加賀城 健
2024-10-31加賀城 健 染色展「一つのメルヘン」@小矢部市美術館 アートハウスおやべ 2024年12月14日(土)~2025年1月13日(月・祝)


加賀城 健の個展を、富山の小矢部市美術館 アートハウスおやべにて12月14日(土)より開催します。ttkは本展の開催に協力しています。
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アートの実験空間2024-25 加賀城 健 染色展「一つのメルヘン」
会期|2024年12月14日(土)-2025年1月13日(月・祝)
(休館日:毎週水曜、12月25日(水)-1月3日(金))
開館時間|10:00ー18:00(最終入場17:30)
会場|小矢部市美術館 アートハウスおやべ
(932-0821 小矢部市鷲島10 クロスランドおやべ内 TEL: 0766-53-5344)
入場無料
会場へのアクセス|
お車でお越しの方:北陸自動車道小矢部I.C./能越自動車道小矢部東I.C.より車で約7分
公共交通機関でお越しの方:
[JR金沢駅より]IRいしかわ鉄道線富山方面の電車に乗車し、あいの風とやま鉄道線石動駅下車
[JR新高岡駅より]JR城端線に乗車し高岡駅下車、あいの風とやま鉄道線に乗り換え、石動駅下車
[石動駅より]石動駅北口より加越能バス若林線に乗車、鷲島停留所下車/タクシーで約5分/徒歩で約30分
主催|アートハウスおやべ
共催|小矢部市、 小矢部市教育委員会
後援|小矢部市芸術文化連盟、北日本新聞社、富山新聞社、読売新聞北陸支社、北陸中日新聞、朝日新聞富山総局、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、FMとやま、エフエムとなみ、となみ衛星通信テレビ
協力|金沢美術工芸大学、 the three konohana
2024-03-02「Gallery Collection 2024 Spring」2024年3月2日(土)~24日(日)
「Gallery Collection 2024 Spring」
2024年3月2日(土)~24日(日)
出品作家|泉 茂、加賀城 健、加藤 巧
開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜、3/22(金)
会場|the three konohana
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このたびthe three konohanaでは、3月2日(土)より「Gallery Collection 2024 Spring」を開催します。
昨年2023年に弊廊で展覧会を開催した泉 茂、加賀城 健、加藤 巧の3名の作品を、昨年や過去の弊廊での展覧会出品作の他、未発表作も交えて紹介します。
なお本展は、ttk近隣のFIGYAで3月9日(土)より開催する、下道基行さんの個展「船はあの丘に登った」と連携してオープンします。此花区梅香・四貫島エリアの複数のスペースにて、2014年に閉廊した梅香堂にゆかりのある作家たちの展示をあわせてご覧いただけます。
連携企画の会場マップはこちら→https://maps.app.goo.gl/dT45oF3AuLamuPPZ6



2024-02-19《次回展のご案内》「Gallery Collection 2024 Spring」 2024年3月2日(土)~24日(日)

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
昨年弊廊で展覧会を開催した3名の作家の作品を紹介する「Gallery Collection 2024 Spring」を、3月3日(土)~24日(日)の会期で開催します。
2023-12-26加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 展示記録


































2023-04-28開廊10周年記念展 Vol.1 加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 2023年4月28日(金)~6月18日(日)

