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2015-05-27加賀城 健「Essential Depths」 展示記録
撮影日:2015年5月7日 撮影:長谷川 朋也
2015-05-27加賀城 健「Essential Depths」に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
加賀城 健「Essential Depths」につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・『美術手帖 2015年4月号』 ARTNAVI(プレビュー/3月25日)
・『美術手帖 2015年5月号』 ARTNAVI(プレビュー/4月18日)
・ブログ「プラダーウィリー症候群(Prader-Willi Syndrome)の情報のメモ」(レビュー/4月5日)
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20150405/art
・ブログ「亰雜物的野乘」(レビュー/4月20日)
http://zatsuzatsukyoyasai.blogspot.jp/2015/04/essential-depthsthe-three-knohana.html
2015-05-23外部の展覧会情報 15年6月【6/14更新】
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
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一昨年11月~12月にttkにて個展を開催しました岡本啓さんが、東京・銀座のギャラリー椿にて個展を開催いたします。
岡本啓「sciolism」
会期:2015年6月20日(土)~7月4日(土) 日曜祝日休廊
開廊時間:11:00〜18:30
会場:ギャラリー椿(104-0031 東京都中央区京橋3-3-10 第1下村ビル1F TEL:03-3281-7808)
http://www.gallery-tsubaki.jp/
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一昨年6~7月にttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家藤田 道子さんが、東京・太田区のHasu no hanaのグループ展に参加いたします。
Hasu no hana ART FAIR
会期:6月1日(月)~6月28日(日) 火曜休
会場:Hasu no hana(146-0091 東京都大田区鵜の木1-11-7)
開場時間:月・木・土・日 12:00~18:00/水・金 15:00~22:00
入場料:300円
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昨年1月~3月にttkにて開催しました「まよわないために」展の出品作家金崎亮太さん、三木祐子さんが、京都・上賀茂の瑞雲庵にて開催のグループ展に参加いたします。
Erosion/Transfiguration -侵蝕と変容の先の関係性へ-
会期:[second part] 2015年5月17日(日)〜6月14日(日)の土日祝のみ 11:00〜18:00
会場:瑞雲庵(603-8074 京都市北区上賀茂南大路町62-1)
入場無料
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昨年11~12月にttkにて個展を開催しました小松原 智史さんが、大阪・長堀橋の丸山雄進堂のグループ展に参加いたします。
和紙に描く
会期:5月29日(金)~6月12日(金) ※毎週日曜日休廊
会場:丸山雄進堂 筆屋ギャラリー(542-0082 大阪市中央区島之内2-6-23 TEL: 06-6211-6226)
開場時間:9:00~19:00 (5/29と6/5は21時まで)
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一昨年6~7月にttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家小林 礼佳さんが、東京・目黒区のSUNNY BOY BOOKSにて個展を開催いたします。
小林 礼佳 個展 「スイム」
会期:5月23日(土)~ 6月6日(土) 会期中無休
会場:SUNNY BOY BOOKS(152-0004 東京都目黒区鷹番2-14-15)
開場時間:平日 13:00-23:00/水・木 15:00-22:00
/土日祝 12:00-21:00
http://www.sunnyboybooks.com/event/swim/
2015-05-10KAMO 18th Meeting 「大人と子どもの体験ダンス&アートワークショップ」【6/7(日)13:30〜15:30 @ SPinniNG MILL】
日時:2015年6月7日(日)13:30〜15:30
会場:SPinniNG MILL(大阪府堺市堺区並松町45)
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[会場アクセス] 南海本線 七道駅から徒歩7分/阪堺電車 高須神社駅から徒歩5分
※お車でお越しの際は駐車場はありませんので、近隣のコ
参加費:大人1000円 子ども500円(未就学児無料
※乳幼児をお連れの場合は、必ず同伴ください。授乳室、
※いずれも動きやすい服装でご参加ください。更衣室もご
※上履き(裸足でも可)、水分補給のための飲み物をご持
参加申し込み方法:
参加ご希望の方は、FBイベントページの参加予定ボタン
Facebookをお使いでない方や複数人での参加のご
申し込み後のキャンセルの際も、上記メールアドレスまで
当日の会場での参加申し込みも可能です。
ナビゲーター:
伴戸千雅子(振付家・ダンサー)
演劇、バリ舞踊、舞踏を学び、1989-2011年ダン
2004年から視覚障害など、さまざまな障害をもった人
カラダをほぐすと、ココロも軽やかになる。自分のカラダ
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協力:
中島麦(美術家)
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企画担当者:
大歳芽里(元此花在住のダンサー・映像作家)
お問い合わせ先:xchiasma@yahoo.co.
