在と多角的な制作活動とその思考の認識が広がり、さらには若い世代の作家からは、泉の作品とその制作方法に多くの共感の声を得ることができました。

2017年の最初の泉の展覧会企画から5年目、3度目の共同企画となる本展は、泉と共に6名の現代作家が出品する初のグループ展形式となります。泉と直接の関わりはないが、彼の表現や制作方法の傾向に共通点が見られ、現代の絵画・平面表現の展開に意欲的に取り組んでいる30代~40代の作家6名に参加を呼びかけました。3名ずつ2つの会場に分かれて発表する6名の現代作家は、それぞれの会場で展示する泉の様々な時代の作品を起点に、泉に対する各々の思考や解釈、感化から導き出された新作を出品します。時代の異なる泉と現代の作家、双方の作品を並置することで、その共通点や違いを考える機会にしたいと考えます。

また、会期中にはオンライン形式でのトークショーを2回開催し、泉の作家・作品と現代の平面・絵画表現それぞれに造詣の深い2名の美術館学芸員をお招きし、6名の出品作家と共に2つの時代の表現の接点について議論する場も設けます。2つの時代の表現の関連性を2会場での展覧会とトークショーを通じて考察し、泉茂の再評価につながる新たなヒントと共に、現代の平面・絵画表現が志向しているこの先の展望を見出す契機になればと思います。

* * *

【出品作家プロフィール】

泉 茂 IZUMI Shigeru(展示会場:Yoshimi Arts、the three konohana)

1922年大阪府生まれ。大阪市立工芸学校図案科卒業。瑛九らと1951年に結成した「デモクラート美術家協会」で活動し、叙情的な作風の版画が国内外で高い評価を得る。同会解散後、1959年から10年間にわたり滞在したニューヨークとパリで、当時の現地の美術の動向に触れ、抽象的な平面表現へと大きく転換する。帰国後は、主観を排除し、描くことの本質を追究した作品を、晩年まで精力的に制作・発表した。また、1970年から92年まで大阪芸術大学の教授に就き、後進の作家を多く輩出した。1995年没。
和歌山県立近代美術館、国立国際美術館、パリ市立近代美術館、ニューヨーク近代美術館など、国内外の美術館に多数作品を収蔵。2017年よりYoshimi Artsとthe three konohanaが取扱ギャラリーとなり、定期的に展覧会を開催している。

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泉 茂《『シルクスクリーンプロセス版画集』第2集》より 1969

シルクスクリーン、紙 39.5 x 54.4 cm ed. 7/30 [Yoshimi Arts 出品予定作品]

 

上田 良 UEDA Yaya(展示会場:the three konohana)

1989年大阪府生まれ、現在神奈川県在住。2014年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。アーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」の一員としても並行して活動。
近年の主な個展に「空間連動朝機」gallery TOWED(東京、2019)、「A Magpie’s Nest」galerie16(京都、2018)。主なグループ展に、「アッセンブリッジ・ナゴヤ2020 パノラマ庭園  -亜生態系へ-」港まちポットラックビルディング、旧・名古屋税関港寮(愛知、2020)「群馬青年ビエンナーレ2019」群馬県立近代美術館(2019、奨励賞受賞)、「VOCA展2017」上野の森美術館(東京、2017、奨励賞受賞)。

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上田 良《S字ホイップ粘土、アクリル板、注目シール、ピーコックグリーンの陶片、ホログラム名古屋港水族館、元ブルーボックス》2020
インクジェットプリント 60.0 x 90.0 cm
©Yaya Ueda

 

杉山 卓朗 SUGIYAMA Takuro(展示会場:the three konohana)

1983年千葉県生まれ、現在兵庫県在住。2005年大阪美術専門学校研究科修了。
近年の主な個展に、「周縁と方法」五台山竹林寺(高知、2017)、「LOOP」ASYL(大阪、2014)。主なグループ展に、「SPR」FINCH ARTS(京都、2020)、「paint( )ings」Yutaka Kikutake Gallery(東京、2018)、「織り目の在りか 現代美術in一宮」旧林家(愛知、2018)。

