結城 加代子

2015-09-29
外部の展覧会情報 15年10月【10/15更新】

ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家末永 史尚さんが、山口市のギャラリーナカノにて個展を開催いたします。

末永史尚 個展 「カモフラージュ」

会期:2015年10月9日(金)~11日(月・祝)
開廊時間:11:00~19:00
会場: ギャラリーナカノ 753-0074  山口市中央1-5-14 TEL:083-924-6648

http://www.gallery-nakano.com/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家小濱 史雄さんが、「フクイ夢アート2015」に参加いたします。

「フクイ夢アート2015」

会期:2015年10月4日(日)~25日(日) 火曜休
開廊時間:11:00~18:00
会場:福井市内(詳細はHPをご確認ください)

http://www.fukui-yumeart.com/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家柄澤 健介さんが、金沢市のHAAGでのグループ展に参加いたします。

「百夜望夜 静かな川の流れは深い」

会期:2015年10月4日(日)~25日(日) 月曜休廊
開廊時間:14:00~18:00
会場:HAAG (920-0831 石川県金沢市東山1-12-4 TEL:083-924-6648)

http://haagkanazawa.wix.com/haag

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家荒木 悠さんが、ロンドンの「BFI LONDON FILM FESTIVAL 2015フクイ夢アート2015」に参加いたします。荒木さんの作品は、Experimenta部門のSecond Sightプログラムにて、10月18日(日)の16:00より上映いたします。

「BFI LONDON FILM FESTIVAL 2015フクイ夢アート2015」

会期:2015年10月7日(水)~18日(日)
会場: BFI Southbank (Belvedere Road, South Bank, London SE1 8XT)※Experimenta部門のSecond Sightプログラムの会場です。

https://whatson.bfi.org.uk/lff/Online/

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昨年1月~3月にttkにて開催しました「まよわないために」展の出品作家金崎 亮太さんが、大阪・茨木のla galerieにて個展を開催いたします。

Ryota Kanasaki 「resonance / archive」

会期:2015年10月15日(木)~10月26日(月) 10月21日(水)、24日(土)休廊
開廊時間:11:00~19:00 ※最終日は17:00まで
会場:la galerie (567-0888 茨木市駅前1-8-28 GLAN FABRIQUE 1F TEL:06-6647-5088)

http://glanfabrique.com/category/lagalerie/

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一昨年6月~7月にttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家斎藤 玲児さんが、横浜市民ギャラリーあざみ野でのグループ展に参加いたします。

あざみ野コンテンポラリーvol.6「もう一つの選択 Alternative Choice」

会期:2015年10月17日(土)~ 11月8日(日) 10月26日(月)休館
出品作家:青山悟、斎藤玲児、友政麻理子、凌宗権、和田昌宏、王坪

開館時間:10:00~18:00
入場料:無料
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 Tel:045-910-5656)

http://glanfabrique.com/category/lagalerie/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家上田 良さんが、アーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」として大阪・阿波座のsapce_inframinceにて展覧会を開催いたします。

THE COPY TRAVELERS by THE COPY TRAVELERS

会期:2015年10月21日(水)~11月21日(土) (営業時間および営業日は下記リンク内のSNSページをご確認ください)
会場:sapce_inframince (大阪市西区阿波座1-9-22 TEL:06-6541-9520)

https://www.facebook.com/events/1479753212329480/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展のキュレーター長谷川 新さんが、大阪・難波のCASにて展覧会のキュレーションを担当いたします。

椎原保+谷中佑輔 「躱(かわ)す」

会期:2015年10月24日(土)~11月7日(土) 月・木曜休廊
開廊時間:14:00-19:00
会場:CAS (556-0016 大阪市浪速区元町1-2-25 A.I.R.1963 3階 TEL:06-6647-5088)

http://cas.or.jp/2015/Kawasu/index.html

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家末永 史尚さんがキュレーションを担当する展覧会が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsにて開催いたします。

Maki Fine Arts 5周年記念展 「控えめな抽象」

会期:2015年10月31日(土)~11月15日(日) 月・火・祝祭日休廊
出品作家:高橋信行・田中和人・末永史尚・佐々木耕太・松延総司
開廊時間:12:00-19:00
会場:Maki Fine Arts (162-0802 東京都新宿区改代町4 黒川ビル1F TEL:03-5579-2086)

http://www.makifinearts.com/jp/exhibitions/discreet_abstraction.html

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昨年11月~12月にttkにて個展を開催しました小松原 智史さんが、「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」に参加いたします。