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【開催にあたって】
これまでKAMOではアートに関わる様々なゲストの方々をお招きし、勉強会を開催してきました。
今回は振付家・ダンサーの伴戸千雅子さんをお招きします。
そして、皆さんでお話を聞くというのではなく、一緒に身体を動かして体験して頂きます。
ダンスと聞くと学校教育の中で受けた授業や、TV、劇場などで観る日常からかけ離れた動き(表現)を思い起こされるかもしれません。今回は普段の生活の中であなたが無意識にとってしまう動きに焦点を当ててみる試みです。人の気配を感じ一歩さがってしまう事や、その場を読んで手が動いてしまうこと…な ど、人の動きにはその人ならではの表現が無意識に出てしまうものです。 自分自身が物や人にどう反応し、どう対応しているかに意識を持つことは内なる体験を深めることです。 動きという外的形態に表し周りとの共有する時間を持つことで、自身の身体や思考がどう変化しているか、場をどう共有しているかを実感してもらえる事ができ るのではないかと思っています。
会場は堺の七道にある「SPinniNG MiLL」(名のごとく元紡績工場)。
写真家の小野晃蔵さんのフォトスタジオであり、スピニングマーケット(フリーマーケット)、ライブ、アートイベント、ウェディングパーティーなどが開催される、業種や年齢を問わず沢山の人が集まる空間です。また、KAMOの常連客であり美術家の中島麦さんがご協力くださいます。
KAMOはこれまで夜開催でしたが、今年の第1回目と同じく家庭を持つ方々にも来て頂きたく日曜の昼間に開催致します。ぜひお気軽にお越しください。
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KAMO(Konohana Arts Meeting for Osaka)は、これまで月例ベースで大阪および関西のアートにかかわる方々をお招きし、トークショーを開催してまいりました。今年がプロジェクト3年目の最終年となります。
今年のKAMOの開催は年4回となり、KAMOの運営メンバー4名がそれぞれ一人ずつ各回の企画を担当します。KAMO設立当初から、KAMOを通じて アートの基礎体力を身に付けることをコンセプトに置いていました。これまで積み上げてきた知識を活かして、各自がやりたいこと伝えたいことを頭の中で整理 しながら実現していく。その実践例として、KAMOメンバーが各自企画をして自らの行動で示すことを、今年のKAMO最終年の狙いにしています。今回は最 終年の第2回目となります。
Facebook ⇒ http://www.facebook.com/KAMO.OSAKA
Twitter ⇒ @KAMO_Osaka https://twitter.com/KAMO_Osaka
HP⇒ https://thethree.net/category/kamo
2015-04-30外部の展覧会情報 15年5月【5/9更新】
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
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昨年1月~3月にttkにて開催しました「まよわないために」展の出品作家金崎亮太さん、三木祐子さんが、京都・上賀茂の瑞雲庵にて開催のグループ展に参加いたします。
Erosion/Transfiguration -侵蝕と変容の先の関係性へ-
会期:[second part] 2015年5月17日(日)〜6月14日(日)の土日祝のみ 11:00〜18:00
会場:瑞雲庵(603-8074 京都市北区上賀茂南大路町62-1)
入場無料
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今年1月~3月にttkにて開催しました「OBJECTS IN MIRROR~」展の出品作家末永 史尚さんが、横浜のblanClassで開催する「ホテルCAMP」の関連イベントのグループ展に参加いたします。また同展の出品作家荒木 悠さんも、5月2日(土)のイベントに参加いたします。
「dreamers(ドリーマーズ)」
会期:2015年5月1日(金)〜5日(火) 23:30~目が覚めるまで
出品作家:泉イネ、榎本浩子、末永史尚、田中功起、冨井大裕
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
詳細は下記HPをご確認ください。
http://ca-mp.blogspot.jp/
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昨年11~12月にttkにて個展を開催しました小松原 智史さんが、大阪・長堀橋の丸山雄進堂のグループ展に参加いたします。
「和紙に描く」
会期:5月29日(金)~6月12日(金) ※毎週日曜日休廊
会場:丸山雄進堂 筆屋ギャラリー(542-0082 大阪市中央区島之内2-6-23 TEL: 06-6211-6226)
開場時間:9:00~19:00 (5/29と6/5は21時まで)