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杉山 卓朗《20個の四角形》2020
アクリル、キャンバス 72.7 x 91.0 cm
©Takuro Sugiyama, Photo by MAETANI Kai, Courtesy of FINCH ARTS

 

五月女 哲平 SOUTOME Teppei(展示会場:the three konohana)

1980年栃木県生まれ、現在東京都在住。2005年東京造形大学美術学部絵画科卒業。
近年の主な個展に、「our time 私たちの時間」青山目黒、NADiff a/p/a/r/t、void+(東京、2020)、「絵 と、vol.1 五月女哲平」gallery αM(東京、2018)。主なグループ展に、「OlaphtheOxman」C Ø P P E R F I E L D(英国・ロンドン、2019)、「MOTコレクション ただいま/はじめまして」東京都現代美術館(2019)、「裏声で歌へ」小山市立車屋美術館(栃木、2017)。

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五月女 哲平《I can hear》2017
アクリル、キャンバス 236.0 x 152.0 cm
©Teppei Soutome, Courtesy of AOYAMA|MEGURO

 

今井 俊介 IMAI Shunsuke(展示会場:Yoshimi Arts)

1978年福井県生まれ、現在東京都在住。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
近年の主な個展に、「Red, Green, Blue, Yellow, and White」HAGIWARA PROJECTS(東京、2021)、「第8回 shiseido art egg 今井俊介 range finder」資生堂ギャラリー(東京、2014)。主なグループ展に、「MOTコレクション ただいま/はじめまして」東京都現代美術館(2019)、「Reborn – 未来を発明 コレクション×現代作家」福井県立美術館(2019)、「絵画の現在」府中市美術館(東京、2018)。

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今井 俊介《untitled》2019
アクリル、キャンバス 90.0 x 73.0 cm
©Shunsuke Imai, Courtesy of HAGIWARA PROJECTS

 

加藤 巧 KATO Takumi(展示会場:Yoshimi Arts)

1984年愛知県生まれ、現在岐阜県在住。2010年大阪芸術大学美術学科卒業。
近年の主な個展に、「Re-touch」the three konohana(大阪、2021)、「ARRAY」the three konohana(2016)。主なグループ展に、「VOCA展2020」上野の森美術館(東京、2020)、「タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法」京都大学総合博物館(2019)、「ニューミューテーション」京都芸術センター(2018)。

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加藤 巧《Spinach》2021

顔料、アクリル樹脂(Paraloid B-72)、Jesmonite®︎ AC100、木材 37.6 x 29.5 cm
©Takumi Kato

 

佐藤 克久 SATO Katsuhisa(展示会場:Yoshimi Arts)

1973年広島県生まれ、現在愛知県在住。1999年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
近年の主な個展に、「SHOUONJI ART PROJECT 28th うらおもて」照恩寺(東京、2021)、「レジャーシートをひろげるムジュン」児玉画廊|天王洲(東京、2019)。主なグループ展に、「世界を開くのは誰だ?」豊田市美術館(愛知、2019)、「絵画の現在地」札幌大通地下ギャラリー500m美術館(北海道、2018)、「あいちトリエンナーレ 2016」名古屋市美術館(愛知、2016)。

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佐藤 克久《面忘 ぐるんくるん》2021
アクリル、カンヴァスシート、木材、釘 8.0 x 22.0 x h 12.5 cm
©Katsuhisa Sato, Courtesy of Kodama Gallery

 

 

2021-10-08
10/18(月)、25(月)「泉茂と6名の現代作家展」関連イベント オンライントークショー「泉茂と現代の平面・絵画表現の接点を考察する」

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「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」の関連イベントとして、会期中にオンライン形式でのトークショーを2日間にわたり開催します。

