EXHIBITIONS

2024-11-23
加藤 巧「愛情、畏敬、恭順、忍耐 -Enthusiasm, Reverence, Obedience and Constancy-」 2024年11月23日(土)~12月22日(日)

加藤 巧「愛情、畏敬、恭順、忍耐 -Enthusiasm, Reverence, Obedience and Constancy-」
2024年11月23日(土)~12月22日(日)

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜、12月5日(木)~8日(日)

会場|the three konohana

☆ 次回の個展「Shadow Works」の情報はこちら

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このたびthe three konohanaでは、弊廊で3年ぶりとなる加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)の新作個展を、2つのテーマで連続して開催します。

前回2021年の個展「Re-touch」以降も、加藤は自らの絵画および美術表現をさらに深めるべく、各地で精力的な制作・発表活動を続けてきました。2022年に東京のgallery αMで開催した「αMプロジェクト2022 判断の尺度」(ゲストキュレーター:千葉真智子)の個展「To Do」では、制作にまつわるあらゆる行為とそこに含まれる政治性に焦点を当てた新作を中心に発表し、それらの行為から派生していく彼の制作思考の拡張を示す機会となりました。さらに2023年夏にフィンランドのイーでおこなった滞在制作では、現地の建物の外壁塗装などに日常的に使われてきたライ麦粉を主成分とした塗料を調査し、その成果を自らの作品制作に反映させると共に、その活動記録をまとめた冊子も発行しました。

また弊廊の企画でも、2021年にYoshimi Artsと共同開催した「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」と、2023年に弊廊の開廊10周年企画として開催した「Haste Makes Waste」の2つのグループ展に参加し、それぞれに他者の制作思考やプロセスに触れながら作品を制作・発表する中で、自らのスタンスを確かめることに取り組みました。これら近年の彼の活動では、技術や知識を習得することが自己武装的にならないように批判的な視点を持ちながら、作品や制作行為を介して他者や周辺の物事にまなざしを向け、それらとの接続の可能性を模索していたように思います。

今回の連続個展は、これまで加藤が制作活動の積み重ねを経て成熟させてきた、自らの表現の柱となる思想と信念を語るために、いまの彼の中で表裏一体となっている2つのテーマでそれぞれの個展を構成します。この構成の中で発表する多数の作品を通じて、美術に限らずあらゆる分野や環境で現代において考えるべきことが共有できる機会になればと思います。

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本展のタイトルは、加藤が制作活動の信条として長年大切にしている一節です。この一節が書かれている、14、15世紀の画家チェンニーノ・チェンニーニ(Cennino Cennini)が著した技法書『絵画術の書(Ill Libro Dell’arte)』は、彼が現代での制作を考える上で、古今の絵画材料や技術に着目し始めた学生時代から常に傍らに置き、参照してきたものです。
これまでの彼の制作活動では、テンペラやフレスコなど絵画の古典技法を基盤とした絵画の技術・材料の豊富な知識と、その応用技術に注目が集まることが多くありましたが、彼は現代においてそれらを自由かつ適切に扱うために、日々の誠実な振る舞いと心の持ち様を保つことを意識するべく、この一節を常に心に留めて制作を続けてきました。

「このわざを初めて志すことになったら、まずは、次に言うところを身につけ給え。すなわち、愛情、畏敬、恭順、忍耐である。」(辻茂編訳、チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』岩波書店、1991年、3-4頁)

本展では、加藤が長年向き合ってきたこの一節を、自らの経験と現代に依って解釈・表現した4点組の大作を中心に構成し、彼がいま示すべき画家としての姿勢と主張の中心にある思想を実直に伝えます。

 

2024-10-29
加藤 巧「Shadow Works」 2025年1月9日(木)~26日(日)

加藤 巧「Shadow Works」
2025年1月9日(木)~26日(日)

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜

会場|the three konohana

☆ 前回の個展「愛情、畏敬、恭順、忍耐」の情報はこちら

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このたびthe three konohanaでは、弊廊で3年ぶりとなる加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)の新作個展を、2つのテーマで連続して開催します。

前回2021年の個展「Re-touch」以降も、加藤は自らの絵画および美術表現をさらに深めるべく、各地で精力的な制作・発表活動を続けてきました。2022年に東京のgallery αMで開催した「αMプロジェクト2022 判断の尺度」(ゲストキュレーター:千葉真智子)の個展「To Do」では、制作にまつわるあらゆる行為とそこに含まれる政治性に焦点を当てた新作を中心に発表し、それらの行為から派生していく彼の制作思考の拡張を示す機会となりました。さらに2023年夏にフィンランドのイーでおこなった滞在制作では、現地の建物の外壁塗装などに日常的に使われてきたライ麦粉を主成分とした塗料を調査し、その成果を自らの作品制作に反映させると共に、その活動記録をまとめた冊子も発行しました。

