REVIEW
2016-01-24乃村 拓郎「On」に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
乃村 拓郎「On」展につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・Lmaga.jp 「小吹隆文撰・週末おでかけアート」(レビュー/12月2日)
http://lmaga.jp/blog/news/2015/12/art02_takuro_nomura.html
・ブログ「プラダーウィリー症候群(Prader-Willi Syndrome)の情報のメモ」(レビュー/12月26日)
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20151226/art
・artscape 「artscape レビュー」(レビュー・高嶋慈氏/1月15日)
http://artscape.jp/report/review/10118504_1735.html
2015-11-16「On」はじまりました!

ttkでは初めての個展となる乃村拓郎さん。昨年のttkのDirector’s Eyeでご存知の方もおられるかと思いますが、これまでの発表回数も場所も限られていましたので、おそらく初見の方が多い展覧会となるかもしれません。
近代に欧米から「美術」の概念が日本に流入して、当時までの日本のさまざまなものづくりの活動がその基準によって領域分けされていきました。制作者は自らの判断で、「美術」とそれ以外のもの(主に「工芸」)として制作していきますが、それを享受する側にとって「美術」であるか否かの判断はいかにしてなされるのでしょうか?乃村さんのコンセプトは単刀直入に言うと、その「美術」の領域の一つである、「彫刻」の定義を再考することにあります。
これまでの乃村さんは、1つの展示で1つの論点を考察するシンプルな展示を続けてきましたが、ttkの個展では複数の論点を一度に提示して、さらに論理的にその問いに向き合う形式になっています。本展でも「彫刻」のイメージから少し外れて、立体作品と平面作品が混在する構成になっていますが、彫刻の制作(または認識)のための行為と思考のプロセスを明確に抽出することを目指しています。本展を読み解く主なキーワードは、「二次元と三次元」、「距離感」、「工芸/置物と彫刻」。彫刻をめぐる複数のベクトルの両極が併存しているような内容になっていますので、どこのバランス点で「彫刻」の認識が生じるかどうか、表層的なフォーマットの奥や周辺にある諸要素から各自の基準を見出していただければと思います。
なお、本展が2015年のttkの最後の展覧会となります。本展はオープニングパーティーの代わりに、クロージングパーティーを最終日の前日12月26日(土)に開きます。年末の忙しい時期ではありますが、忘年会の感覚でぜひお越しくださいませ。
2015-11-15伊吹 拓「Beyond the Screen」 展示記録
撮影日:2015年10月13日 撮影:長谷川 朋也






























2015-11-15伊吹 拓「Beyond the Screen」に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
伊吹 拓「Beyond the Screen」展につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・『美術手帖 2015年10月号』 ARTNAVI(プレビュー/9月17日)
・日本経済新聞 関西版夕刊 芸術面(レビュー/9月16日)
2015-09-10「Beyond the Screen」はじまりました!

ttkでは2013年春の開廊時以来、2年半ぶりの個展となる伊吹拓さん。3会場同時開催というボリュームたっぷりの作品量はもちろんのことですが、2年半前の個展からの流れと展開を見せるというシンプルなところに、本展の重点は置かれています。
先のttkでの個展からの2年半、各地での精力的に発表で継続してきた伊吹さんの絵画への向き合い方のポイントは3つあります。ひとつは、前回のttkでの個展の時の自発的かつ積極的なストロークの展開です。伊吹さんのコンセプトの主軸には、人間の手によって操作が可能な領域と不可能な領域の双方を、画面上に作り出すというものがあります。ただ、今回の伊吹さんの新作には、新たなマチエールや筆致が織り込まれました。このことは伊吹さんにとって、絵画の画面へのより積極的な関与の表れと言えるでしょう。
そして、2つ目のポイントは、自然環境との向き合い方です。前回のttkの個展での座敷での作品のあと、昨年の八木保育園の園舎壁画や木津川アートでの展示でも、時間の経過と共に変わりゆく自然現象を自らの絵画作品に向き合わせる展示を続けました。このアプローチは、自らの先にある操作不可能な領域への積極的な関与とも言えるでしょう。ttkの屋内空間での、窓から差し込む陽光の変化を作品に取り込むことは前回に引き続いて実践しながら、今月末の「見っけ!このはな」での屋外展示では、陽光のみならず雨風といった気象現象とも向き合うことになります。
そして最後に、他領域の人々とのコラボレーションにも、意識的に自らの手から離れての作品への作用を作り出す意図があります。今回のttkでの展示と、「見っけ!このはな」での屋外展示の双方には、随所にPOS建築観察設計研究所さんの手と思考も含まれています。伊吹さん本人による作品へのアプローチの強度もありながら、外的なアプローチも複数の方向から強めている今回の一連の作品群。従来から取り組んでいるこれらのアプローチの関係性から、最終的には絵画そのものに立ち戻っていく伊吹さんのプロセスと思考を、ぜひじっくりと本展で感じ取っていただければと思います。
2015-08-10森村 誠 「Argleton -far from Konohana-」 展示記録
撮影日:2015年7月9日 撮影:長谷川 朋也





