「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2015」

会期:2015年10月24日(土)~11月3日(火・祝) 会期中無休
開場時間:10:00~17:00
会場:アキヤマ(宇陀松山エリア)
入場料:無料(※キュレーター会場は有料)

http://hanarart.jp/2015/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展のキュレーター長谷川 新さんが、東京・恵比須のwaitingroomにて展覧会のキュレーションを担当いたします。

doubles vol.1『すくなくともいまは、目の前の街が利用するためにある』
キュレーター×アーティスト:長谷川新×武田雄介 趙純恵×川村麻純

会期:2015年9月11日(金)~ 10月19日(日) 火~木曜休廊
開廊時間:月曜 17:00 ~ 23:00 / 金・土・日曜 13:00 ~ 19:00
会場:waitingroom (150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-8-11渋谷百貨ビル3F(4B) TEL:03-3476-1010)

http://waitingroom.jp/

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一昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展のディレクター結城 加代子さんが、東京の駒込にギャラリースペースを新たにオープンいたします。ギャラリーへは、JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅北口または東口より徒歩2分です。

髙木 大地 「HUNDREDTH MONKEY」

会期:2015年9月26日(土)~10月25日(日) 月・火・祝日休廊
開廊時間:水~土曜日 12:00~19:00 / 日曜日 12:00-17:00
会場: KAYOKOYUKI (170-0003 東京都豊島区駒込2-14-2 TEL:090-1819-1664)

http://kayokoyuki.com/ja/

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昨年9~10月にttkにて個展を開催しましたNO ARCHITECTさんが、大阪・梅田の無印良品グランフロント大阪 Open MUJIでのグループ展に参加し、会場構成を担当しています。

「アワーズカリグラシマガジンと50人のクリエイター」

会期:2015年9月15日(火)-10月14日(水) 会期中無休
開場時間:10:00-21:00
会場:無印良品グランフロント大阪 Open MUJI (大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪北館4F TEL:06-6359-2171

http://ours-magazine.jp/blog/ours-exhibition/

 

2015-08-27
外部の展覧会情報 15年9月【9/20更新】

ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。

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今年6月~7月にttkにて個展を開催しました森村 誠さんが、大阪・中津のART SPACE ZERO-ONEにて個展を開催いたします。

森村 誠 個展「A girl named Rita」

会期:2015年9月6日(日)~27日(日) 会期中の日曜日のみオープン
開廊時間:13:00~18:00
会場:ART SPACE ZERO-ONE (531-0072 大阪市北区豊崎4丁目9-16白苑ビル31)

http://kenichi-takasu.com/zero/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展のキュレーター長谷川 新さんが、東京・恵比須のwaitingroomにて展覧会のキュレーションを担当いたします。

doubles vol.1『すくなくともいまは、目の前の街が利用するためにある』
キュレーター×アーティスト:長谷川新×武田雄介 趙純恵×川村麻純

会期:2015年9月11日(金)~ 10月19日(日) 火~木曜休廊
開廊時間:月曜 17:00 ~ 23:00 / 金・土・日曜 13:00 ~ 19:00
会場:waitingroom (150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-8-11渋谷百貨ビル3F(4B) TEL:03-3476-1010)

http://waitingroom.jp/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家上田 良さんが、名古屋・伏見のYEBISU ART LABOのグループ展に参加いたします。

「転がる着地点」 上田 良・山口 麻加

会期:2015年9月5日(土)~27日(日) 火・水曜休廊
開廊時間:13:00~19:00
会場: YEBISU ART LABO (460-0003 名古屋市中区錦2-5-29 エビスビルPART1 4F TEL:052-203-8024)

http://yebisu-art-labo.jimdo.com/

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一昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展のディレクター結城 加代子さんが、東京の駒込にギャラリースペースを新たにオープンいたします。ギャラリーへは、JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅北口または東口より徒歩2分です。

髙木 大地 「HUNDREDTH MONKEY」

会期:2015年9月26日(土)~10月25日(日) 月・火・祝日休廊
開廊時間:水~土曜日 12:00~19:00 / 日曜日 12:00-17:00
会場: KAYOKOYUKI (170-0003 東京都豊島区駒込2-14-2 TEL:090-1819-1664)

http://kayokoyuki.com/ja/

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昨年9~10月にttkにて個展を開催しましたNO ARCHITECTさんが、大阪・梅田の無印良品グランフロント大阪 Open MUJIでのグループ展に参加し、会場構成を担当しています。