・加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 展示記録
the three konohana 開廊10周年記念展 Vol.1
加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」
2023年4月28日(金)~6月18日(日)
出品作家|加賀城 健、加藤 巧
開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜
オープニングトーク&レセプション|4月30日(日)17:00~19:30
会場|the three konohana
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このたびthe three konohanaは開廊10周年を迎え、本年は記念展としての企画を複数計画しています。
その第一弾の企画として、加賀城 健(KAGAJO Ken, b.1974)と加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)による二人展「Haste Makes Waste」を4月28日(金)より開催します。
本展は、弊廊で定期的に作品発表を重ねてきた二人の作家が、お互いの表現の方法や思考に触れ合い、その応答としての作品を発表する形式です。本展のためにお互いの作品および作品に使用する材料を渡し合って、それに各々の方法で応答した作品、対話を通じて着想が広がった新作、相手方の作品と並置して同異点を探る作品などで構成します。
本展を通じて、相互的な向き合いから現れる自らの制作のスタンスを見つめ直す二人の態度と、美術/芸術の本質に向き合おうとする二人の作家と弊廊の三者、それぞれの姿勢に触れていただける機会になれば幸いです。
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開廊10周年、つまりギャラリー活動の10年を表現する展覧会をと考えた時に、私にはそれを総花的に回顧する選択はないと思った。この10年間、私はギャラリーの運営と並行しながら、キュレーターの肩書で様々な立場や枠組みの仕事を多数手掛けることとなり、ギャラリストとして美術、芸術/アート、作家、作品とどう向き合うかという私の価値観はどんどん変容した。そうした流れの中でこの10年を表現するならば、今のこの通過点でどういう芸術の見方を持っているのかを示すことが理にかなっていると思った。つまり今の自分を表現すること。
変化したことも多いが、一貫して持ち続けている価値観ももちろんある。今回の展覧会はどちらかというと後者を表現することかもしれない。加賀城健と加藤巧は、それぞれ弊廊で何度も発表を続けていると同時に、パブリックな環境を舞台とした企画でも協働しており、作品を作らずマネジメント職に専念する私の立場に理解を示すことができる作家でもある。さらに二人は、芸術系大学で教員職に従事していることも私と共通し、ギャラリー内での活動に留まらず、広い視野でいまの芸術・美術を捉えて議論ができる、対等な同志的存在であることは過言ではない。
この二人の作家に共通していることは、作家としての活動や作品表現の幅を広げながらも、その広がりを自らの特異点として押しだすことはなく、各々の領域の原点、つまり本質の追究に自らの主題を置いている。この点に私はこれまで強い共感と信頼を置いてきた。加賀城は染色、加藤は絵画、それぞれの領域の技法と材料を研究する姿勢が作品へと発展する過程は、共に作家としての最も強固な軸と言えよう。しかし、二人はそれらの要素を権威として自らにまとわせないように、自らの身体および制作行為の性質をも観察し、それらを作品へ反映させる姿勢を取る。自らの外にある表現・制作のための知識と、自らの中にある身体と思考を組み合わせ、それらをフラットにするためにいかに遠回りし、不便さを受け入れることを意識した作品制作をするところにも特筆すべき点があると考える。各々の領域にある技法や材料、歴史に由来する、動かしがたい権威的概念と、表現・制作の不自由さに着目し、それらに誠実に向き合う振る舞いから自由さを獲得していく態度には、いまの芸術の領域だけでなく社会にも説得力を持ったメッセージとして発せられる強さがあると私は思っている。
一方で、これだけ共通点が多くありながら、本展はむしろ両者の違いが現れることになるだろう。当初互いに制作思考への共感を持ってこの企画に臨んだ二人だったが、まずは作品や材料を交換して制作に取り組んだものの、それらを取扱うアプローチに共に戸惑い、制作が立ち止まった瞬間があった。この気づきがあった後に、本展に向けての各々の取り組み方に違いが広がったように私は感じた。急がば回れ。本展のタイトルはここでの出来事だけでなく、私たちが各々の活動の中で常に大切にしてきた態度として明解に示すものである。
本展は、加賀城と加藤の対話と応答から、全ての作品と展示が作られる。それを10年の活動を経たギャラリーの今を位置づける価値観の一つとして示すことに、私に躊躇はない。これまで多数の企画で私と協働を積み重ね、お互いのキャリアアップに寄与し合ってきた二人は、ここに私自らの価値観を肉付けすることに信頼を持って受容してくれるだろう。ここからギャラリーの次の10年を展望し、そしてさらにその先の世界に残され得る芸術とは何かを、これからも試行錯誤しながら考え続けていきたい。
the three konohana 代表・ディレクター 山中 俊広
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2023-04-01《次回展のご案内》 開廊10周年記念展 Vol.1 加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 2023年4月28日(金)~6月18日(日)
the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
このたび弊廊はこの春に開廊10周年を迎え、本年は記念展としての企画を複数計画しています。
その第一弾の企画として、加賀城 健(KAGAJO Ken, b.1974)と加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)による二人展「Haste Makes Waste」を、4月28日(金)~6月18日(日)の会期で開催します。