また弊廊の企画でも、2021年にYoshimi Artsと共同開催した「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」と、2023年に弊廊の開廊10周年企画として開催した「Haste Makes Waste」の2つのグループ展に参加し、それぞれに他者の制作思考やプロセスに触れながら作品を制作・発表する中で、自らのスタンスを確かめることに取り組みました。これら近年の彼の活動では、技術や知識を習得することが自己武装的にならないように批判的な視点を持ちながら、作品や制作行為を介して他者や周辺の物事にまなざしを向け、それらとの接続の可能性を模索していたように思います。

今回の連続個展は、これまで加藤が制作活動の積み重ねを経て成熟させてきた、自らの表現の柱となる思想と信念を語るために、いまの彼の中で表裏一体となっている2つのテーマでそれぞれの個展を構成します。この構成の中で発表する多数の作品を通じて、美術に限らずあらゆる分野や環境で現代において考えるべきことが共有できる機会になればと思います。

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加藤の作品制作では、絵画技法および材料の研究が同時並行に進められる特徴があります。その手法を通じて、いかに完成度の高い作品を作り出すかという目的の前に、絶え間なく手元に現れる現象や行為の蓄積を日々観察し続けることと、それを基にした試みから現れるあらゆる結果が、彼の制作における原動力であります。さらにその中から、画家として生きる彼の存在意義と、自ら取り組む分野への信頼をも見出していると言えます。そのような姿勢で作られる彼のあらゆる作品には、表に現れないプロセスがその背後に数多く含まれ、その産物として発表を前提としない作品が常時生まれています。一般的に表に現れにくい仕事の痕跡には、当人の技術力よりもかえって思考や態度が反映されていることが多くあり、彼の制作においてもその傾向が強く見られます。

本展は、直前の個展「愛情、畏敬、恭順、忍耐」の作品制作のプロセスの中で生まれた作品の他、以前から取り組んでいた蜜蝋を主体に使った作品など、加藤の試行錯誤や、材料および自らの行為の観察の痕跡が随所に反映されている作品群で構成します。

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2024-09-14
Gallerist’s Eye #3 MINAMI MIYAJIMA「BAIKA PIXEL」2024年9月14日(土)~10月13日(日)

「BAIKA PIXEL」 展示記録

・「BAIKA PIXEL MAP」(会場配布していたQRコードリンク先のGoogleマップ)

Gallerist’s Eye #3
MINAMI MIYAJIMA「BAIKA PIXEL」
2024年9月14日(土)~10月13日(日)

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月曜~水曜

会場|the three konohana

協力|アトリエ三月
展示協力|加納 一壱、松本 理玖

関連イベント|(※詳細はタイトルをクリックしてご覧ください)
まち歩き+座談会イベント「BAIKA POINTS」
日時|9月23日(月・祝)11:00~15:00
ナビゲーター|MINAMI MIYAJIMA(本展出品作家)、Koichiro Kojima(写真家)、新村 葉月(美術家)
事前予約制/参加定員10名/参加費500円
(※ 当日は休廊日のため、展覧会は当イベント参加者のみご覧いただけます)

トークイベント「MY HOMETOWN, KONOHANA」
日時|10月6日(日)16:00~17:30
登壇|MINAMI MIYAJIMA(本展出品作家)、村瀬ともゆき(カメラマン)
会場|the three konohana
参加無料、予約不要

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このたびthe three konohanaでは、MINAMI MIYAJIMA(b.1997)の個展「BAIKA PIXEL」を開催します。本展は、8年ぶりに実施するGallerist’s Eyeシリーズの企画として、MIYAJIMAの取扱ギャラリーである大阪のアトリエ三月の協力にて開催します。

MIYAJIMAは、増殖するスクエアをモチーフとした絵画や立体作品、空間表現など美術作家としての活動のほか、イラストレーションやグッズの制作など、アート/デザインにこだわらない表現活動を幅広く展開しています。さらに、大阪市東成区今里にギャラリー「JITSUZAISEI (実在性)」を2021年に開廊し、自らと同世代の作家を中心とした展覧会を、定期的に企画・開催しています。20代にして自らのアーティスト活動と並行して、他のアーティストのサポートも手掛ける彼女の精力的な活動には、関西内外で大きな注目を集めています。

