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2014-11-30外部の展覧会情報 14年12月【12/11更新】
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
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今年1月~3月に、ttkにて開催しました「まよわないために」展の出品作家田中秀介さんが、「シェル美術賞展2014」に入選し、国立新美術館での展覧会に出品いたします。
「シェル美術賞展 2014」
会期:2014年12月10日(水)~12月23日(火・祝) ※16日(火)休館
会場:国立新美術館[1階展示室1B](106-8558 東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00 – 18:00(入館は17:30まで)、12日(金)、19日(金)は10:00 – 20:00(入館は19:30まで)、23日(火)は10:00 – 16:00(入館は15:30まで)
入場料:一般400円/大学生200円
http://www.showa-shell.co.jp/art/exhibition.html
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昨年3月~5月にttkにて個展を開催しました伊吹 拓さんが、大阪・北堀江のRouge Blanc Galleryのコンサートイベントに参加いたします。
「accordo accordo! vol.4 ~画廊の音楽祭~」
開催時間:2014年12月13日(土) 19:00~(18:00開場)
会場:Rouge Blanc Gallery(550-0014 大阪市西区北堀江3-6-3)
演奏:ウミネコ楽団、田ノ岡三郎
入場料:前売2000円、当日2500円
(※伊吹さんの作品展示は12月21日(日)まで[入場無料]。12:00~19:30、12月17日(水)休)
https://sites.google.com/site/galleryrougeblanc/
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昨年3月~5月にttkにて個展を開催しました伊吹 拓さんと、今年1月~3月にttkにて開催しました「まよわないために」展の出品作家乃村 拓郎さんが、神戸・元町のGALLERY 301のグループ展に参加いたします。
THE ARTISTS of the year 2014
会期:2014年12月7日(日)~14日(日)
開廊時間:12:00~18:00
定休日:水曜日
会場:GALLERY 301(650-0023 神戸市中央区栄町1-1-9 東方ビル301 TEL:078‐393-2808)
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昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家藤田 道子さんが、東京・国立のgallery & books circleにて個展を開催いたします。
michiko fujita solo exhibition 「PATTERN」
会期:2014年12月5日(金)~23日(火・祝)
開廊時間:12:00~19:00
定休日:火~木曜日
会場:gallery & books circle(186-0011 東京都国立市谷保5119 やぼろじ内 TEL:042-505-8019)
2014-11-18「エノマノコノマノエ」開催中です!
展覧会スタート直後に毎回書いておりましたVOICE、今回ははならぁとがありましたので遅れて会期中盤での記事掲載となり申し訳ありません。
公募展イベントや昨年のはならぁとなど、これまでコンスタントに関西での発表をおこなってきたこともあり、初個展ながらも小松原さんのことを知る人も多くおられますが、今回の展示のアプローチはこれまでのものとは明らかに違います。
この小松原さんの個展の重要なポイントは、過去毎回実施していた会期中の公開制作をしないことにあります。彼の制作中の一挙一動ではなく、描かれた作品そのものに鑑賞者の視線を集中させることを狙いとし、これ以上変化のない完結した作品そのものから、「増殖」や「意味/無意味」の概念を積極的に思考・想像していただけるようになっています。空間へのアプローチでもって彼のコンセプトを反映させた作品も、これまでの表現のバリエーションとは全く異なる展開を見せています。
また、個々のタブロー作品も、質の深まりはもちろんのこと、支持体の素材の違いによる「増殖」の方向性およびレイヤーの差異にも注目していただけるかと思います。平面性という絶対的なルールを守りながら、二次元と三次元の間に多くのベクトルを刻んでいく小松原さんの展示空間を、ぜひじっくりとご堪能くださいませ。
2014-11-03小松原 智史 展「エノマノコノマノエ」会期中休廊期間のご案内 11月3日(月)~12日(水)
現在開催中の小松原 智史 展「エノマノコノマノエ」は、先般ご案内の通り、11月3日(月)から12日(水)まで休廊となっております。
なお、次の開廊日は11月13日(木)でございます。以後は通常通り、毎週木曜~日曜のオープンとなっております。
