山中 俊広

2014-09-10
KAMO 15th Meeting 【9/27(土)20:00〜 @ millibar】

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日時:2014年9月27日(土)20時~22時30分 (19時半開場)
会場:millibar(大阪市西区立売堀1-12-17)※トーク会場は2階になります。 http://artniks.jp/

トークゲスト:
山中 俊広(奈良・町家の芸術祭 はならぁと アートディレクター/KAMO運営メンバー)
参加費:入場時にワンドリンクご注文ください。追加のドリンクやお料理はキャッシュオン制です。

* * *

第15回KAMOは、KAMO運営メンバーの山中が、今年からアートディレクターに就任しました「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」についてお話いたします。

今年の秋も、関西では各地で地域型・屋外型のアートイベントが多数開催されます。主要なところでは、兵庫では六甲ミーツアート、西宮船坂ビエンナーレ、 龍野アートプロジェクト。大阪ではおおさかカンヴァス。滋賀ではBIWAKOビエンナーレ。これら以外にもさまざまなアートイベントが各地で開催され、近 年のアートの現場では、「地域型アートプロジェクトブーム」と呼ばれるほどです。

中でも、奈良県では「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」が、11月7日から奈良県内の8エリアにて開催されます。今年で4年目を迎え、関西の主要な地域 型アートプロジェクトとして認知されている「はならぁと」ですが、実施内容やシステムが昨年から随所に変わります。今年の「はならぁと」の見どころや特徴 とともに、近年の「地域型アートプロジェクト」の傾向や状況なども分析しながらお話させていただきます。

今回は、KAMO初めての会場「millibar/ミリバール」で開催いたします。地下鉄四つ橋線・本町駅23番出口、地下鉄長堀鶴見緑地線・西大橋駅2番出口より徒歩5分です。

参加費として、ワンドリンクをご注文ください。以後のドリンク追加や、食べもののご注文はキャッシュオン制でお楽しみいただけます。アルコールやお料理も多種取り揃えていただいておりますので、どしどしご注文いただき、熱いトークの一夜をお楽しみください。

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2014-08-12
「飛鳥アートヴィレッジ」 2014年度参加アーティスト募集のご案内

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奈良県明日香村主催によるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「飛鳥アートヴィレッジ」、本年度の参加アーティストの募集がスタートいたしました。

ttk山中は、昨年度に引き続いてプログラム・コーディネーターとして、レジデンスと成果発表展示のサポートをさせていただきます。
本年度は作品展示/成果発表のスタイルが昨年度から様変わりし、村内各所での屋外展示となりました。
応募締切は9月30日(火)です。ぜひ多くのみなさまのご応募をお待ちしております。

* * *

■ 趣旨
日本という国号が誕生した地と伝えられる「飛鳥」。豊かな自然とともに古代の遺跡や寺院が点在する日本最古の都であり、私たち日本人の心の源流がここにあります。

『飛鳥アートヴィレッジ』は若手アーティストを対象に、明日香村のサポートのもとでおこなわれるアーティスト・イン・レジデンスのプログラムです。歴史と 自然に育まれた飛鳥の風土に触れ、さらに地元の人々との交流などを通じて、次代の「美」を開拓するとともに、飛鳥のアイデンティティを新たに読み解く作品 が生まれる機会となることを目的に、2012年度から始まり、今年度で3回目の開催となります。
「明日香まるごと博物館」の実現、さらには世界遺産の登録を目指す明日香村は、『飛鳥アートヴィレッジ』も、村として国内外に発信するブランド形成のための重要な一事業として位置づけております。

今年度はアーティスト・イン・レジデンスとしての内容の充実と、明日香村へのアプローチや村民との交流を深めるために、昨年度からのプログラムを大きく刷新いたしました。つきましては、今年度の『飛鳥アートヴィレッジ』の参加アーティストを広く公募いたします。