MIYAJIMAは、弊廊が位置するここ大阪市此花区梅香・四貫島地区で生まれ育ちました。幼少期から絵を描くことが好きだった彼女は、美術科のある大阪府立港南造形高校に進学し、その在学中に現在のスタイルであるスクエアを描く表現を見出し、アーティストとしての第一歩を踏み出しました。またその頃の当地は、外からアーティストやアートに従事する人々が集い、弊廊も含めて開かれた活動拠点が次々と立ち上がり、「アートのまち」として広く認知されていくこととなる「此花区梅香・四貫島エリア」の動きが成熟していく時期とも重なります。当時の彼女もこれらのアート系スペースに時々足を運び、漠然とながらもアーティストとして活動する人たちの存在に触れていました。そして最近になり彼女は、当時から現在に至る自らの表現が、幼少期から親しんできた当地のまちの景色に影響を受けていたことに気づきます。

本展は、MIYAJIMAが生まれ育ったまちで初めて自らの作品を発表する機会から、彼女の表現活動の原点を捉え直すと共に、これまで各所で語られてきた当地とアートの親和性を新たな視点で再考することを狙いとします。本展では、彼女の表現のルーツである此花区梅香・四貫島地区を改めて強く意識して制作した絵画作品と、ギャラリー空間全体を使ったインスタレーションを中心に構成し、あわせて会期中に2つの関連イベントを開催します。

これまで、「此花区梅香・四貫島エリア」にある「アートのまち」としてのイメージは、15年前より当地の外から続々とやってきた人々によって作られてきました。活動者の多くがこのまちを構成するあらゆる要素に関心と共感を持って、各々の表現活動に取り込んでいきながら、アートとまちの親和性の文脈が作られてきたように思います。一方で、「アートのまち」と語られる前からこの地に暮らし、アートを志向することになったMIYAJIMAが、自らの表現の中に当地の要素を受容したアプローチは、これまでの当エリアのアートの文脈とは明らかに異なっています。当地で広くアートの活動をする人々よりも若い頃から、かつ長くこのまちに触れてきた彼女の視点から、育ってきた環境が自らの表現に影響することとはどういうことか、そして「此花区梅香・四貫島エリア」が各々の表現活動の拠りどころになり続けている要因は何かを、改めてみなさまと共に考える機会になれば幸いです。

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MINAMI MIYAJIMA(ミナミ ミヤジマ) プロフィール
1997 大阪市此花区梅香生まれ
2016 大阪府立港南造形高等学校卒業、大阪芸術大学デザイン学科入学・中退
2021 大阪市東成区今里にアートギャラリー「JITSUZAISEI」を開廊

[個展]
2019 「OBJECTIVELY」アトリエ三月(大阪)
2020 「EROSION/侵食」アトリエ三月
2023 「MINAMI MIYAJIMA 台北個展」美寓藝術文旅(台北/台湾)

[主なグループ展]
2019 「手塚治虫生誕90周年記念 I♡MANGA」MDP GALLERY(東京)
2020 「whereabouts : sep」アトリエ三月
2021 「大阪アンデパンダン展」gekilin.(大阪)
   「3 trois」gekilin.
2022 「parts」ルンパルンパ(石川)
   「Group_Show_202210」ex-chamber museum(東京)
   「遊具 きゃらあい×MINAMI MIYAJIMA」CONTEMPORARY TOKYO(東京)
2023 「CASO Lounge OPENING EVENT 2DAYS」シーサイドスタジオCASO (大阪)
   「SHOW CASE “LINE”」アトリエ三月
2024   「OSAKA ART MARKET」グランフロント大阪 ナレッジプラザ
   「About the Grid and the art to revolt against orden」Gallery Gezwanzig(ウィーン/オーストリア)
   「まる・さんかく・しかくに魅せられた者たち」梅田阪急SOUQ(大阪)
   「MEET CULTURE in OSAKA」シーサイドスタジオCASO

作家HP:https://minamimiyajima.com/

 

2024-06-22
小松原 智史「ふたたび巣をたてる」 2024年6月22日(土)~7月28日(日)

「ふたたび巣をたてる」 展示記録

小松原 智史「ふたたび巣をたてる」
2024年6月22日(土)~7月28日(日)

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜

会場|the three konohana

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このたびthe three konohanaでは、2年ぶりとなる小松原 智史(KOMATSUBARA Satoshi, b.1989)の個展「ふたたび巣をたてる」を開催します。