みなさまにはご不便をおかけいたしますが、ご来廊の際には何卒お間違えのありませんようにお願いいたします。
2014-11-03「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014」11月7日(金)~24日(月)
ttk山中が今年からアートディレクターを務める、「奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014」が11月7日(金)から、奈良県内の複数のエリアにて開催いたします。
山中が主に担当する現代アートによる展覧会企画「はならぁと こあ」は、郡山城下町、奈良きたまち、生駒宝山寺参道の3エリアにて、11月16日(日)までの10日間の会期にて開催いたします。
ttk最寄駅の西九条駅からは、JR・阪神共に電車一本直通で結ばれております。
特に関西以外からお越しのみなさまには、ttkにて開催中の小松原智史展とご一緒にお回りいただければ幸いです。
ぜひご来場、ご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
□ 開催概要
会期:
2014年11月7日(金)~24日(月・祝)
[はならぁと こあ] 2014年11月7日(金)〜16日(日)
[はならぁと ぷらす]2014年11月7日(金)〜24日(月・祝)
・郡山城下町、奈良きたまち、生駒宝山寺参道:11/7(金)~16(日)【はならぁと こあ 開催エリア】
・田原本町寺内町:11/8(土)~9(日)
・御所まち:11/9(日)
・五條新町:11/15(土)~16(日)
・今井町:11/15(土)~23(日)
・八木札の辻:11/20(木)~24(月・祝)
鑑賞について:
開場時間:10:00~17:00(※一部のぷらすの会場は異なる場合がございます)
「こあ」「ぷらす」、無料でご覧いただけます。(有料のワークショップやイベントを除く)
運営:
主催 奈良・町家の芸術祭HANARART実行委員会
共催 奈良県
実行委員長 山本 陽一(NPO法人大和社中 理事長)
アートディレクター 山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)
公式HP:http://hanarart.jp/
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アートディレクターが語る“はならぁと こあ”の見どころとは?
今年の「はならぁと こあ」は、郡山城下町、奈良きたまち、生駒宝山寺参道の奈良県北部3エリア4会場にて開催いたします。今年の4会場は大正から昭和初期にかけて建造され、それぞれ遊郭、住居、工場、旅館の用途で使われていた、地元の歴史と縁が深く結びついている建物です。これらの個性豊かな会場で、現代アートの領域で実績を重ね、奈良にゆかりのある4組5名のキュレーターが、総勢約30組のアーティストと共に、奈良の地域性の新たな視点やその糸口を、現代アートの手法と思考によって導いた展覧会の形式にて表現します。
奈良の個性や魅力をただ一方向的に提示することが、「はならぁと こあ」における現代アートの役割ではありません。いつの時代も、多くの人々の関与の下で過去と現在の価値観の拮抗を重ねることにより、常に私たちの歴史と文化は熟成されてきた経緯があります。その例に違わず、これまで奈良の土地が蓄積してきた数多くの歴史と文化も、その価値を変化させながら現代に受け継がれています。さらに私たちの生きる現代は、社会のシステムの多様化によって膨大な価値観が混在する時代です。「はならぁと こあ」は、これら多数の選択肢の存在を示唆させ、今昔へと思考を巡らせる橋渡しとなることで、今にふさわしい奈良の印象を見い出していただく機会になるはずと信じています。
今年の「はならぁと こあ」は会場間の連携を強化し、エリア間を周遊してじっくり楽しんでいただくための連携企画を複数用意しています。現代アートの展覧会と共に、会場周辺のまちなみも合わせて散策していただくことで、奈良の過去と現在、歴史と文化のみならず、日常の生活にも通底する新たな思考と気づきを持ち帰っていただければ幸いです。
奈良・町家の芸術祭 はならぁと アートディレクター 山中 俊広
2014-11-03NO ARCHITECTS 「NO SHOP」 展示記録
撮影日:2014年10月8日 撮影:長谷川 朋也
2014-11-03NO ARCHITECTS展に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
NO ARCHITECTS 「NO SHOP」につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・COLOCAL 「コロカルニュース #0787」(レビュー/9月24日)
http://colocal.jp/news/37119.html
・『シティリビング大阪版』(プレビュー/9月12日号)
2014-11-02Director’s Eye #3 長谷川 新
「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」
2015年1月10日(土)~3月1日(日)
the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