泉の作家・作品と現代の平面・絵画表現それぞれに造詣の深い2名の美術館学芸員をお招きし、6名の出品作家と共に2つの時代の表現の接点について議論する場も設けます。
2つの時代の表現の関連性を2会場での展覧会とトークショーを通じて考察し、泉茂の再評価につながる新たなヒントと共に、 現代の平面・絵画表現が志向しているこの先の展望を見出す契機になればと思います。

関連イベント|オンライントークショー「泉茂と現代の平面・絵画表現の接点を考察する」
日時|10月18日(月)、25日(月)18時~20時
場所|Zoomウェビナー(オンライン)
参加費|1000円(2日共通/クレジットカード決済or銀行振込)
申込方法|Googleフォーム https://forms.gle/aSSMtjRrqjs7FxRh8
※ 現在は収録映像のご視聴として、申し込みを受け付けております。

登壇者|
10月18日(月):奥村 泰彦(和歌山県立近代美術館 主幹)、上田 良、加藤 巧、杉山 卓朗(以上本展出品作家)
10月25日(月):鈴木 俊晴(豊田市美術館 学芸員)、今井 俊介、佐藤 克久、五月女 哲平(以上本展出品作家)

 

2021-09-16
加藤 巧「Re-touch」展示記録

撮影日:2021年7月28日 撮影:長谷川 朋也

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2021-09-10
《次回展のご案内》「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」 2021年10月9日(土)~10月31日(日)

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the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

大阪・肥後橋のYoshimi Artsとの共同企画として、「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」を、10月9日(土)~31日(日)の会期で開催いたします。

泉茂共催企画として3回目となる本展は、現代作家6名と泉茂によるグループ展形式です。また会期中にはオンライントークショーを2日間の日程で開催いたします。

【詳細はこちら】

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2021-07-10
加藤 巧 展 関連イベント「トークセッション 加藤 巧 × 岩名 泰岳」収録映像公開のお知らせ

現在、ttkにて開催中の加藤 巧「Re-touch」展の関連イベント、「トークセッション 加藤 巧 × 岩名 泰岳」の収録映像をYouTubeに公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=xuNT2ff0fVo


「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」
トークゲスト:岩名泰岳氏(画家)
収録日・場所:2021年6月27日(日)、the three konohanaにて

現在開催中の加藤巧「Re-touch」展の関連イベントとして、「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」を収録で実施しました。
共に関西圏に近い東海地方に拠点を置き、同世代のペインター(画家)のお二人が、本展の加藤さんの作品を起点に、お互いの制作や活動の環境、絵画制作についての思考や向き合い方など、幅広い対話を展開しました。

 

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加藤 巧「Re-touch」2021年6月24日(木)~7月18日(日)

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・加藤 巧「Re-touch」 展示記録

 

加藤 巧 「Re-touch」
2021年6月24日(木)~7月18日(日)

休廊日:毎週月~水曜
開廊時間:12:00~18:00(* 18:00以降はアポイントメント制/電話orメールでお問い合わせください)
会場:the three konohana

 

【関連イベント】
「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」

トークゲスト:岩名泰岳氏(画家)
収録日・場所:2021年6月27日(日)、the three konohanaにて
※ 本展会期中にYouTubeに公開

現在開催中の加藤巧「Re-touch」展の関連イベントとして、「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」を収録で実施しました。
共に関西圏に近い東海地方に拠点を置き、同世代のペインター(画家)のお二人が、本展の加藤さんの作品を起点に、お互いの制作や活動の環境、絵画制作についての思考や向き合い方など、幅広い対話を展開しました。

* * *

このたびthe three konohanaでは、加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)の弊廊では5年ぶりの個展を開催いたします。

