Author Archive
2014-09-25NO ARCHITECTS 『NO BOOK』 販売開始のご案内
先般よりご案内しておりました、NO ARCHITECTS初の書籍『NO BOOK』が完成し、本日よりttkにて販売を開始いたしました。
—–
《仕様》
・A2ポスター四折(A4/8P)
_「NO ARCHITECTSは建築を否定しない」鈴木明(武蔵野美術大学 建築学科 教授)テキスト
_「街のリズムを刻む」川勝真一(RAD)テキスト
_林勇気 with NO ARCHITECTS「光の庭ともうひとつの家」イラストポスター
・辺口芳典「NO DETAIL NO STYLE」写真集(B5/31P)
・NO ARCHITECTS 作品集(B5/44P)
デザイン:後藤 哲也(OOO Projects)
出版:OOO PRESS
価格:2,000円(税込)
部数:200部
※ 当初のご案内より、一部仕様が変更になっております。ご了承くださいませ。
—–
ttkへのお越しが難しいお客さまには、メールでもご注文を承ります。
以下の項目をご記入の上、info※thethree.net (※を@に変えて送信ください)までメールをお送りくださいませ。
・ご住所・ご氏名
・お電話番号
・ご希望冊数
※ 送料として1冊100円頂戴いたします
※ メール注文・書籍郵送のお客さまのお支払方法は、銀行振込のみとさせていただいております。
メール到着後、当方から3日後までに今後のご案内のメールを送信させていただきます。
もし届かない場合はお手数ですが、メールまたはお電話でお問い合わせくださいますよう、よろしくお願いいたします。
2014-09-10KAMO 15th Meeting 【9/27(土)20:00〜 @ millibar】
日時:2014年9月27日(土)20時~22時30分 (19時半開場)
会場:millibar(大阪市西区立売堀1-12-17)※トーク会場は2階になります。 http://artniks.jp/
トークゲスト:
山中 俊広(奈良・町家の芸術祭 はならぁと アートディレクター/KAMO運営メンバー)
参加費:入場時にワンドリンクご注文ください。追加のドリンクやお料理はキャッシュオン制です。
* * *
第15回KAMOは、KAMO運営メンバーの山中が、今年からアートディレクターに就任しました「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」についてお話いたします。
今年の秋も、関西では各地で地域型・屋外型のアートイベントが多数開催されます。主要なところでは、兵庫では六甲ミーツアート、西宮船坂ビエンナーレ、 龍野アートプロジェクト。大阪ではおおさかカンヴァス。滋賀ではBIWAKOビエンナーレ。これら以外にもさまざまなアートイベントが各地で開催され、近 年のアートの現場では、「地域型アートプロジェクトブーム」と呼ばれるほどです。
中でも、奈良県では「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」が、11月7日から奈良県内の8エリアにて開催されます。今年で4年目を迎え、関西の主要な地域 型アートプロジェクトとして認知されている「はならぁと」ですが、実施内容やシステムが昨年から随所に変わります。今年の「はならぁと」の見どころや特徴 とともに、近年の「地域型アートプロジェクト」の傾向や状況なども分析しながらお話させていただきます。
今回は、KAMO初めての会場「millibar/ミリバール」で開催いたします。地下鉄四つ橋線・本町駅23番出口、地下鉄長堀鶴見緑地線・西大橋駅2番出口より徒歩5分です。
参加費として、ワンドリンクをご注文ください。以後のドリンク追加や、食べもののご注文はキャッシュオン制でお楽しみいただけます。アルコールやお料理も多種取り揃えていただいておりますので、どしどしご注文いただき、熱いトークの一夜をお楽しみください。
2014-09-10外部の展覧会情報 14年9月【9/10更新】
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
—–
昨年11月~12月にttkにて個展を開催しました岡本 啓さんが、大阪・難波の大阪タカシマヤにて個展を開催いたします。
岡本 啓 個展 : Chromatism
会期:2014年9月3日(水)~9月16日(火)
開廊時間:10:00~20:00(最終日は16時閉場)
会場:大阪タカシマヤ 6階・ギャラリーNEXT
(542-8510 大阪市中央区難波5丁目1番5号 TEL:06‐6631-1101)
http://www.takashimaya.co.jp/osaka/event3
—–
昨年6月~7月に、ttkにて開催しました「SLASH/09」展の出品作家藤田 道子さんが、東京・池尻のSUNDAY CAFE ART RESTAURANTにて個展を開催いたします。
