山中 俊広

2013-07-22
「飛鳥アートヴィレッジ2013」参加アーティスト募集のご案内

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奈良県明日香村主催によるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「飛鳥アートヴィレッジ2013」、参加アーティストの募集がスタートいたしました。

山中は、プログラム・コーディネーターとして、レジデンスと成果発表展示のサポートをさせていただきます。
応募締切は8月30日(金)です。ぜひみなさまのご応募をお待ちしております。

【募集は締め切りました。たくさんのご応募をありがとうございました】

* * *

【事業概要】

趣旨:
日本という国号が誕生した地「飛鳥」。豊かな自然とともに古代の遺跡や寺院が点在する日本最古の都であり、私たち日本人の心の源流がここにあります。
「飛鳥アートヴィレッジ」は若手アーティストを対象に、明日香村のサポートのもとでおこなわれるアーティスト・イン・レジデンスのプログラムです。歴史と自然に育まれた飛鳥の風土に触れ、さらに地元の人々との交流などを通じて、次代の「美」を開拓するとともに、飛鳥のアイデンティティを新たに読み解く作品が生まれる機会となることを願います。

目的:
『明日香まるごと博物館』の実現、さらには世界遺産登録を目指す明日香村。
「飛鳥アートヴィレッジ2013」は、明日香村が日本へ、そして世界へ発信するプレゼンテーションです。
・明日香村での次世代アーティストによる創作活動を通じ、アートを村の新たな観光資源として活用し、誘客促進を目指します。
・本事業を通じて地域住民が村の価値魅力を改めて再認識することで、活性化への意識変革に繋げます。
・将来的には参加アーティストの村内定住も期待します。

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事業スケジュール:
レジデンス(飛鳥寺研修会館) 2014年1月19日~28日(10日間)
作品展示(万葉文化館) 2014年3月11日~22日

募集人数:
アーティスト 5名程度(平面、立体、映像などジャンル不問)

応募締切:
2013年8月30日(金)必着

選考および結果通知:
提出書類をもとに、選考・決定し、結果は10月末に郵送にて通知いたします。

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スペシャルアドバイザー:
絹谷 幸二(洋画家 大阪芸術大学教授)
建畠 晢(京都市立芸術大学学長)
烏頭尾 精(日本画家)
脇田 宗孝(陶芸家)

プログラム・コーディネーター:山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

主 催:明日香村
共 催:奈良県立万葉文化館、(財)明日香村地域振興公社
協 力:岡村印刷工業株式会社

—–
応募書類や応募要項など詳しくは、以下の明日香村HPをご覧ください。
http://www.asukamura.jp/topics/art_village_2013/index.html

 

2013-04-01
山中 俊広 Toshihiro Yamanaka
– director –

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山中俊広 Toshihiro Yamanaka
ギャラリスト/キュレーター

1975
・大阪府生まれ

1998
・大阪府立大学 経済学部 卒業

2001
・大阪芸術大学大学院 芸術文化研究科 博士前期課程修了

2002
・大阪芸術大学博物館 学芸員(~’04年度)

2008
・YOD Gallery (大阪) ディレクター(~’11年)

2012
・インディペンデントキュレーターとして活動を開始

2013
・the three konohana 代表/ディレクター[現職]
KAMO [Konohana Arts Meeting for Osaka] 運営メンバー(~’16年)
・飛鳥アートヴィレッジ プログラム・コーディネーター(~’19年度)

2014
・大阪芸術大学 芸術計画学科 非常勤講師[現職]
奈良・町家の芸術祭 はならぁと アートディレクター(~’15年度)
見っけ!このはな 実行委員会メンバー(~’17年)

2016
・近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科 非常勤講師[現職]

2018
大阪アーツカウンシル 部会委員(~’21年度)
HUB-IBARAKI ART PROJECT チーフディレクター(~’22年度)

2023
オオサカアートフェスティバル Art Exhibition & Fair部門 展示アドバイザー
大阪芸術大学博物館 学芸員[現職]