■ 事業内容
[アーティスト・イン・レジデンス]
日  程:2015年1月17日(土)~26日(月)<10日間>
滞在場所:飛鳥寺研修会館 修徳坊(明日香村飛鳥725-1)
数ある古代の遺構や豊かな自然に恵まれた飛鳥の風土に触れながら、自らの発想や想像力を喚起させて、制作へと進めていく機会とします。地元の方々との交流プログラムも随時開催します。
レジデンス期間中の滞在費(宿泊費および朝夕食費)と制作費の一部(上限7万円)および作品展示にかかる運搬費の一部(上限4万円)は主催者側が負担します。

[作品展示/成果発表]
日 程:2015年3月6日(金)~15日(日)<10日間>
会 場:国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺地区芝生広場、奈良県立万葉文化館庭園、万葉展望台広場 [すべて屋外展示]
レジデンス期間に制作した作品およびレジデンスでの体験から着想を得た作品を、成果発表として展示します。展示プランの詳細は、レジデンス中にプログラム・コーディネーターや地元の方々とのコミュニケーションを重ねながら調整し決定します。
※会場の詳細につきましては、明日香村役場HPをご覧ください。

■ 募集対象者
・現代美術などの分野で活動する18歳以上40歳未満の方(応募時の満年齢・高校生は不可)
・アーティスト・イン・レジデンスの期間中、明日香村に滞在し、交流プログラムに参加できること。
・平面立体などのジャンルは不問。作品展示/成果発表では会場の特性上、屋外展示に耐えられる作品を発表できること。

■ 募集定員 5名程度

■ 応募方法
明日香村役場HPからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入し、過去の活動をまとめたポートフォリオ1冊(20ページ以内)を同封して、郵送にてご応募ください。

■ 応募締切 2014年9月30日(火)消印有効

■ 選考および結果通知
提出書類をもとに、選考・決定し、結果は11月中旬に郵送にて通知いたします。

■ 応募書類の送付先/お問い合わせ先
〒634-0111 奈良県高市郡明日香村大字岡55番地
明日香村役場 企画政策課内 「飛鳥アートヴィレッジ」係
TEL:0744-54-2001 FAX:0744-54-2440
E-MAIL:info@asukamura.jp

—–
■ スペシャルアドバイザー/選考委員
絹谷 幸二(洋画家、大阪芸術大学教授・東京藝術大学名誉教授)
建畠  晢(京都市立芸術大学学長)
烏頭尾 精(日本画家、京都教育大学名誉教授)
脇田 宗孝(陶芸家、奈良教育大学名誉教授)

■ プログラム・コーディネーター
山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

主 催:明日香村
共 催:国営飛鳥歴史公園 奈良県立万葉文化館 (一財)明日香村地域振興公社
協 力:岡村印刷工業株式会社

—–
応募書類や応募要項など詳しくは、以下の明日香村HPをご覧ください。
http://asukamura.jp/topics/art_village_2014/index.html

 

2014-06-02
ttk山中 「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014」アートディレクター就任のお知らせ

このたび、ttk代表の山中俊広が、インディペンデント・キュレーターの仕事として、2011年より毎年開催されている「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」の2014年度のアートディレクターに就任いたしました。
就任のあいさつ文を以下のサイトにて掲載しております。

http://hanarart2012.blog.fc2.com/blog-entry-122.html

本年度の「はならぁと」開催期間は
「はならぁと こあ」 2014年11月7日(金)〜11月16日(日)
「はならぁと ぷらす」 2014年11月7日(金)〜11月24日(月・祝)
となっております。

開催エリア、「こあ」の会場および参加キュレーターは、後日オフィシャルHPなどで発表いたします。

[オフィシャルHP] http://hanarart.main.jp/index.html

 

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2014-05-21
飛鳥アートヴィレッジ2013 総括文 『「飛鳥」と「アート」の理想的な天秤の支点を探ること』

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ttk山中がプログラム・コーディネーターを務めました「飛鳥アートヴィレッジ2013」の成果集がこのたび完成いたしました。
こちらの成果集はttkにて閲覧可能ですので、ご希望の方はお気軽にお申し付けくださいませ。
成果集内にて執筆いたしました当プロジェクトの総括文を以下に掲載しております。ご一読いただければ幸いです。