「アワーズカリグラシマガジンと50人のクリエイター」

会期:2015年9月15日(火)-10月14日(水) 会期中無休
開場時間:10:00-21:00
会場:無印良品グランフロント大阪 Open MUJI (大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪北館4F TEL:06-6359-2171

http://ours-magazine.jp/blog/ours-exhibition/

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一昨年6~7月にttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家藤田 道子さんが、東京・代々木上原のkitoitにて、個展を開催いたします。

藤田 道子「4つのために」

会期:2015年9月19日(土)~27日(日) 月曜休
開廊時間:13:00〜21:00 (土日は20:00まで)
会場:kitoit (東京都渋谷区西原3-21-1ホタルビル1F TEL:03-5790-9157)

http://post-party-depression.tumblr.com/

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昨年3~5月に個展を開催しました鮫島 ゆいさんと、今年9~10月に個展を開催いたします伊吹 拓さんが、大阪・中津のAIDA Galleryのグループ展に参加いたします。

「Painter Session」

会期:2015年8月23日(日)、8月30日(日)、9月6日(日)
開廊時間:13:00~18:00
会場: AIDA Gallery (531-0072  大阪市北区豊崎4−9−16白苑ビル32)

https://tackk.com/v2evc0

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展のキュレーター長谷川 新さんが、東京・馬喰町のCASHIにて展覧会のキュレーションを担当いたします。

「Celsius」

会期:2015年8月20日(木) ~9月27日(日) 月~水曜休廊
出展作家:福居伸宏、新平誠洙、hyslom、宮崎直孝、田中真吾
企画:長谷川新(本展共同キュレーター)、松島英理香(CASHI / 本展共同キュレーター)、大下裕司(本展コーディネーター)
協力:アートコートギャラリー、eN arts、小山藝術計画

開廊時間:木~日 11:00~19:00
会場:CASHI (103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-5-18-1F TEL:03-5825-4703)

http://cashi.jp/lang/ja/exhibition/2291.html

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家末永 史尚さんが、埼玉・所沢の「引込線 2015」に参加いたします。

「引込線 2015」 美術作家と批評家による第5回自主企画展

会期:2015年8月29日(土)~9月23日(水) 会期中無休
開場時間:10:00~17:00
会場: 旧所沢市立第2学校給食センター(359-0002 埼玉県所沢市中富1862-1)
入場料:無料

http://www.hikikomisen.com/

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昨年6月~7月にttkにて個展を開催しました小出 麻代さんが、新潟の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に参加いたします。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」

会期:7月26日(日)~ 9月13日(日)
開催エリア:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町)
入場料:一般3,500円/大学生以下3,000円(前売券 一般3,000円/大学生以下2,500円)
(※小出さんの展示会場は、下条・飛渡エリアの旧枯木又分校です)

http://www.echigo-tsumari.jp/about/triennale_2015/

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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家小濱 史雄さんが、名古屋のアートラボあいちでのグループ展に参加いたします。

「Sky Over Ⅰ」

会期:2015年8月7日(金)~9月27日(日)
開廊時間:11:00~19:00(金曜は20:00まで)
会場:アートラボあいち大津橋(名古屋市中区丸の内三丁目4−13 愛知県庁大津橋分室2階、3階/開館日:金、土、日、祝)
アートラボあいち長者町(名古屋市中区錦二丁目7−20 旧玉屋ビル3階~5階/開館日:木、金、土)
入場料:無料

http://www.nua.ac.jp/headline/12388.html

 

2014-10-23
外部の展覧会情報 14年11月(10/30更新)

ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。

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昨年3月~5月にttkにて個展を開催しました伊吹 拓さんが、京都府木津川市にて開催の「木津川アート2014」に参加いたします。

「木津川アート2014」

会期:2014年11月2日(日)~15日(土)
開場時間:10:00~17:00 入場無料
会場:近鉄高の原駅・山田川駅、JR西木津駅周辺(伊吹さんはJR西木津駅近くのNTTビルにて展示いたします)

http://www.kizugawa-art.com/

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今年9月~10月にttkにて個展を開催しましたNO ARCHITECTSが、香川・丸亀市猪熊弦一郎美術館の教育普及プログラムに参加いたします。

開館23周年記念日関連 「ミモカの小屋」プロジェクト

会期:2014年10月25日(土)~11月23日(日)