藤田道子 個展 「SWIMMER」
会期:2014年8月29日(金)~9月23日(火・祝)
開廊時間:14:30~22:00
定休日:水曜日
会場:SUNDAY CAFE ART RESTAURANT(154-0001 東京都世田谷区池尻2-7-12 TEL:03-6413-8055)
—–
昨年9月~10月にttkにて個展を開催しました加賀城 健さんが、京都・四条烏丸の染・清流館にてグループ展に参加いたします。
きょうと現代染色アーカイヴ VOL.Ⅲ 翻る美
会期:2014年9月2日(火)~21日(日)
開館時間:10:00-18:00 (入館17:00まで、毎週月曜日休館)
会場:染・清流館(604-8156 京都市中京区室町通錦小路上ル山伏山町550-1 明倫ビル6階 TEL:075-255-5301)
入場料:大人300円、学生200円
http://someseiryu.net/index.html
—–
今年1月~3月に、ttkにて開催しました「まよわないために」展の出品作家乃村 拓郎さんが、神戸・元町のGALLERY 301にて個展を開催いたします。
乃村拓郎 「Texture」
会期:2014年9月20日(土)~9月29日(月)
開廊時間:12:00~18:00
定休日:水曜日
会場:GALLERY 301(650-0023 神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル 301 TEL:078-393-2808)
—–
昨年11月~12月にttkにて個展を開催しました岡本 啓さんが、神戸・北野のCAP CAFE&SHOP Y3にてグループ展に参加いたします。
杉山 卓朗 × 田岡 和也 × 岡本 啓 「RECRUIT(リクルート)」
会期:
公開制作 9月14日(日)10:00~17:45
完成披露宴 9月14日(日)18:00~
展示 9月15日(日・祝)~28日(日)月火休み(※ 9/15(月祝)は開館、17(水)は振替でお休みです)
開廊時間:10:00~19:00
会場:CAP STUDIO Y3
(650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8 神戸市立海外移住と文化の交流センター内 TEL:078-222-1003)
http://www.cap-kobe.com/studio_y3/2014/08/12172748.html
—–
今年6月~7月にttkにて個展を開催しました小出 麻代さんが、京都市北区で開催のワークショッププログラムに参加いたします。
SUMMER WORKSHOP 2014 「ぼくわたし 家をつくる」
会期:2014年8月30日 (土)、31日(日) 13:00~17:00
会場:京都市北区紫竹下竹殿町19
講師:小出麻代、同じ景色を見ている(木村慎弥/山田毅)
主催:同じ景色を見ている 共催:三井のリフォーム
協力:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
対象:3歳以上(保護者同伴)
参加費:2000円
予約・問い合わせ:onajikeshikiwomiteiru@gmail.com
http://onajikeshikiwomiteiru.tumblr.com/post/94713732914
—–
今年3月~5月にttkにて個展を開催しました鮫島 ゆいさんが、東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaにてグループ展に参加いたします。
3331 千代田芸術祭 2014 「3331 アンデパンダン」
会期:2014年8月23日(土)~9月7日(日)
会場:3331 Arts Chiyoda(101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14)
開場時間:12:00-19:00 (最終日は17:00まで)
http://fes.3331.jp/ (千代田芸術祭 特設サイト)
http://www.3331.jp/ (3331 Arts Chiyoda HP)
2014-09-09Konohana’s Eye #6 小松原 智史 展 「エノマノコノマノエ」 2014年11月1日(土)~12月21日(日)
the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
「Konohana’s Eye」シリーズの通算第6弾として、絵画と空間構成を軸に表現する小松原 智史(KOMATSUBARA Satoshi, b.1989)の個展「エノマノコノマノエ」を、11月1日(金)~12月21日(日)の会期にて開催いたします。
なお、会期中の11月6日(木
2014-09-08「NO SHOP」始まりました!