[主な企画(キュレーター)]
2012
・「リアリティとの戯れ -Figurative Paintings-」なんばパークス(大阪)
・「ぐるりとギャラリー 大阪ツアー」 [ART OSAKA 2012関連企画] ※ギャラリーツアー、関西アートカレンダーと共同企画
「『記憶』をゆり動かす『いろ』」大和郡山市 旧川本邸(奈良) [奈良・町家の芸術祭 HANARART 2012]

2013
「ボーダーレスのゆくえ」なんばパークス(大阪)
「ぐるりとギャラリー 大阪ツアー」 [ART OSAKA 2013関連企画] ※ギャラリーツアー、関西アートカレンダーと共同企画
「ギャラリストのまなざし - Management for Artists -」なんばパークス(大阪)
・「飛鳥アートヴィレッジ 2013」 [アーティスト・イン・レジデンス展覧会]

2014
「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014」
・「飛鳥アートヴィレッジ 2014」 [アーティスト・イン・レジデンス展覧会]

2015
「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2015」

2016
「飛鳥アートヴィレッジ 2016」

2017
「飛鳥アートヴィレッジ 2017」

2019
「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2018-2019」
・「飛鳥アートヴィレッジ 2019」 [アーティスト・イン・レジデンス/展覧会]

2020
「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2020」

2021
「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2021」

2022
「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2022」

2023
・「Artworks as Gift」(大阪芸術大学博物館)

[主な執筆、トーク・講演など]
2012
・「森村誠展 Daily Hope」Tokio Out of Place(東京) DM・リーフレットテキスト執筆
・『月刊アートコレクター』9月号 「評論家が選ぶ新人特集」執筆
・『アートビレッジボイス』(神戸アートビレッジセンター発行) Vol.66  「レコメン」執筆

2013
・「5 Artist Exihbition」阪急メンズ館(大阪) アーティストトーク・司会コーディネート
・『大阪保険医雑誌』10月号 「ピープル」執筆

2014
・『FLAG – Foreigner’s Live Art Guide』 展覧会レビュー執筆
 _ 4-5月号 「上出惠悟 硯海の貝」
 _ 6-7月号 「続続 木内貴志とその時代 ~帰ってきたキウチさん~」
  _ 8-9月号 「水内義人のライトアーカイブス ~パブリック・パブリッシュ・パブ~」
  _ 10-11月号 「森村誠 g+α」
 _ 12-1月号 「おおさかカンヴァス2014」
  _ 2-3月号 「act_ 城下浩伺とTACOの展覧会」
・「絹谷幸二賞」 推薦委員(-’17)

2015
「国際発信力のある現代美術のキュレーター育成のための状況等に係る調査 意見交換会」登壇(京都芸術センター)
・『大阪保険医雑誌』5月号 特集「サードプレイスをご存知ですか」執筆
「capacious STUDIES #01 アートと福祉と著作権」 レクチャー(大阪府社会福祉会館)

2016
・『REMIX TOWN』(NO ARCHITECTS 著) 「まちのアート」執筆

2017
・『染織情報α 2017年11月号』「「工芸」と「現代美術」を横断する染色表現」執筆(加賀城健「Physical / Flat」レビュー)

2018
・『融』2018年7月号 「此花区梅香・四貫島エリアの10年」執筆

2019
おおさかアートコモンズ(仮称)ギャザリング「アートを伝える。アートを感じる。」 スピーカー(大阪府立江之子島文化芸術創造センター)
TENRI ARTIST-IN-RESIDENCE in NARA 特別トークイベント「アーティスト・イン・レジデンスの可能性をさぐる。」 トークゲスト(Art-Space TARN、奈良)
東大阪市民美術センター 美術教養講座「アートをしる、みる、かた〜る」 レクチャー(東大阪市民美術センター、大阪)