2015年最初の展覧会は、Director’s Eyeシリーズの第3弾となります。
関西を拠点に全国各地で、展覧会企画および美術評論を精力的に展開している、長谷川 新(Arata Hasegawa, b.1988)のディレクションによる
「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」を、来年1月10日(土)~3月1日(日)の会期にて開催いたします。
(※会期中の1/17(土)~25(日)は休廊とさせていただきます。ご了承くださいませ。)
出品作家は、荒木 悠、上田 良、折原 ナナナ、柄澤 健介、小濱 史雄、佐伯 慎亮、末永 史尚の7名によるグループ展形式です。
2014-11-02the three konohana 2015年の展覧会スケジュール
来年2015年、ttkにて開催の展覧会スケジュールは、以下の通りになっております。
1月10日(土)~3月1日(日) [※1/17(土)~25(日)休廊]
Director’s Eye #3 長谷川 新 (※ 出品作家は近日公開いたします)
4/3(金)~5/17(日)
Konohana’s Eye #7 加賀城 健
6/5(金)~7/20(月・祝)
Konohana’s Eye #8 森村 誠
9/4(金)~10/18(日)
Konohana’s Eye #9 伊吹 拓
11/14(土)~12/27(日)
Konohana’s Eye #10 乃村 拓郎
※ 都合により、会期が若干変更になる可能性もあります。
3年目を迎えるttkは、2度目のttkでの展示となる作家が3名を占めるラインアップとなり、ttkとしてのクオリティーをより深めていくことを目標にしております。
来年2015年のttkの5つの展覧会も、ぜひご期待ください。
2014-11-01Konohana’s Eye #6 小松原 智史 展 「エノマノコノマノエ」
小松原 智史 展「エノマノコノマノエ」
2014年11月1日(土)~12月21日(日)
開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00
休廊日:毎週月曜~水曜、11月6日(木)~9日(日)
会場:the three konohana
オープニングパーティー:11月1日(土)18:00~21:00
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このたびthe three konohanaでは、小松原 智史(KOMATSUBARA Satoshi, b.1989)の国内での初個展を、Konohana’s Eyeシリーズの第6弾として開催いたします。
小松原は、大阪芸術大学大学院在籍中の2013年に、「第16回岡本太郎現代芸術賞展」で特別賞を受賞し、展示会場で約2か月の会期を通じて公開制作を継続的におこなったパフォーマンスと、その力強い展示が印象に残っている方も多いかと思います。学生時代より彼は、「イメージの増殖による無意味性の提示」を主題に、主に墨を用いた絵画表現に取り組んできました。
小松原が大きな画面や壁面に次々と描いていく具体的なモチーフに、特に意味や脈略はありません。彼の頭の中から自然と湧き上がった個々のモチーフとそのイメージは、平面または空間を埋め尽くしていく過程の中で混ざり合い、個々のかたちや輪郭、さらにメッセージや感情も共にノイズ化され、最後には無意味へと行きつかせるアプローチの下に制作しています。
彼が主張する無意味性の問題は、最近の表現の潮流に見られる意味性の一方的な放棄に留まるものではありません。意味が失われた世界や空間が提示されることにより、人間には再び意味を求めようとする習性があります。なぜなら人間は、常に自らの存在意義を追い求める生きものであること。彼は、モチーフが増殖しイメージが無意味となった画面に、新たに意味性を感じさせる具体的なモチーフを描き加えます。けれども、次のモチーフを描くことで直前のモチーフは、即座に無意味の概念に吸収されていきます。意味から逃げ続けながらも新たに意味あるものを創出する行為の反復を通じて、彼は意味と無意味の世界を堂々巡りすることに執着しています。
また、彼が毎回展開させている、空間性を意識したダイナミックな表現も、その両者の世界を考察するアプローチとして重要なものです。私たちの視界を彼が描き重ねる過剰なモチーフとイメージで覆い尽くすことにより、個々の意味を求めることを諦めさせるだけではなく、現代における無意味性が情報の氾濫によって生じているという現実にも気づかせてくれることでしょう。この情報過多による無意味性をはらんだ環境は、現代社会においてほぼ避けることはできません。無意味性の壁が立ちはだかることによる思考停止が許される環境に身を任せることも、現代を生きる上では必要不可欠な選択であり、リセットされた現状からいかに次の価値を作り出すべきかを考えることの必要性を、これらのアプローチを通じて彼は訴えているのだと思います。
本展は、小松原の国内での初個展として、恐らく大多数の方々にとって彼の表現の本質を初めて総体的に捉えることのできる機会になります。これまでグループ展や公募展、地域での芸術祭に多数参加してきた彼ですが、自らの主題を鑑賞者により明確に体感していただくために、彼の制作中の身体の一挙一動も展示の一要素となる公開制作を毎回実施してきました。しかし本展では、これまでの発表スタイルから一変し、純粋に彼が描き終えた平面作品のみで展示を構成いたします。