* * *

「飛鳥」と「アート」の理想的な天秤の支点を探ること

 明日香村を舞台とし、10日間の短期アーティスト・イン・レジデンスと成果発表の展覧会で構成する「飛鳥アートヴィレッジ」。各地で近年多数展開されている「地域型アートプロジェクト」の多くと同様に、飛鳥地域にある様々な要素を表現に取り入れることを、主催者側がアーティストに求めることを前提としています。この手法によって地域に還元されるべきものは、現地にかかわる人々に、外部からやってきたアーティストがレジデンスでの活動と展覧会での作品を通じて、今まで表に現れにくかった地域の特徴や個性を提示することだと、私は考えています。

 今年度は、平面作品に限定した昨年度の応募基準を撤廃した結果、本来からコンセプチュアルな表現をおこなうインスタレーション(空間構成表現)のアーティストの応募が目立ちました。選抜された5名のアーティストが、10日にわたるレジデンスの間、飛鳥に真摯に向き合いながら飛鳥への解釈を深化させ、展覧会での作品を通じて提示した飛鳥は、昨年以上に飛鳥を抽象化させたアプローチとなりました。アーティストたちと共に考えた作品展のタイトル「宙の土 土の宙」に象徴されるように、彼らは飛鳥時代の史跡や特定の場所といった具体的な要素から離れ、壮大な事象である「空・宇宙」と「大地」に自らの制作テーマを設定しました。このアプローチには、飛鳥のイメージをより本質的かつ根源的なものにまで昇華させるという意図もありましたが、一方でどの地域にも共通しうる要素を提示したことには、いま現在の飛鳥への冷淡なまなざしも含んでいたこともあえて書き添えておきます。

 本来、現代美術とは、常々表に現れにくい事象や概念を拾い上げたり、現代の価値観に対しての問いかけや問題提起のきっかけを作り出すものでもあります。今年度の「飛鳥アートヴィレッジ」は、結果としてアーティスト側による自らの表現の堅持を前提に地域との理想的な関与を探り、現代美術の領域が提示するべきクオリティにはなりました。ただ、ここ飛鳥においてこのアプローチが理想的かどうかの答えはまだ見えません。「飛鳥」という本来から地域のブランド力が強いという現地の特性にあって、その反映の主軸をどこに取るのかによって、アーティストの「飛鳥」の表現は大きく変容します。飛鳥“時代”の「飛鳥」と、現代の明日香“村”としての「飛鳥」は、必ずしも一致しないという様相を意識すべきです。「国」と「地域」の両極に位置づけられる昔と今を、現代社会の構造を踏まえながら表裏一体の関係で真摯に向き合えば向き合うほど、そこには純化された相対論が「衰退」というキーワードを誘導してしまう恐れがあります。

 すでに歴史と観光資源の枠組みの中で価値が確立している飛鳥時代の諸要素よりも、ここにいま暮らしている人々やその生活および環境に焦点を当てることが、現在の「飛鳥アートヴィレッジ」の目的をより特化させることのできる方策ではないでしょうか。次年度のプログラム構築に際しては、地域側とアート側の交流にあらかじめ特化する手法も選択肢として検討すべきと思います。地域性をより反映させた作品をアーティスト側に求めるのであれば、現状の10日の短いレジデンス期間とアーティストへのサポート体制の調整はもちろんのこと、プログラム内での地域との交流をより推進する前段階として、当プロジェクトの村内での認知の浸透に力を注ぐべきと考えます。それによって、展覧会への来場者も村民の割合を増やす必要があると思います。その足掛かりとして、初めてプログラムとして実施した村民のお住まいに宿泊する「民泊体験」と、参加アーティストの一人の作品が実質的に地元の人々との共同制作になった今年度の2つの実績は、お互いの立場への歩み寄りと、昔と今の飛鳥の印象を両者が共有できた、今後に確実に活かされる成果となったと思います。

 地域側とアート側の思惑や主張の間に生じる、双方の価値観の差異は、このプロジェクト形態においては常に付きまとう課題です。両者の理想は常に一本の同じ軸の両極にあり、そのちょうど真ん中でバランスを取る選択は、現実的に不可能です。さらに、昔と今の「飛鳥」の価値のバランスも同様です。両者の支点の位置をどこに定めるかを、主催者である地域側が明確に提示することを期待します。その設定があるからこそ、アーティストのクオリティや、「飛鳥アートヴィレッジ」の果たすべき成果が明確になると思われます。2年目の実績を積み重ね、「飛鳥アートヴィレッジ」独自の天秤を明確に調整すべき段階にあることは確かです。