ttkとして通算8回目の展覧会となる、NO ARCHITECTS 「NO SHOP」。初めて現代美術の領域以外の作家による展覧会となります。
建築家の展覧会という位置づけですが、現代美術のギャラリーとしてのttkのスタンスから外れることの無い様に心がけた内容となっています。
現代美術には、現在固有の価値観でもある領域横断による新たな視点を提案しつつ、将来の明確な価値づけにつながるコンセプトや情報の整理をしていく、そのような役割もあるように思っています。
今回の展示は、図面や模型や写真で構成される一般的な建築の展覧会でもなく、また他領域の人が現代美術にあこがれた表現をするような展覧会ではありません。彼らNO ARCHITECTSがコンセプトとしている建築物という外枠の中にある空間や、そこで活動する人々の日常の考え方を考察することを主題とした展覧会です。建築の領域内を遵守した上で、領域外にも広がっていく可能性のある新たな価値観を見い出していく内容です。
これまでのttkの展覧会と明確に違うところは、「美術」の文脈でその核心へじわじわと時間をかけて入り込んでいくアプローチではなく、あくまでも建築やデザインの文脈に基づいた、幅広い価値観の中からフラットな共通項を探るアプローチになっています。全ての作品は、実用性があるというフォーマットで作られていながらも、ユーモアやアイデアを織り交ぜて非日常性も提示されています。お家や身の回りにこんなものがあれば面白いなあという気軽な気持ちで、展示空間も各作品もお楽しみいただければと思います。
なお、本展の全ての作品は、従来のコラボレーターの仕事とは少しイレギュラーなものになっています。以下のコラボレーターのみなさんのサイト一覧をご参照いただき、彼らの仕事を予習してからお越しいただくと、より一層今回のNO ARCHITECTSのディレクションの意図がわかりやすく、かつ面白く見ていただけるはずです。
後藤 哲也(OOO Projects) http://www.outofoffice.jp/
権田 直博 http://frontier-spiritus.blogspot.jp/
ツクリバナシ http://tsukuribanashi.boo.jp/
ヌケメ http://nukeme.nu/
蓮沼 執太 http://www.shutahasunuma.com/
辺口 芳典(黒目画廊) http://kuromegarou.jp/
poRiff http://poriff.com/
メガネヤ http://blog.zaq.ne.jp/megane/
山内 庸資 http://yosuke-yamauchi.org/
RAD http://radlab.info/
sonihouse http://www.sonihouse.net/
NO ARCHITECTS http://nyamaokud.exblog.jp/
また、当初からご案内しておりますように、ttkの空間はNO ARCHITECTSが設計したものですので、作品が展示されている空間全体が事実上NO ARCHITECTSの作品でもあります。彼らが手掛けたttkの独特な展示空間も、ぜひくまなくご覧いただいてお楽しみくださいませ。
2014-09-05NO ARCHITECTS 『NO BOOK』 出版および予約販売のご案内
NO ARCHITECTS 「NO SHOP」の会期に合わせて、NO ARCHITECTS初の書籍『NO BOOK』が出版されます。
—–
《仕様》
・A2ポスター四折(A4/8P)
_「NO ARCHITECTSは建築を否定しない」鈴木明(武蔵野美術大学 建築学科 教授)テキスト
_「街のリズムを刻む」川勝真一(RAD)テキスト
_林勇気 with NO ARCHITECTS「光の庭ともうひとつの家」イラストポスター
・辺口芳典「NO DETAIL NO STYLE」写真集(B5/31P)
・NO ARCHITECTS 作品集(A4/約40P)
デザイン:後藤 哲也(OOO Projects)
出版:OOO PRESS
価格:2,000円(税込)
部数:200部
—–
完成は9月下旬を予定しておりますが、本展の会期初日よりttkの会場に加えて、メールでもご予約を承ります。
購入ご希望の方は、以下の項目をご記入の上、info@thethree.net までメールをお送りくださいませ。
・ご住所・ご氏名
・お電話番号
・ご希望冊数
・受け取り方法(ギャラリーor郵送)[※郵送の場合は、送料として1冊100円頂戴いたします]
・お支払方法(ギャラリーにてお支払/銀行振り込み)
メール到着後、当方から3日後までに今後のご案内のメールを送信させていただきます。
もし届かない場合はお手数ですが、メールまたはお電話でお問い合わせくださいますよう、よろしくお願いいたします。
2014-09-05Konohana’s Eye #5 NO ARCHITECTS 「NO SHOP」
Konohana’s Eye #5
NO ARCHITECTS 「NO SHOP」
2014年9月5日(金)~10月19日(日)
開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00
休廊日:毎週月曜~水曜
会場:the three konohana
オープニングパーティー:9月5日(金)18:00~21:00