2015-04-27GW期間中の加賀城健展の開廊日のご案内
現在開催中の加賀城健「Essential Depth」は、5月17日(日)までの会期となっております。
これからGW期間に入りますが、ttkは祝日関係なく木曜~日曜は通常通り開廊いたします。
加えてGWに合わせまして、開廊日を1日多く設けております。
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4月27日(月)~29日(水・昭和の日) 休廊
4月30日(木)~5月3日(日・憲法記念日) 開廊/12:00~19:00
5月4日(月・みどりの日) 開廊/12:00~19:00
5月5日(火・こどもの日)、6日(水・振替休日) 休廊
5月7日(木)~10日(日) 開廊 [※以後17日(日)までは通常通りのスケジュールです]
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5月4日(月)のみどりの日は、通常ではお休みの曜日ですが開廊しております。
開廊日の営業時間は、全て通常通り12時~19時となっております。
GW中は、帰省や旅行などで関西方面にお越しになられる方々も多いかと思います。
ぜひこの機会に、多くのみなさまのご来廊を心よりお待ちしております。
2015-04-13《次回展のご案内》 Konohana’s Eye #8 森村 誠 「Argleton -far from Konohana-」 2015年6月5日(金)~7月20日(月・祝)
《Airmailed Stamps (Promised Land)》[部分] 使用済みの海外の切手、針、糸 2015 [写真提供:川崎市岡本太郎美術館]
the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
「Konohana’s Eye」シリーズの通算第8弾として、書籍、新聞や印刷物を素材に、情報と人間の関係性を表現する森村 誠(Makoto Morimura, b.1976)の個展「Argleton -far from Konohana-」を、6月5日(金)~7月20日(日)の会期にて開催いたします。
本展の会期中、ttkが出展いたしますアートフェア「ART OSAKA 2015」(7/3~5)が同時開催となりますが、期間中は本展も通常通りオープンいたします。
なお7/2(木)は、ART OSAKAの搬入のため休廊とさせていただきます。あらかじめご了承くださいませ。
2015-04-06「Essential Depths」はじまりました!
ttkでは初めての2回目の個展となる加賀城健さんの「Essential Depths」。前回の個展「ヴァリアブル・コスモス」が一昨年の秋の開催でしたので、加賀城さんは実質1年半ぶりの個展となります。
1年半という時間を置いての同じ場所での2回目の展示ということもあり、恐らく多くのみなさまが前回との比較という観点で展示をご覧になられるかと思います。前回の「ヴァリアブル・コスモス」は、染色技法と色彩のバリエーションが構成要素となって、作品点数の多さと共に個性的なttkの空間の特性を引き出すためにスペクタクル的な印象が強い内容になっていました。今回の「Essential Depths」は前回とは対照的に、主題に沿って作品そのものの強度を作り出すために、作品点数は抑え目にした一方で、個々の作品の存在感を強調させた構成になっています。一部の作品では加賀城さんにとって初めての染め方を実践していたり、今回のテーマのひとつでもある「フレーム/フォーマット」のズレを意識したものも多数提示されています。また、加賀城さんと言えば空間構成(インスタレーション)のアプローチも特徴ですが、それが個々の作品の展示方法でもその意識の強さが垣間見られます。前回は個々に独立していた印象のホワイトキューブと和室の展示でしたが、今回は双方をつなげる仕掛けも取り入れています。2つの個性的な空間を一つに融合させようとした加賀城さんの強い意図も、感じ取っていただけるかと思います。
そして、いつもの加賀城さんらしく、染色そのもののバリエーションも豊富です。染色へのこれまでの一貫したアプローチと、新境地を展開するアプローチ、両者がバランスよく組み合わされている本展となりました。これからの1か月半、加賀城さんの染色と空間構成の妙をじっくりとお楽しみくださいませ。
2015-04-03Konohana’s Eye #7 加賀城 健 「Essential Depths」
Konohana’s Eye #7
加賀城 健 「Essential Depths」
2015年4月3日(金)~5月17日(日)
開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00
休廊日:毎週月曜~水曜 (※ 5月4日(月・祝)は開廊)
会場:the three konohana
オープニングパーティー:4月3日(金)18時~