2年前の前回の個展「ばける|きえる|うけいれる」では、屋外での作品発表や海外での滞在制作など、新たな環境の下で制作・発表を重ねる中で現れてきた小松原の新たな描きのバリエーションを、平面表現の中に引き戻す意識で制作した作品群を発表しました。それに続く本展では、近年の彼の環境の変化から現れたもう一つの側面、空間への向き合い方が主題となります。

当初の彼の空間への意識は、空間自体を規定する壁面を自らの描きで埋め尽くしていくことに徹していました。しかし、空間の外側には触れられてもその内側には入り込めないという疑問から、2018年の個展「巣をたてる」では竹や廃材などで立体的な構造体を作りながら、それ自体にも描いていくという手法を試みました。その後様々な模索を経て、2020年から3年連続で参加した芸術祭「MIND TRAIL-奥大和 心のなかの美術館」で、3Dペンを使った樹脂による立体的なドローイング作品を発表したことが、大きな成果のひとつとなりました。前回の個展以降も、大きく展開した近年の表現のあらゆる要素を、彼自身の中でひとつひとつ丁寧に見つめ直しています。

本展では、2018年の弊廊での個展以来取り組み続けてきた、空間へのアプローチに特化した作品群を中心に構成します。しかし、立体的な作品を手掛けながらも、彼の表現の根本にあるのは描くことです。筆やペンを下ろすところを、限られた二次元の領域からいかに自由になるかを模索しながら、いまの彼の志向はドローイングとペインティングを並列化して、それらの境界を解体していくことを目指しているようにも感じます。

本展は、小松原が次の表現の構築に向けて、2018年から時間をかけて模索し続けてきた過程において大きな区切りになるかと思います。当時の「巣をたてる」意識から始まり、自らの表現と空間の関係性に向き合ってきた彼の真摯な姿勢に触れていただければ幸いです。

 

2024-03-02
「Gallery Collection 2024 Spring」2024年3月2日(土)~24日(日)

「Gallery Collection 2024 Spring」
2024年3月2日(土)~24日(日)

出品作家|泉 茂加賀城 健加藤 巧

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜、3/22(金)

会場|the three konohana

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このたびthe three konohanaでは、3月2日(土)より「Gallery Collection 2024 Spring」を開催します。

昨年2023年に弊廊で展覧会を開催した泉 茂、加賀城 健、加藤 巧の3名の作品を、昨年や過去の弊廊での展覧会出品作の他、未発表作も交えて紹介します。

なお本展は、ttk近隣のFIGYAで3月9日(土)より開催する、下道基行さんの個展「船はあの丘に登った」と連携してオープンします。此花区梅香・四貫島エリアの複数のスペースにて、2014年に閉廊した梅香堂にゆかりのある作家たちの展示をあわせてご覧いただけます。
連携企画の会場マップはこちら→https://maps.app.goo.gl/dT45oF3AuLamuPPZ6

 

2023-11-03
開廊10周年記念展 Vol.3 「PRE KONOHANA MUSEUM」 2023年11月3日(金・祝)~26日(日)

「PRE KONOHANA MUSEUM」 展示記録

「PRE KONOHANA MUSEUM」出品リスト(PDF)
KONOHANA TIMELINE(Google Spreadsheet)

the three konohana 開廊10周年記念展 Vol.3

「PRE KONOHANA MUSEUM」
2023年11月3日(金・祝)~26日(日)

企画|NO ARCHITECTS、the three konohana

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜

会場|the three konohana

大阪市助成事業

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このたびthe three konohanaでは、弊廊の開廊10周年記念展の第3弾として、「PRE KONOHANA MUSEUM」を、大阪市此花区在住の建築家ユニットNO ARCHITECTSとの共同企画で開催します。

「PRE KONOHANA MUSEUM(プレ・コノハナ・ミュージアム)」は、大阪市此花区梅香・四貫島エリアを拠点に、まちとアートの関係が継続的に育まれてきた約15年間の活動の蓄積を可視化し、その変遷をたどる機会を創出することを目的とした展覧会です。

当エリアは、2007年に地元の不動産会社が主導して、アートを活用したまちづくりの取り組みが始まりました。以降現在に至るまで、随時出入りがありながらも、延べ数百人規模の人々が自らの活動をおこなう中で、大小様々なユニークなイベントが開かれています。また、毎年のように開かれた活動拠点が立ち上がる一方で閉鎖するところもあり、当エリアの動きは常に変化がありながらも持続しています。