2015-08-10森村 誠「Argleton」に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
森村 誠「Argleton -far from Konohana」展につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・Lmaga.jp「小吹隆文が選ぶ5月のスペシャル展覧会」(プレビュー/5月20日)
http://lmaga.jp/article.php?id=3445
・artscape 「artscape レビュー」(プレビュー(小吹隆文氏)/6月1日)
http://artscape.jp/report/review/10111285_1735.html
・『美術手帖 2015年7月号』 ARTNAVI(プレビュー/6月17日)
・ブログ「亰雜物的野乘」(レビュー/6月21日)
http://zatsuzatsukyoyasai.blogspot.jp/2015/06/argleton-far-from-konohana-three.html
・山梨日日新聞 文化面(プレビュー/6月25日)
・artscape 「artscape レビュー」(レビュー(小吹隆文氏)/7月1日)
http://artscape.jp/report/review/10112270_1735.html
・毎日新聞 関西版夕刊 芸術面(レビュー/7月8日)
http://mainichi.jp/feature/news/20150708ddf012040010000c.html
・artscape 「artscape レビュー」(レビュー(高嶋慈氏/7月15日)
http://artscape.jp/report/review/10112947_1735.html
2015-06-08「Argleton」はじまりました!

ttkでは初めての個展となる森村誠さん。これまで関西と関東でも発表の機会が多い作家だったので、すでに森村さんのことをご存知の方も多いかと思います。今年の年初には岡本太郎現代芸術賞展にも出品して、その時の膨大な数の切手を縫い合わせた作品が記憶に残られている方もおられるかと思います。
本展の森村さんの作品は、全て本展のために制作されたオール新作での構成になっております。それだけでも彼の膨大な仕事量に圧倒されてしまいますが、視点はそこだけではありません。以前からの森村さんの代表的な手法である印刷物上の情報を修正液で消していく行為に、近年から始めた印刷物を縫い合わせていく行為の2種類の反復行為が、同等のバランスで組み合わされているのが本展の大きな特徴であり、それによって印刷物の従来の情報を積極的に変化させている点も、森村さんの表現の次の展開を示唆させる要素でもあります。
森村さんの印刷物を介した「情報」へのアプローチのポイントは、作品に具体的な「情報」に対する彼の意思表示やメッセージを提示をするのではなく、私たち鑑賞者が「情報」という概念に向き合い、積極的な思考を巡らせる装置として作品を位置づけるところにあります。情報を改変する森村さんの作品上での行為は、あくまでも個人的な体験からそのルールを決めており、彼のプライベートな動機に共感することが作品解釈の答えではありません。情報という概念から自らを断絶させることがほぼ不可能な現代社会において、いかにその現状を認め受け入れるかが、まず森村さんの作品を鑑賞する前提にあると思います。修正液で情報を取捨選択して絞りながらも、それらをまた縫い合わせる(つなぎ合わせる)ことで、結局は再び膨大な情報の存在に気づかされる。まさに堂々巡りです。
そして、最初のご案内文にも書きましたが、先月に実施された大阪都構想の住民投票がもし可決されていたら、この時期には大阪の地図が近い将来書き換えられるという状況で、森村さんの新作を見ることになっていました。私たちが常に受け入れ続けている「情報」は、その原型を失う時がいつやってきてもおかしくありません。そんな日常的に私たちが触れざるを得ない「情報」に、新たな気づきや向き合い方を見つける機会になれば幸いです。
2015-05-27加賀城 健「Essential Depths」 展示記録
撮影日:2015年5月7日 撮影:長谷川 朋也

































2015-05-27加賀城 健「Essential Depths」に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
加賀城 健「Essential Depths」につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・『美術手帖 2015年4月号』 ARTNAVI(プレビュー/3月25日)
・『美術手帖 2015年5月号』 ARTNAVI(プレビュー/4月18日)
・ブログ「プラダーウィリー症候群(Prader-Willi Syndrome)の情報のメモ」(レビュー/4月5日)
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20150405/art
・ブログ「亰雜物的野乘」(レビュー/4月20日)
http://zatsuzatsukyoyasai.blogspot.jp/2015/04/essential-depthsthe-three-knohana.html