14~15 世紀の画家、チェンニーノ・チェンニーニの絵画技法を起点に、絵画の材料研究と並行して制作を続けてきた加藤は、ここ5年国内外の企画展を中心に精力的な発表をおこなってきました。2018年の京都芸術センターでの企画展とイギリス・ロンドンのCity & Guilds of London Art Schoolでのアーティスト・イン・レジデンス、19年の京都大学総合博物館での「タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法」、そして20年のVOCA展など、それぞれ技法や材料を起点にした作品を発表し、加藤が手掛ける絵画制作の範囲に広がりと深みを得る時期となりました。

この5年の活動の展開を経て、本展は「接触」をキーワードに、加藤の絵画にまつわる思考や行為を新たな枠組みで捉え直すことを狙いとします。本展の出品作品は、加藤がこの1年間に制作したもので構成しますが、コロナ禍以前と現在の制作の状況や環境に大きな変化はないと加藤は言います。ひとりスタジオの中で絵画材料や技術に触れ、思索と行為の積み重ねによって作品に仕上げていく。この日常的な制作環境を保つことを、自らの活動の中で変わらず一貫しておこなってきました。あらゆる物事に先入観なく丁寧に触れ続け、自らに受容することにより、過去と現在それぞれの時間に対等に向き合うことができる、今の時代に即した絵画のあり方の探究をさらに推進させています。

さらに、現在の社会状況の中で、改めて自らの「接触」への意識の強さに気づいたことから、本展の作品には近年見られなかった具体的なモチーフが散見されます。加藤の絵画を構築する行為に、社会への主張が明確に帯び始めたしるしであり、現代社会との接点としての絵画のあり方、制作行為の拡張・越境へと進む彼の意識が、本展の作品からは強く垣間見られます。

このコロナ禍で頻繁に見聞きする「接触」という言葉には、物理的な行為と人間同士のコミュニケーションについてイメージすることが多くなりました。加藤の絵画への対峙にはこの双方の要素がまさに含まれており、彼の絵画材料や技術との対話は、絵画のみの限られた範囲に留まらない、私たちの日常にあるあらゆるコミュニケーションに示唆を与える可能性を有しています。ただ一度ではなく、何度も思索や行為を重ねることにより理解・体得への道標があること。日常への回帰とこれまでの日常の根底にあるものを見直すために、目の前の物事に繰り返し接触することに躊躇わないこと。加藤の作品から立ち現れる、彼の様々な思考に積極的に触れていただければ幸いです。

 

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《Dialogue (P.D.F)》2020【出品予定作品】
顔料、アクリル樹脂(Paraloid B72)、乾性油、蜜蝋、樹脂プラスター、寒冷紗、兎膠、木製パネル  各 47.0 x 33.0 cm [2枚組]

 

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《One month》2021【出品予定作品】
顔料、漆喰、蜜蝋、乾性油、Jesmonite®︎ AC100、樹脂プラスター、木製パネル 60.0 x 80.0 cm

 

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「タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法」展示風景(京都大学総合博物館、2019年)[撮影:守屋友樹]

 

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《Macaloni》2019 (「VOCA展2020」出品作品)
顔料、漆喰、樹脂プラスター、ジェスモナイト、アルミ材、木材 240.0 × 170.0 × 2.0 cm[撮影:上野 則宏]

 

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「ニューミューテーション」展示風景(京都芸術センター、2018年)[撮影:大島拓也]

 

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《次回展のご案内》加藤 巧「Re-touch」 2021年6月24日(木)~7月18日(日)

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《Dialogue (P.D.F)》2020【出品予定作品】
顔料、アクリル樹脂(Paraloid B72)、乾性油、蜜蝋、樹脂プラスター、寒冷紗、兎膠、木製パネル  各 47.0 x 33.0 cm [2枚組]

 

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

弊廊では5年ぶりとなる加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)の個展「Re-touch」を、6月24日(木)~7月18日(日)の会期で開催いたします。

【詳細はこちら】

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2021-02-10
書籍『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』取り扱いのお知らせ

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加藤 巧さんが出展し、企画にも携わった展覧会、「タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法」(京都大学総合博物館、2019年)の記録集の取り扱いを開始しました。