本展では、NO ARCHITECTSが長年収集してきた、当エリアで開催された多数のイベントや展覧会の広報物を中心に、関連する各種資料を、10年前に自ら設計を担当したthe three konohanaのギャラリー空間に、仮設の「まちのミュージアム」を想定した空間を構築して展示します。

これまで当エリアは、独特のまちとアートの関係とその成熟の過程が注目を集め、様々な視点から多数の学術論文や各種メディアの取材記事などで言及されてきましたが、近年は周辺を取り巻く状況からその認識に隔たりを感じることも度々起きています。本展を通じて、当エリアの特徴や個性、そして15年もの歳月をかけて紡がれてきた、この「まち」の文脈を、地域内外の方々と共に改めて捉え直す機会になれば幸いです。

【主な出品予定資料】

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【NO ARCHITECTS(ノー アーキテクツ)経歴】

西山広志、奥平桂子により共同主宰。
2009年 神戸芸術工科大学大学院を共に修了し、nishiyamahiroshiokudairakeiko として活動を開始。
2011年 大阪市此花区へ事務所移転に伴い NO ARCHITECTS 設立。
建築をベースに、設計やデザイン、インスタレーション、ワークショップ、会場構成、まちづくりなど活動は多岐にわたる。
また、音楽家や美術家、写真家、劇作家、詩人、ダンサー等とのコラボレーションや、展覧会の企画など領域をまたいだ活動も行っている。
著書に『NO BOOK』 (OOO PRESS)、『REMIX TOWN』 (RAD)など。
現在、西山は摂南大学 ・ 近畿大学・京都芸術大学 非常勤講師。奥平は京都芸術大学 非常勤講師。
http://noarchitects.jp/

 

2023-09-15
開廊10周年記念展 Vol.2 泉 茂「Newly Discovered Works」2023年9月15日(金)~10月8日(日)

・泉 茂「Newly Discovered Works」 展示記録
・テキストリーフレット(執筆:稲葉征夫、山中俊広、福元崇志)

the three konohana 開廊10周年記念展 Vol.2
泉 茂「Newly Discovered Works」

会期|
Yoshimi Arts:9月13日(水)~10月1日(日)10月8日(日)[* 会期延長しました]
 12時~19時(日曜のみ17時まで)/月・火、10/7(水)休 
the three konohana:9月15日(金)~10月8日(日) 12時~19時/月・火・水休 
(2会場にて開催/会期・休廊日は会場によって異なります)

会場|
Yoshimi Arts

〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F/06-6443-0080/info@yoshimiarts.com
会場アクセス|大阪メトロ四つ橋線・肥後橋駅より徒歩1分、大阪メトロ御堂筋線・淀屋橋駅より徒歩5分
ギャラリーURL|http://www.yoshimiarts.com

the three konohana
〒554-0013 大阪市此花区梅香1-23-23-2F/06-7502-4115/info@thethree.net
会場アクセス|阪神なんば線・千鳥橋駅より徒歩3分、阪神なんば線/JR環状線・西九条駅より徒歩9分
ギャラリーURL|https://thethree.net/

協力|中川 佳宣(大阪芸術大学 美術学科 特任教授)、大阪芸術大学博物館

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このたび、Yoshimi Artsとthe three konohanaの共同企画として、泉 茂の個展「Newly Discovered Works」を開催します。本展は、the three konohanaの開廊10周年記念展の第2弾としても位置付けます。

両ギャラリーでは、2017年の初めての共催展以降、泉茂の調査を継続しておこなっていますが、最近になりロールの状態で保管されていた大きなサイズのキャンバス作品群を発見しました。これらは、2012年まで大阪府河南町にあった泉のアトリエを完全に引き払う際に関係者が引き取ったものの一部でしたが、その当時にまとめられたリストには記載のなかった作品群でした。

本展では、その作品群からセレクトした約10点を、2つのギャラリーで同時に公開します。出品作品は、当時の資料や情報が不確かな要素が随所にあると同時に、完成された作品として発表実績がないと思われるものも含んでいます。本展を通じて、生前の泉や作品制作時のことを知る方々から作品の情報やエピソードを収集する機会とします。