■「ミモカの小屋を考えよう!」 2014年10月25日(土)13:30-16:30頃

■「ミモカの小屋をつくろう!」
①小屋の本体づくり:2014年11月1(土)・2(日)・3(月・祝) 各日10:00-15:00(途中休憩含む)
②小屋の飾りつけ:2014年11月8(土)・9(日)・15(土)・16(日)・22(土) 各日10:00-12:00

■「ミモカの小屋のおもてなし人になろう!」 2014年11月23(日・祝)10:00-17:30(交代制)

会場:丸亀市猪熊弦一郎美術館 (763-0022 丸亀市浜町80-1)

http://www.mimoca.org/ja/events/2014/11/23/1217/

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今年9月~10月にttkにて個展を開催しましたNO ARCHITECTSが、大阪・吹田で開催の展覧会の会場構成を担当いたします。

「i want you あなたがほしい」

会期:2014年10月25日(土)~27日(月)
開場時間:10:00~21:00
会場:吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」(564-0025 吹田市南高浜町6-21)

出品作家:植松琢麿、林勇気
企画:小林公〈兵庫県立美術館学芸員〉
オーガナイザー:後藤哲也〈デザイナー〉
会場構成: NO ARCHITECTS

http://hamayashiki.com/

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今年6月~7月にttkにて個展を開催しました小出 麻代さんが、京都精華大学内で開催するグループ展に参加いたします。

Kasetsu 第一期 『ボリュームと諧謔』

会期:2014年10月28日(火)~11月18日(火) (毎週土・日曜、10/31、11/1~4、13~15休)
開場時間:13:00~19:00
会場:京都精華大学 対峰館1階 ブックアート工房 (606-8588 京都市左京区岩倉木野町137)
出品作家:小出 麻代、川崎 麻祐子、花岡 伸宏

http://kasetsu2014.tumblr.com/

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昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展のディレクター結城 加代子さんが、東京・渋谷の渋谷ヒカリエで開催する展覧会企画に参加いたします。同じく「SLASH/09」展の出品作家斎藤 怜児さんも、当展に参加いたします。

COVERED TOKYO: Hikarie, 2014

会期:2014年10月29日(水)~11月10日(火)
開場時間:11:00〜20:00
会場:渋谷ヒカリエ 8F(〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1)

http://www.coveredtokyo.com/ja/

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昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家小林 礼佳さんが、東京・末広町の実家 Jikkaにて個展を開催いたします。

小林礼佳 Ayaka Kobayashi “ The Bluing ”

会期:2014年11月1日(土)~16日(日)[4(火)、10(月)休廊]
開廊時間:12:00〜19:00
会場:実家 Jikka(101-0021 東京都 千代田区外神田3-6-14 深野ビル1F)

https://www.facebook.com/SpaceJikka

 

2014-02-28
外部の展覧会情報 14年3月

ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。

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現在ttkで開催中の「まよわないために」出品作家國政聡史さんが、京都堀川団地で開催されるアートプロジェクトに参加いたします。

「CITY IN MEMORY 記憶の街」

会期:2014年3月1日(土)~23日(日) ※イベントにより開催日時が異なりますのでHPをご確認ください
会場:堀川団地

主催:京都市立芸術大学
共催:文化庁、平成25年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業(文化庁委託事業)
協力:京都府住宅供給公社、京都市、京都府、堀川COMMON、都市居住推進研究会、堀川団地のみなさん
お問合せ:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA (TEL:075-253-1509)

http://gallery-akcua.org/city_in_memory/

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現在ttkで開催中の「まよわないために」出品作家三木祐子さんと金崎亮太さんが、東京京橋のアートスペース羅針盤でのグループ展に参加いたします。

「脈々と具体 東京」

会期:2014年3月3日(月)~3月15日(土)
開廊時間:12:00~20:00(最終日は18:00まで)
定休日:日曜日

会場:アートスペース羅針盤(104-0031 東京都中央区京橋 3-5-3 京栄ビル2F TEL:03-3538-0160)
http://www.rashin.net/

※ なお金崎亮太さんは、当会期中に開催の「アートフェア東京2014」にも、Ic810のブースにて出品いたします。

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昨年6月7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」のディレクター結城加代子さんが、東京・汐留のパークホテル東京にて開催するアートイベントの企画に参加いたします。