山中 俊広(2013年度 プログラム・コーディネーター/インディペンデント・キュレーター)

 

2014-03-11
飛鳥アートヴィレッジ 「宙の土 土の宙 -そらのつち つちのそら-」@奈良県立万葉文化館【3/11(火)~22(土)】

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ttk山中がプログラム・コーディネーターを務める「飛鳥アートヴィレッジ2013」の成果発表展覧会を、3月11日(火)より奈良県明日香村の奈良県立万葉文化館にて開催いたします。
ぜひご高覧賜りますよう、よろしくお願いいたします。

* * *

■ 開催概要

展覧会タイトル:
飛鳥アートヴィレッジ 作品展
「宙の土 土の宙 -そらのつち つちのそら-」

開催日時:
2014年3月11日(火)~22日(土) [3月17日(月)休館]
10時~17時30分(入館は17時まで)

出品作家:
笠間 弥路、下野 友嗣、土方 大、野田 万里子、磐井 賢志

会場:
奈良県立万葉文化館 1階企画展示室
〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
TEL 0744-54-1850 FAX 0744-54-1852
http://manyo.jp/

入場無料

プログラム・コーディネーター:山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

主催:明日香村
共催:奈良県立万葉文化館、(財)明日香村地域振興公社
協力:岡村印刷工業株式会社

飛鳥アートヴィレッジ公式HP:
http://www.asukamura.jp/topics/art_village_2013

* * *

■ 当展趣旨

本展は、本年1月に実施した「飛鳥アートヴィレッジ」の2013年度のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに参加した5名の若手アーティストによる、成果発表としての展覧会です。

ここ飛鳥に滞在した5名は、10日間の共同生活を通じて、飛鳥と美術についてのお互いの世界観を昼夜語り合い深めていきました。いまの飛鳥に生きる人々と触れ合い、現地の自然や風景を目の当たりにしながら、いにしえの飛鳥の人々が生きた当時に思いを馳せ、果てしなく長い時間軸の存在を自らの印象に強く刻みました。

古来の飛鳥の文明に始まり、現代に至る人々の生活のあらゆる礎を育んできた、大地としての「土」。そして、大地に根づく飛鳥の人々を頭上から見守ってきた太陽、星、月、雲を擁し、異文化や文明との新たな邂逅(かいこう)へと導く豊潤な想像力を人々に供してきた「宙(そら)」。昔も今も、飛鳥に暮らす人々の心のよりどころとなってきたであろう壮大かつ本質的な2つの要素に、彼ら5名のアーティストは特に強く惹かれ、各自の作品の着想となりました。

ここ飛鳥のアイデンティティを醸成させてきた根源的な要素を、美術表現という手段で浮かび上がらせ、地元飛鳥の人々と全国各地の飛鳥を愛する人々へその気づきを提示することが本展の目的です。5名のアーティストの作品を通じて、飛鳥の豊かな風土と文化が、古来より人々に深い想像力と思考力を喚起させ続けてきたことを実感する機会になれば幸いです。

プログラム・コーディネーター 山中 俊広

* * *

■ 関連イベント
トークショー「三瀬夏之介と若き表現者たち-日本の起源で美を拓く-」
日時:3月11日(火) 13:30~15:00
会場:万葉文化館展望ロビー(先着150人、参加無料)

トークゲスト:
三瀬夏之介
谷澤紗和子、川本陸洋(昨年度 飛鳥アートヴィレッジ 参加アーティスト)
笠間弥路、磐井賢志(本年度 飛鳥アートヴィレッジ 参加アーティスト)

司会:
山中俊広(本年度 飛鳥アートヴィレッジ プログラムコーディネーター)

■ 同時開催企画
三瀬夏之介 風土の記 -かぜつちのき-
2014年3月9日(日)~5月11日(日)
会場:奈良県立万葉文化館 1階 日本画展示室
入館料:一般600円、大学・高校生500円、小・中学生300円

 

2014-01-20
「飛鳥アートヴィレッジ2013」レジデンススタートしました!