また本展では、かつて泉の助手を務めていた大阪芸術大学美術学科の特任教授、中川佳宣氏に展示協力を得て、さらには大阪芸術大学が所有する泉の作品資料を借用して、本展で紹介する作品群とあわせて展示します。加えて関連企画として、Yoshimi Artsの稲葉征夫とthe three konohanaの山中俊広の2人のギャラリストと、国立国際美術館主任研究員の福元崇志氏が、それぞれに執筆した泉茂についてのテキストをまとめたリーフレットを、両ギャラリーにて部数限定で無料配布します。

2017年から3回の共催展を経て、近年は全国各地の美術館のコレクション展や企画展で、泉の作品が公開される機会が増えるようになりました。4回目の泉茂共催展となる本展から、また新たに泉の魅力を掘り起こすべく、さらに多角的な作品分析や解釈のためのヒントを見出し、かつその体制を再構築する機会としたいと思います。

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泉 茂(Izumi Shigeru) 経歴

1922年大阪府生まれ。大阪市立工芸学校図案科卒業。瑛久らと1951年に結成した「デモクラート美術家協会」で活動し、叙情的な作風の版画が国内外で高い評価を得る。同会解散後、1959年から10年間にわたり滞在したニューヨークとパリで、当時の現地の美術の動向に触れ、抽象的な平面表現へと大きく転換する。帰国後は、主観を排除し、描くことの本質を追究した作品を、晩年まで精力的に制作・発表した。また、1970年から92年まで大阪芸術大学の教授に就き、後進の作家を多く輩出した。1995年没。
和歌山県立近代美術館、国立国際美術館、パリ市立近代美術館、ニューヨーク近代美術館など、国内外の美術館に多数作品が収蔵されている。2017年よりYoshimi Arts とthe three konohana が取扱ギャラリーとなり、定期的に展覧会を開催している。

【これまでの両ギャラリーの泉茂展 開催実績】
2017 泉 茂「PAINTINGS 1971-93」Yoshimi Arts、the three konohana 共同開催
2018 泉 茂「1960-70’s」Yoshimi Arts 単独開催
2019 泉 茂「Drawings 1960’s」Yoshimi Arts、the three konohana 共同開催
2020 泉 茂「70’s」 Yoshimi Arts 単独開催
2021 「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」Yoshimi Arts、the three konohana 共同開催

【近年の国内美術館での主な泉茂作品出品歴】
2017
「泉茂 ハンサムな絵のつくりかた」和歌山県立近代美術館
「コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅰ」国立国際美術館
「平成29年度 第1回コレクション展」京都国立近代美術館
2018
「新収蔵作品展」西宮市大谷記念美術館
「コレクションを核に 関西ゆかりのデモクラートの作家たち 泉茂・山中嘉一・吉田利次・吉原英雄」BBプラザ美術館
「大阪芸大“はたち”の頃 ―元美術学科長・松井正と泉茂―」大阪芸術大学博物館
2019
「2019年度コレクション展Ⅲ もうひとつの日常」兵庫県立美術館
2020
「2020年度コレクション展Ⅰ コレクションにみる 拡がる現代アート 眼で聴き、耳で視る」BBプラザ美術館
「和歌山県立近代美術館 コレクションの50年」和歌山県立近代美術館
2021
「所蔵作品展 MOMATコレクション」(3/23-5/16)東京国立近代美術館
「コミュニケーションの部屋」和歌山県立近代美術館
2022
「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」大阪中之島美術館
「扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022」埼玉県立近代美術館
「Back to 1972 50年前の現代美術へ」西宮市大谷記念美術館
「ニッポンの油絵 近現代美術をかたち作ったもの」和歌山県立近代美術館
「内海柳子とデモクラートの作家たち」町田市立国際版画美術館
2023
「コレクション展IV 造形紀行 「デザイン」の楽しみ」大分県立美術館
「とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家」 和歌山県立近代美術館、宇都宮美術館、長野県立美術館
「2023年度Ⅰ 人のよそおい」徳島県立近代美術館

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2023-04-28
開廊10周年記念展 Vol.1 加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 2023年4月28日(金)~6月18日(日)

・加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 展示記録

the three konohana 開廊10周年記念展 Vol.1

加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」
2023年4月28日(金)~6月18日(日)

出品作家|加賀城 健加藤 巧

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜

オープニングトーク&レセプション|4月30日(日)17:00~19:30

会場|the three konohana

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このたびthe three konohanaは開廊10周年を迎え、本年は記念展としての企画を複数計画しています。

その第一弾の企画として、加賀城 健(KAGAJO Ken, b.1974)と加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)による二人展「Haste Makes Waste」を4月28日(金)より開催します。