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このたびthe three konohanaでは、加賀城 健(Ken Kagajo, b.1974)の2年ぶりの個展を開催いたします。Konohana’s Eyeシリーズでは初めての2巡目の個展となります。
一昨年の弊廊での個展では、ここ10年の加賀城の作家活動の集大成を提示するものとなりました。複数の染色技法によって生み出される色彩と、支持体としての布が持つ平面性と素材感。それぞれに生み出される多様な要素を、カーテンや屏風、反物など、あえて工芸性と実用性が強調されたフォーマットへ反映させる内容を軸に展開しました。視覚を通じて素材と色彩が誘導する触感的イメージと、弊廊の独特な空間を駆使して、平面性と空間性の間を断続的に行き来させる感覚。染色の特性を忠実に抽出し、それを人間の一般的な感覚の琴線に触れながら引きずり出していくような彼独自のプロセスが、工芸と美術の狭間のフィールドで明確に表に現れた機会となりました。
2年ぶりの個展となる本展では、染色そのものにいかに本質的な深度を作り出していくことに取り組みます。これまで加賀城がこの課題に取り組んだ時のアプローチでは、巨大な布での作品や作品周辺の要素を巻き込んで空間を包み込む手法、または染めた布の上に別の素材を乗せることによるレイヤーの重層化で対応していました。また、支持体である布に定着したイメージである「柔らかさ」と「軽さ」に対して、布を壁面などに強く張る手法などによって、時折そのイメージを裏切る作品を制作してきましたが、本展ではこのアプローチへ本格的に進むことになります。
加賀城はこの課題に立ち向かうために、「フレーム」と「ズレ」の概念を本展の作品と空間構成に導入します。しかし、作品としての境界を明確に定める「フレーム」は、絵画的という印象も含めて、表現自体を硬直化させてしまう恐れがあります。また「ズレ」も同様に、精密さの放棄や不安定の典型であると同時に、「フレーム」とは相容れない真逆の概念と捉えることもできます。あえて矛盾するこれら2つの概念を受け止める理由は、私たちの視点をさらに染色の中心と細部へ深く誘導するためです。逆もまた真なりの発想から、規定された範囲とそこからはみ出そうとするノイズを把握することにより、作品そのものの強度を物質的にも概念的にも高めることが可能だと考えます。枠組みや固定概念を受け入れながらも、それらを疑いかつ抵抗する姿勢をもって、彼は新たに染色表現の可能性を求めていきます。
絵画のフォーマットと比較される染色の画面に、インスタレーションと比較される染色の空間。改めて染色自体が、美術のフォーマットに対してどこまで自立可能な強度と深度を構築することができるか。挑戦的な彼の作品および空間とじっくりと向き合っていただきたく思います。ぜひこの機会にご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
加賀城 健 展「ヴァリアブル・コスモス|Variable Cosmos」展示風景(the three konohana・大阪、2013)[撮影:長谷川朋也]
加賀城 健 展「ヴァリアブル・コスモス|Variable Cosmos」展示風景(the three konohana・大阪、2013)[撮影:長谷川朋也]
「Styling Art Exhibition ドレッシンググリーン」展示風景(阪急メンズ大阪、2014)
2015-04-03外部の展覧会情報 15年4月
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
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現在ttkにて個展を開催中の加賀城 健さんが、京都・烏丸の染・清流館のグループ展に参加いたします。
「工芸の数寄 和美展茶美」
会期:2015年3月1日(日)~4月18日(土)
開廊時間:10:00~17:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、3月15日(日)
入場料:一般300円/大学生・高校生200円
会場:染・清流館(604-8156 京都市中京区室町通錦小路上ル山伏山町550-1 明倫ビル6F TEL:075-255-5301)
http://someseiryu.net/
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今年6~7月にttkにて個展を開催予定の森村 誠さんが、「第18回 岡本太郎 現代芸術賞」に入選し、川崎市岡本太郎美術館での展覧会に出品いたします。
「第18回岡本太郎現代芸術賞展」
会期:2015年2月3日(火)~4月12日(日) ※毎週月曜日、2月12日(木)休館
会場:川崎市岡本太郎美術館(214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 TEL: 044-900-9898)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
入場料:一般600円/高大学生・65歳以上400円/ 中学生以下 無料
http://www.taro-okamoto.or.jp/