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「飛鳥アートヴィレッジ」 2014年度参加アーティスト募集のご案内
奈良県明日香村主催によるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「飛鳥アートヴィレッジ」、本年度の参加アーティストの募集がスタートいたしました。
ttk山中は、昨年度に引き続いてプログラム・コーディネーターとして、レジデンスと成果発表展示のサポートをさせていただきます。
本年度は作品展示/成果発表のスタイルが昨年度から様変わりし、村内各所での屋外展示となりました。
応募締切は9月30日(火)です。ぜひ多くのみなさまのご応募をお待ちしております。
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■ 趣旨
日本という国号が誕生した地と伝えられる「飛鳥」。豊かな自然とともに古代の遺跡や寺院が点在する日本最古の都であり、私たち日本人の心の源流がここにあります。
『飛鳥アートヴィレッジ』は若手アーティストを対象に、明日香村のサポートのもとでおこなわれるアーティスト・イン・レジデンスのプログラムです。歴史と 自然に育まれた飛鳥の風土に触れ、さらに地元の人々との交流などを通じて、次代の「美」を開拓するとともに、飛鳥のアイデンティティを新たに読み解く作品 が生まれる機会となることを目的に、2012年度から始まり、今年度で3回目の開催となります。
「明日香まるごと博物館」の実現、さらには世界遺産の登録を目指す明日香村は、『飛鳥アートヴィレッジ』も、村として国内外に発信するブランド形成のための重要な一事業として位置づけております。
今年度はアーティスト・イン・レジデンスとしての内容の充実と、明日香村へのアプローチや村民との交流を深めるために、昨年度からのプログラムを大きく刷新いたしました。つきましては、今年度の『飛鳥アートヴィレッジ』の参加アーティストを広く公募いたします。
■ 事業内容
[アーティスト・イン・レジデンス]
日 程:2015年1月17日(土)~26日(月)<10日間>
滞在場所:飛鳥寺研修会館 修徳坊(明日香村飛鳥725-1)
数ある古代の遺構や豊かな自然に恵まれた飛鳥の風土に触れながら、自らの発想や想像力を喚起させて、制作へと進めていく機会とします。地元の方々との交流プログラムも随時開催します。
レジデンス期間中の滞在費(宿泊費および朝夕食費)と制作費の一部(上限7万円)および作品展示にかかる運搬費の一部(上限4万円)は主催者側が負担します。
[作品展示/成果発表]
日 程:2015年3月6日(金)~15日(日)<10日間>
会 場:国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺地区芝生広場、奈良県立万葉文化館庭園、万葉展望台広場 [すべて屋外展示]
レジデンス期間に制作した作品およびレジデンスでの体験から着想を得た作品を、成果発表として展示します。展示プランの詳細は、レジデンス中にプログラム・コーディネーターや地元の方々とのコミュニケーションを重ねながら調整し決定します。
※会場の詳細につきましては、明日香村役場HPをご覧ください。
■ 募集対象者
・現代美術などの分野で活動する18歳以上40歳未満の方(応募時の満年齢・高校生は不可)
・アーティスト・イン・レジデンスの期間中、明日香村に滞在し、交流プログラムに参加できること。
・平面立体などのジャンルは不問。作品展示/成果発表では会場の特性上、屋外展示に耐えられる作品を発表できること。
■ 募集定員 5名程度
■ 応募方法
明日香村役場HPからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入し、過去の活動をまとめたポートフォリオ1冊(20ページ以内)を同封して、郵送にてご応募ください。
■ 応募締切 2014年9月30日(火)消印有効
■ 選考および結果通知
提出書類をもとに、選考・決定し、結果は11月中旬に郵送にて通知いたします。
■ 応募書類の送付先/お問い合わせ先
〒634-0111 奈良県高市郡明日香村大字岡55番地
明日香村役場 企画政策課内 「飛鳥アートヴィレッジ」係
TEL:0744-54-2001 FAX:0744-54-2440
E-MAIL:info@asukamura.jp
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■ スペシャルアドバイザー/選考委員
絹谷 幸二(洋画家、大阪芸術大学教授・東京藝術大学名誉教授)
建畠 晢(京都市立芸術大学学長)
烏頭尾 精(日本画家、京都教育大学名誉教授)
脇田 宗孝(陶芸家、奈良教育大学名誉教授)
■ プログラム・コーディネーター
山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)
主 催:明日香村
共 催:国営飛鳥歴史公園 奈良県立万葉文化館 (一財)明日香村地域振興公社
協 力:岡村印刷工業株式会社
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応募書類や応募要項など詳しくは、以下の明日香村HPをご覧ください。
http://asukamura.jp/topics/art_village_2014/index.html
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