【詳細はこちら】
2022-02-28「Gallery Collection 2022」2022年3月5日(土)~27日(日)[*4月中は予約制]
「Gallery Collection 2022」
2022年3月5日(土)~27日(日)(* 4月中は予約制)
出品作家:加賀城 健、加藤 巧、森村 誠
[定期オープン]
会期:2022年3月5日(土)~27日(日)
開廊時間:12時~19時(※3/18(金)は18時まで、3/20(日)は14時から)
休廊日:毎週月~木曜、3/25(金)
[予約制オープン]
会期:2022年4月中
※ 予約制オープン中にご来廊をご希望の方は、SNS(Twitter、Facebook、Instagram)のメッセージまたはメール(info(at)thethree.net)にて、ご希望の日時を明記の上、ご希望日の2日前までにご連絡ください。
※ 当方の都合により、ご希望の日時に添えない場合がございます。なにとぞご了承くださいませ。
※ なお、定期オープン中も休廊日および開廊時間外でもご覧いただける場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。
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このたびthe three konohanaでは、3月5日(土)より「Gallery Collection 2022」を開催いたします。3月中は原則金曜~日曜に開廊し(一部休廊日があります)、4月中は予約制にてご覧いただけます。
昨年から今年にかけて弊廊の企画で個展を開催した加賀城 健、加藤 巧、森村 誠の3名の作品をご紹介いたします。当時の個展の出品作を中心に、未発表作やそれ以前の作品もあわせてご覧いただけます。
昨年から現在にかけてもコロナの影響などで、彼らの個展にどうしても足を運ぶことが叶わなかったという方も多くおられると思います。ぜひこの機会に、3名の作家の当時の発表の一端を一堂にお楽しみいただければ幸いです。
加賀城 健《Transfer-dyeing (Sanctuary #3)》2022
レーヨン・ポリエステル混紡布、染料、木枠/糊防染、移し染 110.0 x 110.0 cm
加藤 巧《Tanktop》 2021
顔料、漆喰、蜜蝋、乾性油、Jesmonite AC100、服、木材、アルミ材 58.5 x 43.0 cm
森村 誠《a Book of OTW 3》 2021
地図、修正液、糸、布、紙、革 18.5 x 13.5 x 5.0 cm
2022-02-14加賀城 健「Manipulation / Interchange」後期展 展示記録
撮影日:2022年1月26日 撮影:長谷川 朋也
2022-01-26加賀城 健「Manipulation / Interchange」前期展 展示記録
撮影日:2022年1月13日 撮影:長谷川 朋也
2022-01-06加賀城 健「Manipulation / Interchange」2022年1月6日(木)~2月13日(日)
・加賀城 健「Manipulation / Interchange」前期展 展示記録
・加賀城 健「Manipulation / Interchange」後期展 展示記録
加賀城 健「Manipulation / Interchange」
2022年1月6日(木)~2月13日(日)
前期:1月6日(木)~16日(日)[※10日(月・祝)は開廊します]
後期:1月27日(木)~2月13日(日)
休廊日:毎週月~水曜、1/17~26(展示替えのため)
開廊時間:12:00~19:00
会場:the three konohana
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このたびthe three konohanaでは、弊廊では4年半ぶりとなる加賀城 健(KAGAJO Ken, b.1974)の個展を、前後期に分けて開催いたします。
前回2017年の弊廊での加賀城の個展「Physical / Flat」は、彼の20年来の制作活動の変遷を振り返ることを目的に、弊廊での2期に分けた過去作中心の展示と、アートフェア「ART OSAKA 2017」での新作中心での展示の3部構成でおこないました。染色と現代美術の領域と行き来しながら多岐に展開されてきた彼の表現を、「身体性(Physical)と「平面(Flat)」の視点から捉え直し、染色表現を起点としたアプローチが、当時の現代美術の表現動向やその論点にその都度結び付いていたことを示す機会となりました。
この個展の直後に、加賀城は金沢美術工芸大学の専任教員に着任し、活動の拠点を石川県に移して4年が経過しました。その間、染色の素材・技法の研究とそれに基づく作品制作・発表に一層励みながらも、後進の教育・指導にも勤しみ、新たな制作環境の下で、彼の思考には少しずつ変化が生じてきています。
作家としての自らの姿勢を後進に示そうとする中で、感覚的な制作手法を抑え、論理的にそれを選択する意識が高まったと加賀城は言います。彼がいま強く関心を寄せているのは、以前より彼の制作テーマの一つであった「他力」と呼ばれる領域を、より積極的に作品に取り込むことです。彼の作品を構成する主な素材である布や染料としての水、糊などの性質を、実験と観察を幾度と重ねて理解することは以前より大切にしていましたが、作品制作において自身が取り組む領域と、自然の現象に委ねる領域を、いかに理知的に定めていくかに思考を向けています。近年の作品は染色技法のレイヤーが複雑化し、表層的には制作のプロセスが捉えにくい視覚構成になっており、加賀城の積極的な手技による経験の再構築と研究意欲が随所に垣間見られます。
本展は、前期の2週間と後期の3週間それぞれに、最新作を中心に展示手法や作品の形状が異なる2種類の個展形式で構成します。石川に制作の拠点を移して4年、大阪の頃から変わらない加賀城の制作意欲と、加賀城が捉えている今後の表現の射程を、久しぶりの大阪、かつ現代美術の領域での発表の中で、みなさまと共に触れる機会になれば幸いです。
加賀城 健 出品予定作品(部分)
加賀城 健《Manipulation-Mentor》2021
綿布、染料/指による糊置、糊染 280×1000cm[撮影:佐久間秀樹]
加賀城 健「Physical/ Flat」展示風景(2017年、the three konohana)[撮影:長谷川 朋也]