* * *
コラボレーター:sonihouse、後藤 哲也、権田 直博、ツクリバナシ、ヌケメ、蓮沼 執太、辺口 芳典、poRiff、メガネヤ、山内 庸資、RAD ほか
制作協力: 大川 輝、宮下 昌久、米子 匡司
※ 会期中に関連イベントの開催を複数予定しております。内容および開催日時は、決まり次第HP等でお知らせいたします。
※ NO ARCHITECTS 『NO BOOK』の出版および販売については、こちらをご覧ください。
* * *
このたびthe three konohanaでは、NO ARCHITECTSの現代美術ギャラリーでの初個展を、Konohana’s Eyeシリーズの第5弾として開催いたします。
NO ARCHITECTSは、神戸芸術工科大学で建築を専攻した西山 広志(NISHIYAMA Hiroshi, b.1983)と奥平 桂子(OKUDAIRA Keiko, b.1983)の同級生2名による建築家ユニットです。彼らは、弊廊が位置する此花区梅香・四貫島エリアのまちづくりの活動にも関わり、当エリアの古い建物のリノベーションを数多く手がけています。彼らの仕事は建物のリノベーションの設計・施工のみならず、デザインからインスタレーション、ワークショップ、アーティストの展覧会や企業の展示会の空間構成など、建築の領域のみに留まらない幅広い活動を展開しています。
彼らのユニット名「NO ARCHITECTS」が示す通り、建物を一から全て手がけるプロセスよりも、建築の周辺およびそれを構成する要素に彼らの関心は一貫して向いています。従来からその土地にある雰囲気や意味、そして建物を使う人々の身の丈や考え方、そうしたものをいかに日常の生活の中に反映させるか。そして人間の活動単位でもある「空間」という概念を、分解と再構築を重ねながらいかに私たちのそばに近づけるか。建築の権威的な要素を求めることなく、現代の人々にとって自然な建築のあり方を、彼らは実用面と哲学面の両輪で追究し続けています。
本展では、NO ARCHITECTSがこれまで共に仕事をしてきた画家、家具職人、音楽家、ファッションデザイナーなど、さまざまなジャンルの人々とコラボレーションして制作したプロダクトを、自ら設計を手掛けた弊廊の展示空間にて展開し、期間限定の仮設の店舗「NO SHOP」と見立てた内容といたします。生活に寄り添うことをコンセプトに、それぞれの共働者と議論を重ねてさまざまな視点からの生活への提案が詰まったプロダクトが、彼らの統一感のある空間構成にて独自の店舗として作り上げていきます。また、会期中にはNO ARCHITECTSのこれまでの仕事をまとめたカタログを出版し、さらには10月18日と19日に開催する毎年恒例のまちなかイベント「見っけ!このはな2014」とも連動して、此花エリアをアーカイブすることをコンセプトとした各種企画なども開催いたします。
本来建築は、西洋では中世の教会建築に代表されるように、総合芸術の中心に位置づけられていました。また、「衣食住」の言葉からも、住まいとしての建築は、日常の生活においても必要不可欠な三大要素の一つでもあります。NO ARCHITECTSの建築をベースとした広い視界の中心には、あらゆるものを作り上げかつそれらを使用する人間の存在があると思います。本展は展示と関連イベント共に盛りだくさんな内容となっていますが、様々な立場の人間が多くかかわることによって、たくさんの日常の発見と創造が生まれていきます。それらが建築という中心軸が持つ強い求心力に引き込まれていく日常のダイナミズムを、彼らの気取らなく楽しさにあふれたアプローチを通じて体感していただきたいと思います。ぜひこの機会にご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2014-08-22外部の展覧会情報 14年8月【8/22更新】
ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。
—–
今年6月~7月にttkにて個展を開催しました小出麻代さんが、「アート小豆島・豊島」のワークショッププログラムに参加いたします。
アート小豆島・豊島2014 小豆島・醤の郷+坂手港プロジェクト
「馬木の寺子屋|印刷の時間」
会期:2014年8月16日 (土) 10:00~、14:00~
会場:小豆島・馬木キャンプ
(604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 TEL:075-213-1000)
※ 要申込、各回定員10名ずつ
予約・お問い合わせ:小豆島町企画財政課 0879-75-1800 (8:30〜17:15 土・日・祝休)
—–
昨年3月~5月にttkにて個展を開催しました鮫島ゆいさんが、東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaにてグループ展に参加いたします。
3331 千代田芸術祭 2014 「3331 アンデパンダン」
会期:2014年8月23日(土)~9月7日(日)
会場:3331 Arts Chiyoda(101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14)
開場時間:12:00-19:00 (最終日は17:00まで)