「COVERED TOKYO Park Night 2014」

開催日時:2014年3月7日(金)20:00~23:00
会場:パークホテル東京 25Fロビー(105-7227 東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー25F)
入場料:2000円 (アートフェア東京のVIPカードをお持ちの方はご招待)

共同開催:COVERED TOKYO (KAYOKOYUKI / TALION GALLERY / nap gallery / HAGIWARA PROJECTS) / 美術出版社 / パークホテル東京 / アートフェア東京
協力:サントリー酒類株式会社 / 日本経済新聞 電子版 / ARATANIURANO / Take Ninagawa / NANZUKA / MISAKO & ROSEN
問合せ: 03-6300-5881 / info@hagiwaraprojects.com

http://www.coveredtokyo.com/ja/

※ なお結城加代子さんは、当会期中に開催の「アートフェア東京2014」にも、KAYOKOYUKIとして出展いたします。

 

2013-09-25
「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」東京巡回展開催

ttkにて6月7月に開催いたしました「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」が、東京にて巡回開催いたします。
ttkの展示を、新作も交えて再構成する内容となっております。ttkでの展示をお見逃しになられた方は、ぜひこの機会にご高覧くださいませ。

会期:2013年10月2日(水)ー10月10日(木)12:00-19:00
オープニングレセプション:10月2日(水)18:00-20:00

会場:実家JIKKA
101-0021 東京都千代田区外神田3-6-14 深野ビル1F
https://www.facebook.com/SpaceJikka

デザインワーク:CRAFTIVE

企画:KAYOKOYUKI http://www.kayokoyuki.com/ja/

 

2013-08-12
「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」 展示記録

撮影日:2013年7月18日 撮影:長谷川 朋也

 

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2013-08-03
「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」を振り返って

ttk開廊2つ目の展覧会となりました「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」。
ttkの企画の3本柱のうち、作家ではなく専門ディレクターを招致しての企画「Director’s Eye」シリーズのこけら落としとして開催したものですが、ここにはディレクターの結城加代子さんの企画の意図が、ttkの現代美術に対する向き合い方と自然と合致した様を提示した内容となりました。

 

当展のタイトル「回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」の通り、この展覧会の最大の目的は、鑑賞者に対する展覧会における鑑賞態度への提言だったように思います。まず展示スペースに入ったときのここの作品の印象が強くないこと、どこからどこまで(何から何まで)が「作品」なのかどうか、一見意味深には感じられるがこの作品配置に何の意図があるのか。この展覧会で4人が作った世界観は、いかに直接的なアプローチを避けるかという点にあったと思います。空間全体を概観しただけでは、何かここにあるのかはさっぱり分からない。そのためには個々の作品へと視界を絞っていく。その中で3人の作家の個性やテーマを読み取り、この3人の表現をどのようにカテゴリー分けしていくか。そこにはもちろん唯一の答えがあるわけではありません。その答えのごとに空間内の地図は複数発生していきます。この展覧会は鑑賞者の数だけその答えがあるというアプローチの元に、計算されて作られたものでした。これから述べる内容は、あくまでも私個人が見て自分の頭の中で作った地図です。

 

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まず、ホワイトキューブの展示から。この空間の展示が、まさにこれぞSLASHと言える作り方で出来上がったものです。作家3人の領域分けは明確だったものの、4人の意思疎通の中で明確に一つのコンセプトによる展示を作ろうと現場で苦心したものでした。この空間においては、作品に直接ベクトルが向く「かたちを認識する視覚」という、一般的な鑑賞で用いられる感覚に頼れない空間だったように思います。

藤田さんは、今回糸の作品を多用し、特に壁面2面を使った大規模なインスタレーションが印象に残っていると思いますが、実は糸の存在にその実態があるのではなく、糸が空間に差し込む太陽光に作用する、そのわずかな変化にその実態がありました。つまり、複数の糸の色が光や白い壁面、または糸同士が交わることで生じる色彩の変化は、糸そのものよりも、それに隣接する空気や空間に視点が向けられていきました。
小林さんは、素材に使った防災グッズよりも、そこに付与される彼女の詩の存在。作家の主観性が入るような手書きの文字ではなく、全て活字によってシートや切り文字として起こされた文字の集合体には、かたちについての意味性はなく、あくまでも文字による情報として、鑑賞者へ提示されていきました。各々の詩によって、防災グッズの意味性を解体するのは本来の小林さんの表現のコンセプトでもありました。
斎藤さんの2種類の映像は、彼自身の日常的な視点を断片的に切り刻み脈略を失くすかのようにつなげていくものですが、彼の映像で強調されるべきは「リズム」です。動画と静止画が切り替わるタイミングと個々の投影時間、そして映像にリンクされる時とされない時がある音声。視覚で受ける「像」はあくまでも「イメージ」に過ぎず、ここに彼の身体性を求めるならば、実体あるものは彼が編集という行為の中で恣意的に作り出した「リズム」に注目すべきなのです。