2020
「第2回 大阪芸術文化交流シンポジウム 大阪から「美術/アート」を拓く」登壇(大阪府立大学 I-siteなんば)
・『TENRI ARTIST IN RESIDENCE in NARA 2019 ARCHIVE BOOK』「土地をトレースすることの意味」執筆(RAD「Moment in Landscape 反復-干渉-並置」レビュー)
・『カコイバ(茨木市市民会館仮囲いART PROJECT)記録集』「離合集散のモニュメントとしての「カコイバ」」執筆
・「天若湖アートプロジェクト2020」オンラインイベント・アート部門座談会登壇

2023
NEST ロンチイベント「24 hour × 8 event」 トークゲスト(NEST、大阪)
UNKNOWN ASIA 2023 トークセッション「関西のアートシーンの今を紐解く」 トークゲスト(大阪デザインセンター)
「バグスクール:うごかしてみる!」関連トークイベント 「キュレータークロストーク」登壇(BUG、東京)

レクチャー実績校:大阪芸術大学、近畿大学、宝塚造形芸術大学、阪南大学、四天王寺大学、立命館大学、大阪成蹊大学、大阪公立大学

 

2013-03-24
「ボーダーレスのゆくえ」展、なんばパークスで開催中!

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本来であれば、伊吹展からご紹介すべきなのですが、こちらの企画が先に終了しますので順番が逆ですが…。

21日よりなんばパークスの7Fパークスホールにて、「ボーダーレスのゆくえ」展を開催しております。こちらは私、山中のインディペンデント・キュレーターとしての企画になります。

http://www.nambaparks.com/

私の母校(私は大学院のみです)の大阪芸術大学出身で、現代美術のフィールドで一定の評価を得て活動している作家を紹介する企画として、昨年の「リアリティとの戯れ」からシリーズ化していく方向で進めている展覧会の2回目です。昨年は30歳前後のアニメや漫画に一定の影響を受けている具象作家に焦点を絞りましたが、今年は対照的に20代半ばから40代前半までの幅広い世代で、表現媒体も多種多様な作家で構成しております。

キーワードは「ボーダーレス」。近年、アートの領域のみならず社会の様々な領域で「ボーダーレス」的思想が蔓延していますが、私はそこに強い疑問を持っていました。現在の社会情勢に大きく影響されていることではありますが、一つの物事に対して深く探究する意識や体力がないから、自らを表面的に大きく見せるだけのために周辺領域を巻き込んでいるのではないだろうかと。そういう疑問を投げかけるために、学生時代に在籍し学んでいた領域から距離を置いたりまたは越境することで自らの表現スタイルを見出して、現在では各所で一定の評価を得ている作家たちをセレクトした展覧会といたしました。

こちらttkの伊吹さんの企画にも、その意図は繋がっております。ギャラリーのオープニングを飾る作家のセレクトは、巷でのギャラリーのイメージがそこではっきりと形成されていくものなので、とても慎重におこなっておりました。今の「現代アート」的な作家をするのではなく、この「ボーダーレス」の再検討のために、あえて従来からある領域に固執しながらも次の進展へとあくなき追求を続ける「抽象表現のペインター」の伊吹さんをセレクトしたのです。一見伊吹展とボーダーレス展は対照的な企画のように見えますが、自らの表現とルーツの立ち位置についてきちんと整理しながら実践している作家を一貫して選んでおりますので、私にとっては同じ評価軸の中にある両企画です。

伊吹展はまだまだGWまで開催しておりますが、「ボーダーレスのゆくえ」は来週日曜日31日までです。また明日日曜日には、美術ライター小吹隆文さんとのトークショーもございます。伊吹展と共に、「ボーダーレスのゆくえ」もぜひお見逃しなく!!