http://fes.3331.jp/ (千代田芸術祭 特設サイト)
http://www.3331.jp/ (3331 Arts Chiyoda HP)
2014-08-12「飛鳥アートヴィレッジ」 2014年度参加アーティスト募集のご案内
奈良県明日香村主催によるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「飛鳥アートヴィレッジ」、本年度の参加アーティストの募集がスタートいたしました。
ttk山中は、昨年度に引き続いてプログラム・コーディネーターとして、レジデンスと成果発表展示のサポートをさせていただきます。
本年度は作品展示/成果発表のスタイルが昨年度から様変わりし、村内各所での屋外展示となりました。
応募締切は9月30日(火)です。ぜひ多くのみなさまのご応募をお待ちしております。
* * *
■ 趣旨
日本という国号が誕生した地と伝えられる「飛鳥」。豊かな自然とともに古代の遺跡や寺院が点在する日本最古の都であり、私たち日本人の心の源流がここにあります。
『飛鳥アートヴィレッジ』は若手アーティストを対象に、明日香村のサポートのもとでおこなわれるアーティスト・イン・レジデンスのプログラムです。歴史と 自然に育まれた飛鳥の風土に触れ、さらに地元の人々との交流などを通じて、次代の「美」を開拓するとともに、飛鳥のアイデンティティを新たに読み解く作品 が生まれる機会となることを目的に、2012年度から始まり、今年度で3回目の開催となります。
「明日香まるごと博物館」の実現、さらには世界遺産の登録を目指す明日香村は、『飛鳥アートヴィレッジ』も、村として国内外に発信するブランド形成のための重要な一事業として位置づけております。
今年度はアーティスト・イン・レジデンスとしての内容の充実と、明日香村へのアプローチや村民との交流を深めるために、昨年度からのプログラムを大きく刷新いたしました。つきましては、今年度の『飛鳥アートヴィレッジ』の参加アーティストを広く公募いたします。
■ 事業内容
[アーティスト・イン・レジデンス]
日 程:2015年1月17日(土)~26日(月)<10日間>
滞在場所:飛鳥寺研修会館 修徳坊(明日香村飛鳥725-1)
数ある古代の遺構や豊かな自然に恵まれた飛鳥の風土に触れながら、自らの発想や想像力を喚起させて、制作へと進めていく機会とします。地元の方々との交流プログラムも随時開催します。
レジデンス期間中の滞在費(宿泊費および朝夕食費)と制作費の一部(上限7万円)および作品展示にかかる運搬費の一部(上限4万円)は主催者側が負担します。
[作品展示/成果発表]
日 程:2015年3月6日(金)~15日(日)<10日間>
会 場:国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺地区芝生広場、奈良県立万葉文化館庭園、万葉展望台広場 [すべて屋外展示]
レジデンス期間に制作した作品およびレジデンスでの体験から着想を得た作品を、成果発表として展示します。展示プランの詳細は、レジデンス中にプログラム・コーディネーターや地元の方々とのコミュニケーションを重ねながら調整し決定します。
※会場の詳細につきましては、明日香村役場HPをご覧ください。
■ 募集対象者
・現代美術などの分野で活動する18歳以上40歳未満の方(応募時の満年齢・高校生は不可)
・アーティスト・イン・レジデンスの期間中、明日香村に滞在し、交流プログラムに参加できること。
・平面立体などのジャンルは不問。作品展示/成果発表では会場の特性上、屋外展示に耐えられる作品を発表できること。
■ 募集定員 5名程度
■ 応募方法
明日香村役場HPからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入し、過去の活動をまとめたポートフォリオ1冊(20ページ以内)を同封して、郵送にてご応募ください。
■ 応募締切 2014年9月30日(火)消印有効
■ 選考および結果通知
提出書類をもとに、選考・決定し、結果は11月中旬に郵送にて通知いたします。
■ 応募書類の送付先/お問い合わせ先
〒634-0111 奈良県高市郡明日香村大字岡55番地
明日香村役場 企画政策課内 「飛鳥アートヴィレッジ」係
TEL:0744-54-2001 FAX:0744-54-2440
E-MAIL:info@asukamura.jp
—–
■ スペシャルアドバイザー/選考委員
絹谷 幸二(洋画家、大阪芸術大学教授・東京藝術大学名誉教授)
建畠 晢(京都市立芸術大学学長)
烏頭尾 精(日本画家、京都教育大学名誉教授)
脇田 宗孝(陶芸家、奈良教育大学名誉教授)
■ プログラム・コーディネーター
山中 俊広(インディペンデント・キュレーター)
主 催:明日香村
共 催:国営飛鳥歴史公園 奈良県立万葉文化館 (一財)明日香村地域振興公社
協 力:岡村印刷工業株式会社
—–
応募書類や応募要項など詳しくは、以下の明日香村HPをご覧ください。
http://asukamura.jp/topics/art_village_2014/index.html
2014-08-08小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」 展示記録
撮影日:2014年6月7日、18日 撮影:長谷川 朋也