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ttkの「まよわないために」展はただいま中断中ですが、その間奈良県の明日香村に来ております。

明日香村を舞台にレジデンスと作品発表がセットとなっている「飛鳥アートヴィレッジ2013」。まずは前半のプログラムとして10日間のアーティスト・イン・レジデンスが昨日から始まっております。その間、プログラム・コーディネーターを務める私山中も5名の作家と一緒に飛鳥寺研修会館に宿泊します。いわゆる合宿生活です(笑)。

5名の作家はそれぞれ一人くらいは過去に面識のある人がいたということもあり、初日から思った以上に作家同士のコミュニケーションがうまく取れて、私もAIRに初めて関わる不安の一つが早くも解消されました。

昨日は、早速全員で3月の展示会場となる万葉文化館の展示室を見に行きましたが、改めて今回の展示はかなりの難関になりそうだなと実感でした。私にとっては天井が高く 広さもある珍しい展示空間のみならず、5作家のうち4人が基本的にインスタレーションの作家で、かつ制作の傾向としても思考に重きを置く作家が多いので、この10日間の飛鳥生活の中で制作プランが流動的になる可能性も高いです。恐らく3月11日からの万葉文化館での成果展示スタートギリギリまで、内容を詰めていくことになるのかなと思います。

それらを一つの展示にまとめ上げるのが、今回の私の最大ミッションだと思っています。まずは、一人一人の作品テーマをみんならしいものに近づけるためにきちんと誘導していくことからはじめていきます。私が常々展覧会の企画作りで考えることは、「ミクロ」と「マクロ」の視点です。それが、グループ展の場合は個々の作家の表現という意味での「ミクロ」、一つの展覧会の空間としての「マクロ」。これらをきちんと両立させてこそ、良質の展示となりうるものであると考えます。そのためには、これから連日合宿らしく夜の飲みニケーションが必須の恐れもありますが(笑)。

それにしても、飛鳥の朝晩はビックリするほど寒いです。体調管理にも十分気をつけながら、5人の作家が10日間のレジデンスを有意義に終われるよう、まず28日までのサポートをしっかり頑張ります!

飛鳥アートヴィレッジHP→http://www.asukamura.jp/topics/art_village_2013/
Facebookページ→https://www.facebook.com/pages/%E9%A3%9B%E9%B3%A5%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8/233844390077999

 

2013-11-08
「ギャラリストのまなざし」@なんばパークス【11/29(金)〜12/8(日)】

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このたび大阪芸術大学の主催による展覧会「ギャラリストのまなざし」を、なんばパークス7Fのパークスホールにて開催いたします。

ttk山中は、展覧会コーディネーターとして本展にかかわっております。関西で活動する大阪芸術大学出身の若手ギャラリスト6名が計10名の作家を紹介する企画です。ぜひご高覧くださいませ。

* * *

■ 開催概要
タイトル:
「ギャラリストのまなざし」 - Management for Artists -
大阪芸術大学グループ 美の冒険者たち なんぱパークスアートプログラム vol.10

開催日時:
2013年11月29日(金)~ 12月8日(日)会期中無休 11時~20時(最終日のみ17 時まで)

会場:なんばパークス 7F パークスホール
(〒556-0011 大阪市浪速区難波中2丁目10-70) 入場無料

参加ギャラリスト[ 所属ギャラリー] / 出品作家:
飯野 正紀 [Links(大阪)] / 豊島 舞、田口 美早紀
野元 大意 [Kobe 819 Gallery(兵庫)] / 山下 智史、島田 洋平
内田 千恵 [TEZUKAYAMA GALLERY(大阪)] / ノモト ヒロヒト
小谷 香織 [DMOARTS(大阪)] / 北 直人、鍛治本 武志
玉置 慎輔 [The Third Gallery Aya(大阪)] / 三田村 陽、多田 ユウコ
津嘉山 裕美 [Gallery OUT of PLACE(奈良)] / 大城 真