作品として成立している個々の画面とそれらの集合体によって構成される展示空間から、モチーフとイメージが増殖する過程で、個々そして全ての意味が有と無の双方の概念を行き来する世界観を、みなさまにより主体性を持って感じ取っていただく機会になればと思います。ぜひこの機会にご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2014-10-23外部の展覧会情報 14年11月(10/30更新)
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
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昨年3月~5月にttkにて個展を開催しました伊吹 拓さんが、京都府木津川市にて開催の「木津川アート2014」に参加いたします。
「木津川アート2014」
会期:2014年11月2日(日)~15日(土)
開場時間:10:00~17:00 入場無料
会場:近鉄高の原駅・山田川駅、JR西木津駅周辺(伊吹さんはJR西木津駅近くのNTTビルにて展示いたします)
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今年9月~10月にttkにて個展を開催しましたNO ARCHITECTSが、香川・丸亀市猪熊弦一郎美術館の教育普及プログラムに参加いたします。
開館23周年記念日関連 「ミモカの小屋」プロジェクト
会期:2014年10月25日(土)~11月23日(日)
■「ミモカの小屋を考えよう!」 2014年10月25日(土)13:30-16:30頃
■「ミモカの小屋をつくろう!」
①小屋の本体づくり:2014年11月1(土)・2(日)・3(月・祝) 各日10:00-15:00(途中休憩含む)
②小屋の飾りつけ:2014年11月8(土)・9(日)・15(土)・16(日)・22(土) 各日10:00-12:00
■「ミモカの小屋のおもてなし人になろう!」 2014年11月23(日・祝)10:00-17:30(交代制)
会場:丸亀市猪熊弦一郎美術館 (763-0022 丸亀市浜町80-1)
http://www.mimoca.org/ja/events/2014/11/23/1217/
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今年9月~10月にttkにて個展を開催しましたNO ARCHITECTSが、大阪・吹田で開催の展覧会の会場構成を担当いたします。
「i want you あなたがほしい」
会期:2014年10月25日(土)~27日(月)
開場時間:10:00~21:00
会場:吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」(564-0025 吹田市南高浜町6-21)
出品作家:植松琢麿、林勇気
企画:小林公〈兵庫県立美術館学芸員〉
オーガナイザー:後藤哲也〈デザイナー〉
会場構成: NO ARCHITECTS
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今年6月~7月にttkにて個展を開催しました小出 麻代さんが、京都精華大学内で開催するグループ展に参加いたします。
Kasetsu 第一期 『ボリュームと諧謔』
会期:2014年10月28日(火)~11月18日(火) (毎週土・日曜、10/31、11/1~4、13~15休)
開場時間:13:00~19:00
会場:京都精華大学 対峰館1階 ブックアート工房 (606-8588 京都市左京区岩倉木野町137)
出品作家:小出 麻代、川崎 麻祐子、花岡 伸宏
http://kasetsu2014.tumblr.com/
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昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展のディレクター結城 加代子さんが、東京・渋谷の渋谷ヒカリエで開催する展覧会企画に参加いたします。同じく「SLASH/09」展の出品作家斎藤 怜児さんも、当展に参加いたします。
COVERED TOKYO: Hikarie, 2014
会期:2014年10月29日(水)~11月10日(火)
開場時間:11:00〜20:00
会場:渋谷ヒカリエ 8F(〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1)
http://www.coveredtokyo.com/ja/
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昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家小林 礼佳さんが、東京・末広町の実家 Jikkaにて個展を開催いたします。
小林礼佳 Ayaka Kobayashi “ The Bluing ”
会期:2014年11月1日(土)~16日(日)[4(火)、10(月)休廊]
開廊時間:12:00〜19:00
会場:実家 Jikka(101-0021 東京都 千代田区外神田3-6-14 深野ビル1F)
https://www.facebook.com/SpaceJikka