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2013-03-21
「ボーダーレスのゆくえ」@なんばパークス【3/21(木)〜31(日)】

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山中俊広キュレーションによる企画展を、なんばパークスにて開催いたします。
the three konohanaと当会場は阪神なんば線で直通です。the three konohanaの伊吹展と合わせてぜひご高覧ください。

* * *

■開催概要
タイトル:
「ボーダーレスのゆくえ」 大阪芸術大学グループ 美の冒険者たち なんぱパークスアートプログラム vol.9

開催日時:
2013年3月21日(木)~3月31日(日) 会期中無休 11時~20時(最終日のみ17時まで)

出品作家:
山村幸則、森村誠、川瀬知代、岡本啓、山本聖子、山下智博、上瀬留衣

会場:
なんばパークス 7Fパークスホール http://www.nambaparks.com/
(〒556-0011 大阪市浪速区難波中2丁目10-70) 入場無料

総合ディレクター:谷 悟(大阪芸術大学 芸術計画学科 准教授)
キュレーター:山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

協賛:南海電気鉄道株式会社
協力:Gallery OUT of PLACE、Yoshiaki Inoue Gallery、GALLERY wks.
会場協力:なんばパークス
主催:大阪芸術大学グループ  主管:大阪芸術大学 芸術計画学科

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□関連イベント
トークショー「近年の大阪のアートシーンと大阪芸大の変遷」
日時:3月24日(日) 14時~15時30分
出演:小吹 隆文(美術ライター)
山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

ギャラリートーク
日時:3月30日(土) 15時~16時
出演:田中 梨枝子(神戸ゆかりの美術館 学芸員)
高橋 真理子(大阪府立江之子島文化芸術創造センター アートコーディネーター)

* * *
■ 当展趣旨
近年、「ボーダーレス」という言葉や概念が巷に氾濫しているように思います。戦後日本の連綿と続いてきた社会構造の行き詰まりから、あらゆる領域に伝播しているものと言えます。その例に漏れず、現代の美術においても「ボーダーレス」を多用して、いまの表現の行き詰まりから自らを解放、進展させようと試みているように思えます。しかし、その導入は具体的な提示や分析よりも、表面的な新しさやプロセスのないゴールを伝えているに止まり、革新や努力といった印象の良い言葉のイメージを先行させようとする思惑を感じざるを得ません。

昨年開催しました「リアリティとの戯れ」展に続く第2弾となる当展では、現代の「ボーダーレス」思想の真っ只中で自らの表現の展開に挑む、表現手法が全く異なる20代から40代までの7名の作家をご紹介いたします。
彼らは母校などで学んだ専門領域や素材技法から、大きく越境したりその境界線を疑うことで得た世界観を在学中または卒業後に見い出し、それらを自らの表現 の主軸に置いて活動しています。作家としての活動を本格化させてからも、常に変化や流動性を作品を通じて積極的に提示し続けています。けれども、ただ 「ボーダーレス」を提示する安易な発想に止まっていません。彼らの表現には、明らかに各々のルーツに影響を受けた主題が作品の奥底に横たわっており、解釈次第では「ボーダー」に強く囚われているようにも見られます。まるで、両極の概念を不安定な天秤のバランスの中で常に調整しているかのようです。

社会的に本質が欠如していることを隠蔽するかのような「ボーダーレス」の多用の前に、まずどこに「ボーダー」があるのかを確かめる行為を、もっと私たちは意識的に取り組むべきです。自らのスタイルとそのルーツ、それらを明確に確かめた上で、自らの現在の立ち位置を知る。つまり、「ボーダーを知ることでボーダーレスを得る」意識を持って、この今の表現が掘り起こす新しさとは何かを追求していくべきではないかと思います。

「ボーダーレスのゆくえ」展 キュレーター  山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)

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2013-03-12
KAMO 1st Meeting 【2/4(土)20:00〜】

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2013年2月4日(土)20時〜23時
テーマ:「KAMOとは?」
トーク:山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)、森崎 幸一(関西アートカレンダー代表)、安川エリナ(関西アートカレンダー)、大歳 芽里(此花在住のダンサー・映像作家)

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2013-03-12
KAMO/Konohana Arts Meetingとは。