総合ディレクター:
谷 悟(大阪芸術大学 芸術計画学科 准教授)

展覧会コーディネーター:
山中 俊広(インディペンデント・キュレーター/ the three konohana 代表)

協賛:南海電気鉄道株式会社  会場協力:なんばパークス
主催:大阪芸術大学グループ  主管:大阪芸術大学 芸術計画学科

* * *

□ 関連イベント (※ すべてパークスホール内で開催いたします。)
・トークショー「ギャラリー運営の中でのアートマネージメント」
日時:12月1日(日) 14時~ 15時30分
出演:飯野 正紀 [Links]、野元 大意 [Kobe 819 Gallery]、山中 俊広[ 本展コーディネーター]

・トークショー「ギャラリーの現場で学ぶアートマネージメント」
日時:12月7日(土) 15時~ 16時30分
出演:内田 千恵 [TEZUKAYAMA GALLERY]、小谷 香織 [DMOARTS]、玉置 慎輔 [The Third Gallery Aya]、津嘉山 裕美 [Gallery OUT of PLACE]、山中 俊広[ 本展コーディネーター]

※ 各トークショー終了後、ギャラリストによる作品解説をおこないます。

ワークショップ「小さな幸せ“カールもどき”をつくろう!」
日時:12月7日(土) 16時~19時、8日(日)13時~16時
出演:田口 美早紀[ 出品作家]
企画運営:飯野 正紀[Links]、大阪芸術大学なんばパークスプロジェクトチーム

* * *

■ 本展趣旨

近年、行政や企業などがスポンサーとなったアートイベントが数多く催され、「アート」が一般の人々にも徐々に身近な存在になってきています。こうした現場では、作品を制作・発表する作家にスポットライトが浴びるのは当然の話ですが、作家のサポートやイベントの細部を取り仕切る裏方的役割も欠かせない存在です。作家として活動する人々や作家を志す人々が、美術系大学を中心に常に多数輩出される一方で、アートの現場の裏方としての「アートマネージメント」に携わる人材の割合が少ないのが国内の現状です。海外に比べて、日本のアートの普及が弱いとされる大きな要因の一つであると考えます。

本展では、本学出身の20代および30代の6名の若い「ギャラリスト」たちが、各々の現場でサポートしている作家や今後の成長に注目する作家を、各々が紹介する展覧会です。「ギャラリスト」とは、画廊・ギャラリーを運営するだけではなく、作家の評価を高めるために様々な営業・広報活動や細やかな作家へのサポートをおこなうマネージャー的な動きをする立場の人間を指します。いわば才能を秘めた作家を発掘して磨き上げる、アートの領域の基盤を担う存在でもあります。近年のアートシーンや市場の複雑化によって、作家は制作に集中し、ギャラリストは作家周辺のマネージメントをおこなうという分業的な構図が主流となりつつあります。

これまでに相応の経験を積んで自らのギャラリーを運営しているギャラリストと、現在ギャラリーに勤務してノウハウを学び、将来的に独立や新たなアートマネージメントのスタイルを模索しているアシスタント職のギャラリストで、本展は構成しています。ギャラリストのアートに対する考え方も作家と同じく多種多様で、ギャラリスト自身も作家のマネージメントを通じて自らのメッセージを発信していると言えます。作家とギャラリストの協働がまず土台にあることを念頭に入れて本展をご覧いただくと、作家と作品の一方向のみに留まらないアートへの解釈が広がっていくことでしょう。

6名のギャラリストが本展で提示する様々なアプローチを通じて、アートをマネージメントしていくことの意義や、彼らのような職種が日本のアートシーンに欠かせない存在であることを垣間見ていただく機会になれば幸いです。

「ギャラリストのまなざし」展 コーディネーター 山中 俊広(インディペンデント・キュレーター/ the three konohana 代表)

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2013-07-22
「飛鳥アートヴィレッジ2013」参加アーティスト募集のご案内

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奈良県明日香村主催によるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「飛鳥アートヴィレッジ2013」、参加アーティストの募集がスタートいたしました。

山中は、プログラム・コーディネーターとして、レジデンスと成果発表展示のサポートをさせていただきます。
応募締切は8月30日(金)です。ぜひみなさまのご応募をお待ちしております。