以上の各作家のアプローチから、当初の想定どおり多くの鑑賞者の方々がこの展示に戸惑ったわけです。視覚に頼らないこととしながらも、個々の作品は物質性を強調しており、視覚での認識へと誘導されざるを得ないものでもありました。しかし、視覚だけでは解答の導きには限界があり、まずは視覚以外の感覚からこのホワイトキューブの展示は読み取るべきであろうと思いました。

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そして、奥の和室からベランダへと流れるもう一つの空間。個々の作品作りはホワイトキューブと同じでしたが、どちらかというと個人担当制で作られた展示でした。しかし、この空間に対する取り組みは、ホワイトキューブとは対極の有機的な「サイトスペシフィック」であったと思います。
前回の伊吹展での使い方から一変して、非常にシンプルな展示になりました。このシンプルさは、もちろんホワイトキューブの展示と共通するものですが、そもそも空間自体の意味やシステムが対照的なので、近い手法を取ってもその表現は大きく変化します。そんな展示手法を取って提示したものは、このttkの和室展示室の細部への誘導でした。和室内は、藤田さんと小林さんが照明に施したコラボレーション作品のみ。それによって、室内の畳や窓やふすまや天井に至るまで、鑑賞者の方の視線は和室空間全体へと大きく動くことになりました。前回の伊吹展よりも、お客さんの和室に対する反応が特に多かったことがその現われだと思います。
ベランダ手前の土間付近に藤田さんの小品が複数並んで強弱をつけた後には、最後のベランダでは、1階へ降りる階段に斎藤さんのミニシアターが登場しました。特に最後の斎藤さんのベランダの作品は、ホワイトキューブで流された映像とは異なり、比較的長回しの映像素材が中心で、音声も映像とリンクしているものが多い作品でした。つまり、このttkの和室空間は、かつての生活環境を想像させる実体感のある空間として、その実体あるものとは何かを確認するために、もう一度視覚に戻るというアプローチだったのではないでしょうか。

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そもそも、この展示のコンセプトは「美術の展覧会を鑑賞することにおける、鑑賞者への態度の問いかけ」でしたが、その「視覚/見る」行為というものに焦点を当てるために、その周辺へと関心を誘導するものだったのではと思いました。もちろん「見る」ことが、ただ色やかたちを把握するだけではありません。しかし、どうしても答えを拙速に求めるあまりに、視覚以外の感覚をなおざりにしがちです。けれども、最終的には「視覚」は美術表現を読み取るためには必須の感覚です。そうした「道順」を鑑賞者が各自で見つけ出していく。その大切さを伝えようとした企画が、このttkで繰り広げられたSLASHだったのだと思います。

ttkの今後の企画でも、この結城さんたちが実践してくれたアプローチを意識して、鑑賞者の自発性をさらに喚起させる企画を作っていきたいと思います。

 

2013-08-03
SLASH/09展に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介

「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」展につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。

主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。

・Lmaga.jp「小吹隆文のアート男塾-6月の10本ノック」(プレビュー/6月5日)
http://lmaga.jp/article.php?id=2234

・『美術手帖 7月号』 ART NAVI(プレビュー/6月17日)

・ブログ「プラダーウィリー症候群(Prader-Willi Syndrome)の情報のメモ」(レビュー/6月19日)
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20130619

・ブログ「亰雜物的野乘」(レビュー/7月18日)
http://zatsuzatsukyoyasai.blogspot.jp/2013/07/directors-eye-1-slash09the-three-knohana.html

 

2013-07-04
外部の展覧会情報 13年7月【7/13更新】

今後こちらでは、ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報もお知らせいたします。

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今年春にttkにて個展をしました伊吹拓さんが、「京展2013」に入選し、作品を出品しております。

京都市美術館開館80周年記念展 「2013京展」
会期:7月3日(水)~7月19日(金)
会場:京都市美術館

入場料:大人900円(800)、高大生600円(500)、小中生400円(300)( )内は20名以上の団体料金
京都市内在住の70歳以上の方(京都市敬老乗車証等で確認)と小・中学生及び高校生等は無料。障害者手帳等の提示の方は無料
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/kyoten2013.html