このたび立ち上げることとなった「Konohana Arts Meeting for Osaka(KAMO)」は、大阪を中心としたアート界の様々な領域で活動している方を毎月お招きし、ご自身の活動についてお話しいただく、いわば勉強会のスタイルを取るものです。

大きくアートという同じ枠組みの中でも、それぞれの領域ではその運営システムから、目的や思惑、思考方法などは大きく異なります。まずはお互いの差異と共 に、その領域の存在はもちろんその中身を深く理解することが大切だと思います。アート界の「ボーダーレス」を主張するには、それらの「ボーダー」をきちん と理解・認識してからというのが筋ではないでしょうか。トークゲストの方に各々の現場の背景と本音を屈託なく語っていただき、それを私たち参加者が真摯に 学ぶという目的が、他所で開催されている同種の企画との大きな違いであることを強調いたします。

このKAMOは運営メンバーと共 に、 今後3年間継続するプロジェクトとして運営いたします。ここ此花が、アートに関わる様々な領域の情報とノウハウが集まり、かつ発信する拠点となるように。 そして、優れた能力が潜在する大阪のアートの力を結集させるために、まずは基礎体力をつける場として機能していきたいと考えております。

[毎回のKAMO トークの基本形式]
漠然な「アート」の領域の中でも、多種多様な仕事をしている人がいる

・仕事の上での思考の基準と方向性、該当領域としての目標・到達点(表向き)
・経営および領域内のマーケットについて(お金の回り方)
・一般的に知られてない現場の思惑(裏側の狙い)
・現在の問題点(現場領域or 周辺or アート全般)

各人が持っている情報・テクニックの共有、特に本音のところを知る


他領域の現実的な動きを知ることで、協働への信頼性が生まれる

* * *

■「KAMO」の概要
名称: Konohana Arts Meeting for Osaka(略称:KAMO)
開催日時・期間:2013 年2 月から原則的に月1 回開催。3 年継続プロジェクト。
会場:此花区梅香・四貫島エリアの玄関口「OTONARI」
・毎回、夜20 時よりスタート。(原則的に土曜日開催)
・毎回アートに関わる領域で活動されているゲストを招いたトークを約1 時間。のち交流会(飲み会)のスタイル。

[KAMO の流れ]
19:30~ OTONARI 開場。ぼちぼちお酒も飲みながらスタートをお待ちください。
20:00~ KAMO スタート。月変わりゲストによる1 時間のトークです。講演になるか、グループ対談になるか、お客さんも加わってのディスカッションになるかは、その時と場合によります。
21:00~ トーク終了。どんどんカウンターで注文して飲食しながら、参加者の方々と交流してください。
23:00 KAMO 終了。解散。また来月に!

[KAMO 運営メンバー]
・山中 俊広 (インディペンデント・キュレーター、the three konohana 代表)
・安川 エリナ(関西アートカレンダー

[KAMO 協力メンバー]
・大歳 芽里(元此花在住のダンサー・映像作家)

[KAMO 情報の発信元]
・Facebook ⇒ http://www.facebook.com/KAMO.OSAKA
・Twitter ⇒ @KAMO_Osaka https://twitter.com/KAMO_Osaka

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2013-03-12
the three konohana(ザ・スリー・コノハナ)

「the three konohana(ザ・スリー・コノハナ)」は、次代の私たちの現代美術のあり方を考え、再構築していくために必要な諸要素を、新たなプラットフォームに 置き換えて実践する、大阪市此花区に開いたギャラリースペースです。展覧会を中心に、現代美術に特化した各種企画を進めてまいります。

《three/3》 に、ギャラリースペースとしての重要なコンセプトを込めています。「第三者」の存在を意識することを念頭に置き、従来の限られたコミュニティの中で固定化された、「作家、ギャラリー・ディレクター、美術愛好者」の関係のみで留まることなく、新たな「第三者」を見い出して、この場に迎え入れます。それによっ て、現代の流動化する価値観と共に、美術の価値やあり方をより深く議論する機会を提供する場とすることを目的といたします。