【募集は締め切りました。たくさんのご応募をありがとうございました】

* * *

【事業概要】

趣旨:
日本という国号が誕生した地「飛鳥」。豊かな自然とともに古代の遺跡や寺院が点在する日本最古の都であり、私たち日本人の心の源流がここにあります。
「飛鳥アートヴィレッジ」は若手アーティストを対象に、明日香村のサポートのもとでおこなわれるアーティスト・イン・レジデンスのプログラムです。歴史と自然に育まれた飛鳥の風土に触れ、さらに地元の人々との交流などを通じて、次代の「美」を開拓するとともに、飛鳥のアイデンティティを新たに読み解く作品が生まれる機会となることを願います。

目的:
『明日香まるごと博物館』の実現、さらには世界遺産登録を目指す明日香村。
「飛鳥アートヴィレッジ2013」は、明日香村が日本へ、そして世界へ発信するプレゼンテーションです。
・明日香村での次世代アーティストによる創作活動を通じ、アートを村の新たな観光資源として活用し、誘客促進を目指します。
・本事業を通じて地域住民が村の価値魅力を改めて再認識することで、活性化への意識変革に繋げます。
・将来的には参加アーティストの村内定住も期待します。

—–
事業スケジュール:
レジデンス(飛鳥寺研修会館) 2014年1月19日~28日(10日間)
作品展示(万葉文化館) 2014年3月11日~22日

募集人数:
アーティスト 5名程度(平面、立体、映像などジャンル不問)

応募締切:
2013年8月30日(金)必着

選考および結果通知:
提出書類をもとに、選考・決定し、結果は10月末に郵送にて通知いたします。

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スペシャルアドバイザー:
絹谷 幸二(洋画家 大阪芸術大学教授)
建畠 晢(京都市立芸術大学学長)
烏頭尾 精(日本画家)
脇田 宗孝(陶芸家)

プログラム・コーディネーター:山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

主 催:明日香村
共 催:奈良県立万葉文化館、(財)明日香村地域振興公社
協 力:岡村印刷工業株式会社

—–
応募書類や応募要項など詳しくは、以下の明日香村HPをご覧ください。
http://www.asukamura.jp/topics/art_village_2013/index.html

 

2013-04-01
山中 俊広 Toshihiro Yamanaka
- director -

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山中俊広 Toshihiro Yamanaka
インディペンデント・キュレーター/the three konohana代表

1975
・大阪府生まれ

1998
・大阪府立大学 経済学部 卒業

2001
・大阪芸術大学大学院 芸術文化研究科 博士前期課程修了

2002-04
・大阪芸術大学博物館 学芸員

2008-11
・YOD Gallery (大阪) ディレクター

2012-
・インディペンデント・キュレーター

2013-
・the three konohana 代表

2013-16
KAMO [Konohana Arts Meeting for Osaka]運営メンバー

2014-
・大阪芸術大学 芸術計画学科 非常勤講師

2016-
・近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科 非常勤講師

 

[主な企画(インディペンデント・キュレーター)]
2012
・「リアリティとの戯れ -Figurative Paintings-」なんばパークス(大阪)
・「ぐるりとギャラリー 大阪ツアー」 [ART OSAKA 2012関連企画] ※ギャラリーツアー、関西アートカレンダーと共同企画
「『記憶』をゆり動かす『いろ』」大和郡山市 旧川本邸(奈良) [奈良・町家の芸術祭 HANARART 2012]

2013
「ボーダーレスのゆくえ」なんばパークス(大阪)
「ぐるりとギャラリー 大阪ツアー」 [ART OSAKA 2013関連企画] ※ギャラリーツアー、関西アートカレンダーと共同企画
「ギャラリストのまなざし - Management for Artists -」なんばパークス(大阪)
・「飛鳥アートヴィレッジ 2013」 プログラム・コーディネーター [アーティスト・イン・レジデンス展覧会]

2014
「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014」 アートディレクター
・「飛鳥アートヴィレッジ 2014」 プログラム・コーディネーター [アーティスト・イン・レジデンス展覧会]