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現在ttkで展覧会開催中のディレクター結城加代子さんの企画が、東京の「青山|目黒」にて開催されます。

大田黒衣美「不知火の水まくら」
会期:7月13日(土)~8月10日(土) 12:00-19:00
定休日:日・月曜日
会場・協力:青山|目黒 (東京都目黒区上目黒2-30-6 日比谷線/地下鉄「中目黒駅」徒歩8分)
Tel: 03-3711-4099 http://aoyamameguro.com

企画:KAYOKOYUKI
デザインワーク:CRAFTIVE
http://www.kayokoyuki.com/

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現在ttkで展覧会開催中の作家、藤田道子さんの個展が、東京の「Gallery惺SATORU」にて開催されます。

藤田道子 MIXING COLORS
会期:7月14日(日)~8月4日(日) 12:00 – 19:00
定休日:月・火曜日 *7月15日(月・祝)開廊
オープニングレセプション:7月14日(日) 17:00-19:00

会場:Gallery惺SATORU(東京都武蔵野市御殿山1-2-6 VIEWCANYON吉祥寺御殿山地下1階)
TEL:0422-41-0435 http://gallerysatoru.com/

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2013-06-07
Director’s Eye #1  結城 加代子 「SLASH / 09 −回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を−」

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・「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」 展示風景

・「SLASH/09 回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を」を振り返って

・SLASH/09展に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介

 

 

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Director’s Eye #1  結城 加代子
「SLASH / 09 −回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を−」
2013年6月7日(金)〜7月14日(日)

☆ 7月22日(月)まで会期延長いたします。
7月15日(月)~17日(水) 休廊
18日(木) 14:00~19:00
19日(金) 12:00~18:00
20日(土) 休廊
21日(日) 12:00~19:00
22日(月) 13:00~18:00 [再延長]

開廊時間:毎週木曜〜日曜 12:00〜19:00
休廊日:毎週月曜〜水曜
会場:the three konohana

展覧会ディレクター:結城 加代子KAYOKOYUKI
出品作家:小林 礼佳斎藤 玲児藤田 道子
デザインワーク:CRAFTIVE

オープニングパーティー:6月7日(金)17時〜
トークショー:6月7日(金)18時〜19時

* * *

Director’s eyeの第1弾は、結城 加代子(YUKI Kayoko, b.1980)の企画によるグループ展「SLASH / 09 -回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を-」を開催いたします。

結城は2011年に「KAYOKOYUKI」を立ち上げ、特定のスペースを設けず、独自の切り口による展覧会企画や、自らの取り扱い作家の企画やマネージメントなどを、東京を中心に精力的に展開しています。

彼女の仕事の中で特筆すべきものは、毎回異なる出品作家をセレクトしたグループ展シリーズ「SLASH」です。作家と共に幾度とミーティングを重ねながら、お互いの意識やイメージを共有させていくことから、企画作りは始まります。各作家およびディレクターの異なる個性を尊重しながらも自然と一つの磁場へと引き寄せるかのように、各人の思考やプロセスが丁寧かつ平等に積み重ねられて、一体感がみなぎる展示を毎回実現してきました。ディレクターの立場の人間が、作家と誠実なコミュニケーションをとって展覧会を作るということの、理想的なモデルケースの一つであるように思います。

彼女独特のバランス感覚に満ちたコミュニケーション力でもって、作家の新たな一面を引き出す手腕と、首尾一貫した思考と実行力による彼女の企画は、各所で高く評価されています。当展は、結城による展覧会企画を、関西で初めて開催するものです。この「Director’s Eye」シリーズは、展覧会を企画する専任ディレクターの育成とその役割の必要性を強調するための企画です。近年作家主導による展覧会企画が各所で目立つ中で、専任のディレクターによる企画から現れるべき思考やスタンスにおける客観性、そして作家とディレクターを分業することによって、展示および個々の作家のクオリティの向上をもたらすことの実効性を、彼女の企画を通じて強く実感していただける機会になればと思います。

the three konohana  山中 俊広

 

【当展趣旨】

このたびKAYOKOYUKIは、大阪市此花区にオープンしたばかりのギャラリースペース、the three konohana にて、連続シリーズ『SLASH』を開催致します。SLASH』展は、複数人のアーティストをとりあげ、シリーズで展開していく企画展です。