予約制で現在開催中の「Gallery Collection 2020-2021」にお越しの際には、直接ご購入いただけます。本展では、タイムライン展で発表した加藤さんの作品も数点展示しております。

ご来廊でのご購入が難しい方には、メールでのご注文・郵送でご購入も承ります。
ご住所、お名前、購入冊数、お支払方法(銀行振込orクレジットカード決済)をご記入の上、メール(info(at)thethree.net)にてお申し込みください。
折り返しのメールにて、送料を含めたお支払金額とお支払い手続きのご案内をお送りいたします。(※ 送料は1冊200円、2冊370円、3冊以上は確認してお知らせします。)

『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』 TIMELINE: Multiple measures to touch time

価格:2,200円(税込)
仕様:A4判 297 × 210 mm 80頁 並製 カバー有
ISBN:978-4-9910062-2-7 C0070

編集:「タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法」プロジェクト アーカイヴ制作チーム
デザイン:熊谷篤史
執筆:中村史子、武田宙也、岡田温司、田口かおり
発行所:this and that

出展作家:井田照一、大野綾子、加藤巧、土方大、ミルク倉庫+ココナッツ
企画:タイムライン展実行委員会(岡田温司 実行委員長/京都大学大学院人間・環境学研究科教授、岩﨑奈緒子 京都大学総合博物館教授、武田宙也 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授、加藤巧 美術家、田口かおり 東海大学創造科学技術研究機構講師/修復士、土方大 アーティスト/インストーラー〈所属・役職は2019年当時〉)
展覧会:2019年4月24日~6月23日「京都大学総合博物館2019年度春季企画展『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』」

 

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また、弊廊にて2015年に開催した「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」展のキュレーター、長谷川新さんが企画した展覧会「STAYTUNE/D」(ギャラリー無量・石川、2019年)の図録も、合わせて取り扱いをしています。

『STAYTUNE/D』

価格:3,300円(税込)
仕様:A4判変形 256×210×9mm 120頁 並製 カバー有
ISBN:978-4-9910062-1-0 C0070

編著:長谷川新
デザイン:熊谷篤史
発行所:this and that

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写真左:『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』
写真右:『STAYTUNE/D』

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2021-01-11
「Gallery Collection 2020-2021」2021年1月14日(木)~3月下旬[完全予約制]

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「Gallery Collection 2020-2021」
2021年1月14日(木)~3月下旬(予定)

主な出品作家:泉茂、加賀城健、加藤巧、森村誠

※ ご来廊は終日予約制にて承ります。(曜日、時間は問いません。)
※ ご来廊をご希望の方は、SNS(Twitter、Facebook)のメッセージまたはメール(info(at)thethree.net)にて、ご希望の日時を明記の上、ご希望日の2日前までにご連絡ください。
※ 当方の都合により、ご希望の日時に添えない場合がございます。なにとぞご了承くださいませ。

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このたびthe three konohanaでは、3月下旬までの間、「Gallery Collection 2020-2021」を完全予約制で開催いたします。

本展では、昨年ttkで開催した展覧会に出品した4名の作家の作品を中心に展示いたします。
また、ttk山中のプライベートコレクションの展示も併設し、合わせてご覧いただけます。

通常の開廊日・時間以外もご来廊可能な場合がございますので、お気軽にご希望の日時をお問合せくださいませ。

なお、昨今の新型コロナウイルス感染拡大予防として、ご来廊のお客様へは以下のご対応をお願いいたします。

  • マスクを必ず着用の上お越しください。体調不良の方はご来廊をお控えください。
  • 展示会場入口にアルコールを用意しておりますので、手の消毒をお願いいたします。
  • ご来廊時に非接触型の体温計にて体温を測定いたします。37.5度以上のお客様はご入室をご遠慮ください。
  • スマートフォンをお持ちの方は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の稼働、または「大阪コロナ追跡システム」の登録をお願いいたします。