そして、 「Konohana’s Eye」「Director’s Eye」「Gallerist’s Eye」、この3種類の展覧会企画を継続的に開催することによって、美術界の主役となるべき作家と彼らをサポートするギャラリーやディレクター/キュレーターの関係性を考察し、大阪・関西はもちろんのこと、日本の現代美術が進むべき理想的な協働形態を追求していきます。さらには、現代の優れた作家・作品・ 表現を後世に残すことの意味、さらには将来の日本の現代美術が時代と共に健全に歩んでいける確信を、ここで見出していければと思っております。

上 記の展覧会企画の他にも、アートによる新たな街づくりを提唱し実践している此花エリアの各種活動と連動した企画も提案・実行して、時代性を鑑みた美術にお ける思想の追求、私たちの生きる社会構造の進展へ、美術を通じて微力ながらでも寄与していくことを目指してまいります。

2013年2月
the three konohana 代表 山中 俊広


Konohana’s Eye = ttk山中がセレクトした作家による展覧会
Director’s Eye = 外部よりディレクター/キュレーターを招聘して、共に企画する展覧会
Gallerist’s Eye = 他ギャラリー取扱作家の、従来の評価と異なる新しい側面を提示する展覧会

 

* * *

the three konohana

554-0013
大阪市此花区梅香1-23-23-2F
TEL/FAX 06-7502-4115
印刷用MAPダウンロード(PDF

http://www.thethree.net
info(at)thethree.net
※(at)を@に変えて送信してください。

開廊時間:会期中の木~日曜 12:00~19:00 (※2017年1月より、木・金曜日の時間を変更いたしました。)
休廊日:毎週月・火・水曜 (※展覧会によって変更する場合がございます。)

 

* * *

Special thanks to:
アートディレクション・コピーライティング:古島佑起(ことばとデザイン
ギャラリー施工:大川輝(POS建築観察設計研究所
ギャラリー設計:西山広志、奥平桂子(NO ARCHITECTS
ウェブデザイン:森口耕次(aun creative firm

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2013-03-12
the three konohana 開廊のご挨拶

このたび、2013年3月15日に、大阪市此花区にギャラリースペース「the three konohana」(ザ・スリー・コノハナ)を開廊する運びとなりました。

「the three konohana(ザ・スリー・コノハナ)」は、次代の私たちの現代美術のあり方を考え、再構築していくために必要な諸要素を、新たなプラットフォームに 置き換えて実践する、大阪市此花区に開いたギャラリースペースです。展覧会を中心に、現代美術に特化した各種企画を進めてまいります。

《three/3》 に、ギャラリースペースとしての重要なコンセプトを込めています。「第三者」の存在を意識することを念頭に置き、従来の限られたコミュニティの中で固定化 された、「作家、ギャラリー・ディレクター、美術愛好者」の関係のみで留まることなく、新たな「第三者」を見い出して、この場に迎え入れます。それによっ て、現代の流動化する価値観と共に、美術の価値やあり方をより深く議論する機会を提供する場とすることを目的といたします。

そして、 「Konohana’s Eye」「Director’s Eye」「Gallerist’s Eye」、この3種類の展覧会企画を継続的に開催することによって、美術界の主役となるべき作家と彼らをサポートするギャラリーやディレクター/キュレー ターの関係性を考察し、大阪・関西はもちろんのこと、日本の現代美術が進むべき理想的な協働形態を追求していきます。さらには、現代の優れた作家・作品・ 表現を後世に残すことの意味、さらには将来の日本の現代美術が時代と共に健全に歩んでいける確信を、ここで見出していければと思っております。

上 記の展覧会企画の他にも、アートによる新たな街づくりを提唱し実践している此花エリアの各種活動と連動した企画も提案・実行して、時代性を鑑みた美術にお ける思想の追求、私たちの生きる社会構造の進展へ、美術を通じて微力ながらでも寄与していくことを目指してまいります。

2013年2月
the three konohana 代表 山中 俊広

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