本展は、弊廊で定期的に作品発表を重ねてきた二人の作家が、お互いの表現の方法や思考に触れ合い、その応答としての作品を発表する形式です。本展のためにお互いの作品および作品に使用する材料を渡し合って、それに各々の方法で応答した作品、対話を通じて着想が広がった新作、相手方の作品と並置して同異点を探る作品などで構成します。

本展を通じて、相互的な向き合いから現れる自らの制作のスタンスを見つめ直す二人の態度と、美術/芸術の本質に向き合おうとする二人の作家と弊廊の三者、それぞれの姿勢に触れていただける機会になれば幸いです。

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開廊10周年、つまりギャラリー活動の10年を表現する展覧会をと考えた時に、私にはそれを総花的に回顧する選択はないと思った。この10年間、私はギャラリーの運営と並行しながら、キュレーターの肩書で様々な立場や枠組みの仕事を多数手掛けることとなり、ギャラリストとして美術、芸術/アート、作家、作品とどう向き合うかという私の価値観はどんどん変容した。そうした流れの中でこの10年を表現するならば、今のこの通過点でどういう芸術の見方を持っているのかを示すことが理にかなっていると思った。つまり今の自分を表現すること。

変化したことも多いが、一貫して持ち続けている価値観ももちろんある。今回の展覧会はどちらかというと後者を表現することかもしれない。加賀城健と加藤巧は、それぞれ弊廊で何度も発表を続けていると同時に、パブリックな環境を舞台とした企画でも協働しており、作品を作らずマネジメント職に専念する私の立場に理解を示すことができる作家でもある。さらに二人は、芸術系大学で教員職に従事していることも私と共通し、ギャラリー内での活動に留まらず、広い視野でいまの芸術・美術を捉えて議論ができる、対等な同志的存在であることは過言ではない。

この二人の作家に共通していることは、作家としての活動や作品表現の幅を広げながらも、その広がりを自らの特異点として押しだすことはなく、各々の領域の原点、つまり本質の追究に自らの主題を置いている。この点に私はこれまで強い共感と信頼を置いてきた。加賀城は染色、加藤は絵画、それぞれの領域の技法と材料を研究する姿勢が作品へと発展する過程は、共に作家としての最も強固な軸と言えよう。しかし、二人はそれらの要素を権威として自らにまとわせないように、自らの身体および制作行為の性質をも観察し、それらを作品へ反映させる姿勢を取る。自らの外にある表現・制作のための知識と、自らの中にある身体と思考を組み合わせ、それらをフラットにするためにいかに遠回りし、不便さを受け入れることを意識した作品制作をするところにも特筆すべき点があると考える。各々の領域にある技法や材料、歴史に由来する、動かしがたい権威的概念と、表現・制作の不自由さに着目し、それらに誠実に向き合う振る舞いから自由さを獲得していく態度には、いまの芸術の領域だけでなく社会にも説得力を持ったメッセージとして発せられる強さがあると私は思っている。

一方で、これだけ共通点が多くありながら、本展はむしろ両者の違いが現れることになるだろう。当初互いに制作思考への共感を持ってこの企画に臨んだ二人だったが、まずは作品や材料を交換して制作に取り組んだものの、それらを取扱うアプローチに共に戸惑い、制作が立ち止まった瞬間があった。この気づきがあった後に、本展に向けての各々の取り組み方に違いが広がったように私は感じた。急がば回れ。本展のタイトルはここでの出来事だけでなく、私たちが各々の活動の中で常に大切にしてきた態度として明解に示すものである。

本展は、加賀城と加藤の対話と応答から、全ての作品と展示が作られる。それを10年の活動を経たギャラリーの今を位置づける価値観の一つとして示すことに、私に躊躇はない。これまで多数の企画で私と協働を積み重ね、お互いのキャリアアップに寄与し合ってきた二人は、ここに私自らの価値観を肉付けすることに信頼を持って受容してくれるだろう。ここからギャラリーの次の10年を展望し、そしてさらにその先の世界に残され得る芸術とは何かを、これからも試行錯誤しながら考え続けていきたい。

the three konohana 代表・ディレクター 山中 俊広

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加藤 巧《macaroni (mirror) 01》2023   【本展出品予定作品】
顔料、漆喰、樹脂プラスター、ジェスモナイトAC100、和紙、加賀城健の布  25.0×21.7 cm
加賀城 健「Manipulation / Interchange」前期展 展示風景(2022年/the three konohana)
[撮影:長谷川朋也]