この企画『SLASH』では、単に複数人のアーティストを並べて展示するだけではなく、事前に幾度となくミーティングを重ね、お互いのイメージや意識を深く理解するところから始めていきます。その上で、それでは作品を通して、自分たちは社会にいったい何を提示できるのか、何がおもしろいのか、何が可能であるのかを話し合い、展示プランを決めます。また、それはDMのデザインにも及び、それぞれの共通する目的からキーワードを上げ、アートディレクターのCRAFTIVEとともに一つの作品を生み出すように制作されています。その時代の流行や、1人のアーティスト、キュレーターの視点に委ねるのではなく、それぞれの立場で考えを出し合い、自らの手でまず価値をつくっていくことこそが必要であると考えています。個人で完結するのではなく、また勝ち負けではないところで、それぞれの思想が交わること、そこから生まれる想像力の多様性を信じて探っていきます。

第9回目となる『SLASH / 09 -回路の折り方を しかし、あとで突然、わかる道順を-』では、小林 礼佳(KOBAYASHI Ayaka,b.1988)、斎藤 玲児(SAITO Reiji, b.1987)、藤田 道子(FUJITA Michiko, b.1980)の3人展を開催します。

小林 礼佳は、2013年に武蔵野美術大学大学院を修了し、GALLERY b.TOKYO(東京)での個展や、若手ギャラリーの集合企画展『COVERED TOKYO: October, 2012』などで、物質と言葉を組み合わせた挑戦的な作品を発表し続けています。今年行われた修了制作展においては、25平米ほどの白い空間に”く” の字型の壁を配置し、自身で紡ぎだした言葉を貼付けていきました。鑑賞者は、その始まりと終わりの不明瞭な途切れ途切れの文章を探しながらさまよい、一瞬ホワイトアウトしかける視点を、ふいに現れる言葉により現実につなぎ止められるような、複雑な感覚に陥ります。

斎藤 玲児は、2010年に武蔵野美術大学を卒業し、〈#1〉~〈#14〉までの映像作品を制作しました。最近では2013年に山手83(神奈川)で個展を開催し、最新作となる〈#13〉、〈#14〉を発表しました。日常的に撮影し続けている写真と映像を素材に、iMovieを使ったアナログに近い手法で切り貼りしていきます。かつて記録された連続的な事象は、音も図像も感情も一度バラバラになり、編集される時の斎藤の身体を通して新たに再構成されます。普段の生活の中で出会った人物、風景、出来事を扱いながらそこから一定の距離を保ち、あくまで絵の具やキャンバスなどの物質を扱うようにPCは操作され、決定されます。

藤田道子は、2004年に東京造形大学版画コース研究生を修了し、現在同大学にて非常勤講師として従事しています。シルクスクリーンの技法を使い、紙だけでなく布や鏡などの素材にもプリントする他、様々な物質を扱いインスタレーションします。薄い透明色のインクを使って、細い線の重なりによって描く幾何学模様や、木材やガラスに糸やリボンを組み合わせた作品など、モノがそこに存在することで生まれる光の反射や影などの自然現象を生み出します。Gallery惺SATORU(東京)やRyumon coffee stand(東京)などで個展を開催しています。

今年発行されたガーディアン誌が、「私たちの時間の感じ方は感情によって変化する」と報じました。脳の時間の知覚には、それまで経験した記憶や年齢などに対する相対的な情報と、その瞬間に感じている怒りや恐怖、親しみや愛しさなどの感情に対する注意のプロセスも同時に作用しているという研究結果でした。私たちには平等に一定の時間が与えられていながら、体験や経験によって、感じることのできる時間は伸び縮みしてしまうのです。 3人のアーティスト達は、それぞれが全く異なる手法によって素材やメディアを扱い、日常に複雑に絡み合う現象の瞬間を作品に収めています。もし彼らの作品に潜んでいる回路を辿ることで、それまで感じ得なかった感情や感触を疑似体験できたなら、相対的に感じるのみでは行き当たらない、リアルタイムな経験による個々の新しい回路を発見できるのではないでしょうか。

当展ディレクター 結城 加代子(KAYOKOYUKI)

※『SLASH』とは…ファンが作った2次創作作品(ファン・フィクション)の中で、キャラクター同士が結びつくようなカップリングを示す際に間にスラッシュ記号( / )を入れたことから、それらを総称して「スラッシュもの」と呼ばれています。