2015
「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2015」 アートディレクター

2016
「飛鳥アートヴィレッジ 2016」 プログラム・コーディネーター

2017
・「飛鳥アートヴィレッジ 2017」 プログラム・コーディネーター

 

[主な執筆など]
2012
・「森村誠展 Daily Hope」Tokio Out of Place(東京) DM・リーフレットテキスト執筆
・『月刊アートコレクター』9月号 「評論家が選ぶ新人特集」執筆
・『アートビレッジボイス』(神戸アートビレッジセンター発行) Vol.66  「レコメン」執筆

2013
・「5 Artist Exihbition」阪急メンズ館(大阪) アーティストトーク・司会コーディネート
・『大阪保険医雑誌』10月号 「ピープル」執筆

2014
・『FLAG – Foreigner’s Live Art Guide』 展覧会レビュー執筆
_ 4-5月号 「上出惠悟 硯海の貝」
_ 6-7月号 「続続 木内貴志とその時代 ~帰ってきたキウチさん~」
_ 8-9月号 「水内義人のライトアーカイブス ~パブリック・パブリッシュ・パブ~」
_ 10-11月号 「森村誠 g+α」
_ 12-1月号 「おおさかカンヴァス2014」
_ 2-3月号 「act_ 城下浩伺とTACOの展覧会」

2015
・『大阪保険医雑誌』5月号 特集「サードプレイスをご存知ですか」執筆
・「capacious STUDIES #01 アートと福祉と著作権」 レクチャー

2016
・『REMIX TOWN』(NO ARCHITECTS 著) 「まちのアート」執筆

 

2013-03-24
「ボーダーレスのゆくえ」展、なんばパークスで開催中!

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本来であれば、伊吹展からご紹介すべきなのですが、こちらの企画が先に終了しますので順番が逆ですが…。

21日よりなんばパークスの7Fパークスホールにて、「ボーダーレスのゆくえ」展を開催しております。こちらは私、山中のインディペンデント・キュレーターとしての企画になります。

http://www.nambaparks.com/

私の母校(私は大学院のみです)の大阪芸術大学出身で、現代美術のフィールドで一定の評価を得て活動している作家を紹介する企画として、昨年の「リアリティとの戯れ」からシリーズ化していく方向で進めている展覧会の2回目です。昨年は30歳前後のアニメや漫画に一定の影響を受けている具象作家に焦点を絞りましたが、今年は対照的に20代半ばから40代前半までの幅広い世代で、表現媒体も多種多様な作家で構成しております。

キーワードは「ボーダーレス」。近年、アートの領域のみならず社会の様々な領域で「ボーダーレス」的思想が蔓延していますが、私はそこに強い疑問を持っていました。現在の社会情勢に大きく影響されていることではありますが、一つの物事に対して深く探究する意識や体力がないから、自らを表面的に大きく見せるだけのために周辺領域を巻き込んでいるのではないだろうかと。そういう疑問を投げかけるために、学生時代に在籍し学んでいた領域から距離を置いたりまたは越境することで自らの表現スタイルを見出して、現在では各所で一定の評価を得ている作家たちをセレクトした展覧会といたしました。

こちらttkの伊吹さんの企画にも、その意図は繋がっております。ギャラリーのオープニングを飾る作家のセレクトは、巷でのギャラリーのイメージがそこではっきりと形成されていくものなので、とても慎重におこなっておりました。今の「現代アート」的な作家をするのではなく、この「ボーダーレス」の再検討のために、あえて従来からある領域に固執しながらも次の進展へとあくなき追求を続ける「抽象表現のペインター」の伊吹さんをセレクトしたのです。一見伊吹展とボーダーレス展は対照的な企画のように見えますが、自らの表現とルーツの立ち位置についてきちんと整理しながら実践している作家を一貫して選んでおりますので、私にとっては同じ評価軸の中にある両企画です。

伊吹展はまだまだGWまで開催しておりますが、「ボーダーレスのゆくえ」は来週日曜日31日までです。また明日日曜日には、美術ライター小吹隆文さんとのトークショーもございます。伊吹展と共に、「ボーダーレスのゆくえ」もぜひお見逃しなく!!

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