加藤 巧《To Daclare (flag)》2022
顔料、乾性油、卵黄、二水石膏、兎膠、亜麻布、木材
45.0 x 104.5 cm

 

2023-01-13
Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22」2023年1月13日(金)~2月19日(日)

・加藤 巧「Recent works 2020-22」 展示記録

Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22
2023年1月13日(金)~2月19日(日)[※会期中の金~日曜日オープン]

開廊時間|12:00~19:00
(* 期間中の月~木曜日はアポイントメント制/電話・メールにてお問合せください)
(* 2/5(日)は13:00オープンに変更いたします)
会場|the three konohana

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このたびthe three konohanaでは、Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22を、年明けの1月13日(金)より開催いたします。

本展では、絵画技法や材料の研究を並行して多様な作品を制作している加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)のここ3年間の弊廊での未発表作から、ギャラリーがセレクトした約20点を公開します。2022年夏、gallery αM(東京)の年間企画「αMプロジェクト2022-判断の尺度(キュレーター:千葉 真智子)」での個展「To Do」で発表した作品を中心に、新作や近年の未発表作などで構成します。

《To Play (octopus)》2022【出品予定作品】
顔料、卵黄、アクリル樹脂、二水石膏、兎膠、亜麻布、木材 90.0 x 60.0 cm
[ 「To Do/判断の尺度 vol. 2」 出品作品/撮影:守屋 友樹]

《To Swipe (face) 02》2020【出品予定作品】
顔料、卵黄、アクリル樹脂、タルク、兎膠、寒冷紗、木材、ダンマル樹脂 29.7 x 21.0 cm

 

2022-10-27
森村 誠「the pre-emptive multi-task」2022年10月27日(木)~12月11日(日)

森村 誠「the pre-emptive multi-task」
2022年10月27日(木)~12月11日(日)

前期:10/27(木)~11/20(日)
後期:11/26(土)~12/11(日) (※ 前後期で作品を入れ替えます)

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜、11/24(木)~25(金)

会場|the three konohana

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このたびthe three konohanaでは、森村 誠(MORIMURA Makoto, b.1976)の個展を前後期に分けて開催いたします。

森村は、特定の情報が記された印刷物に、自らの手による行為を幾重にも積み重ねることによって作品化する作家と主に認識されています。これら大きく2つの要素の組み合わせを軸に、印刷物上の情報の用途やイメージから別の視点を促す作品を生み出すことで、私たちにその都度強い印象を与え続けてきました。また、彼の私的な体験や出来事を作品の着想に置くことで、私たち各々の日常や身近な物事へと導く求心力を有し、これまでに数多くの印象的な作品シリーズを制作・発表しています。

本展では、パソコンのCPUの機能を示す「pre-emptive multi-task(非協調的マルチタスク)」を比喩的なキーワードとして設定し、前期展の過去約20年間の作品と、後期展の新作シリーズの作品の双方に通底する、森村の作品制作・表現の傾向と今後の展開を探ることを狙いとします。

作品をシリーズ化していくための彼の思考方法には、材料と行為の選択や、私的な体験の抽出などに、作品へと発展させる彼なりの複数のフォーマットが垣間見られるように思います。それらの組み合わせの取捨選択や各々の要素の強弱がシリーズごとに設定・調整されることで、表現の多様性と一貫性が同時に担保されているのではという仮定において、彼の現在に至るまでの表現の全容を捉える機会になればと思います。

一方で、全ての作品シリーズを表層的に捉えると、時々彼の作品とは思えないようなイレギュラーな表現が現れています。その特徴が、後期展に発表する新シリーズ「PoSD」には明らかに見られることから、過去の作品の変遷を捉えながら最新作の発表を迎える、丁寧な鑑賞の過程を設けることが、もう一つの本展の狙いでもあります。

前期展では、2000年代半ばから昨年までに制作した作品約30点を公開し、後期展では、最新作「PoSD」シリーズの作品の発表を6点程度予定しています。森村の長年の制作活動の一貫性とその特異点がどこに見られるのか、多数の様々な作品と対峙して、みなさまと共に考える機会になれば幸いです。

《PoSD_001》2022 アクリル、キャンバス 18.0 x 14.0 x 3.5 cm【後期展出品予定作品】
《S.A.S.P : New York / Osaka 2012-07-23 to 10-09》2012-13 [部分、再構成]
ハガキ、切手、修正液、針、写真 サイズ可変【前期展出品予定作品】
《研究社 現代英和辞典[睡眠薬/笑い薬]》2005 英和辞典、瓶 【前期展出品予定作品】