加藤 巧
2021-09-10《次回展のご案内》「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」 2021年10月9日(土)~10月31日(日)
the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
大阪・肥後橋のYoshimi Artsとの共同企画として、「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」を、10月9日(土)~31日(日)の会期で開催いたします。
泉茂共催企画として3回目となる本展は、現代作家6名と泉茂によるグループ展形式です。また会期中にはオンライントークショーを2日間の日程で開催いたします。
2021-07-10加藤 巧 展 関連イベント「トークセッション 加藤 巧 × 岩名 泰岳」収録映像公開のお知らせ
現在、ttkにて開催中の加藤 巧「Re-touch」展の関連イベント、「トークセッション 加藤 巧 × 岩名 泰岳」の収録映像をYouTubeに公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=xuNT2ff0fVo
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「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」
トークゲスト:岩名泰岳氏(画家)
収録日・場所:2021年6月27日(日)、the three konohanaにて
現在開催中の加藤巧「Re-touch」展の関連イベントとして、「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」を収録で実施しました。
共に関西圏に近い東海地方に拠点を置き、同世代のペインター(画家)のお二人が、本展の加藤さんの作品を起点に、お互いの制作や活動の環境、絵画制作についての思考や向き合い方など、幅広い対話を展開しました。
2021-06-24加藤 巧「Re-touch」2021年6月24日(木)~7月18日(日)
加藤 巧 「Re-touch」
2021年6月24日(木)~7月18日(日)
休廊日:毎週月~水曜
開廊時間:12:00~18:00(* 18:00以降はアポイントメント制/電話orメールでお問い合わせください)
会場:the three konohana
【関連イベント】
「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」
トークゲスト:岩名泰岳氏(画家)
収録日・場所:2021年6月27日(日)、the three konohanaにて
※ 本展会期中にYouTubeに公開
現在開催中の加藤巧「Re-touch」展の関連イベントとして、「トークセッション 加藤巧×岩名泰岳」を収録で実施しました。
共に関西圏に近い東海地方に拠点を置き、同世代のペインター(画家)のお二人が、本展の加藤さんの作品を起点に、お互いの制作や活動の環境、絵画制作についての思考や向き合い方など、幅広い対話を展開しました。
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このたびthe three konohanaでは、加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)の弊廊では5年ぶりの個展を開催いたします。
14~15 世紀の画家、チェンニーノ・チェンニーニの絵画技法を起点に、絵画の材料研究と並行して制作を続けてきた加藤は、ここ5年国内外の企画展を中心に精力的な発表をおこなってきました。2018年の京都芸術センターでの企画展とイギリス・ロンドンのCity & Guilds of London Art Schoolでのアーティスト・イン・レジデンス、19年の京都大学総合博物館での「タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法」、そして20年のVOCA展など、それぞれ技法や材料を起点にした作品を発表し、加藤が手掛ける絵画制作の範囲に広がりと深みを得る時期となりました。
この5年の活動の展開を経て、本展は「接触」をキーワードに、加藤の絵画にまつわる思考や行為を新たな枠組みで捉え直すことを狙いとします。本展の出品作品は、加藤がこの1年間に制作したもので構成しますが、コロナ禍以前と現在の制作の状況や環境に大きな変化はないと加藤は言います。ひとりスタジオの中で絵画材料や技術に触れ、思索と行為の積み重ねによって作品に仕上げていく。この日常的な制作環境を保つことを、自らの活動の中で変わらず一貫しておこなってきました。あらゆる物事に先入観なく丁寧に触れ続け、自らに受容することにより、過去と現在それぞれの時間に対等に向き合うことができる、今の時代に即した絵画のあり方の探究をさらに推進させています。
さらに、現在の社会状況の中で、改めて自らの「接触」への意識の強さに気づいたことから、本展の作品には近年見られなかった具体的なモチーフが散見されます。加藤の絵画を構築する行為に、社会への主張が明確に帯び始めたしるしであり、現代社会との接点としての絵画のあり方、制作行為の拡張・越境へと進む彼の意識が、本展の作品からは強く垣間見られます。
このコロナ禍で頻繁に見聞きする「接触」という言葉には、物理的な行為と人間同士のコミュニケーションについてイメージすることが多くなりました。加藤の絵画への対峙にはこの双方の要素がまさに含まれており、彼の絵画材料や技術との対話は、絵画のみの限られた範囲に留まらない、私たちの日常にあるあらゆるコミュニケーションに示唆を与える可能性を有しています。ただ一度ではなく、何度も思索や行為を重ねることにより理解・体得への道標があること。日常への回帰とこれまでの日常の根底にあるものを見直すために、目の前の物事に繰り返し接触することに躊躇わないこと。加藤の作品から立ち現れる、彼の様々な思考に積極的に触れていただければ幸いです。
《Dialogue (P.D.F)》2020【出品予定作品】
顔料、アクリル樹脂(Paraloid B72)、乾性油、蜜蝋、樹脂プラスター、寒冷紗、兎膠、木製パネル 各 47.0 x 33.0 cm [2枚組]
《One month》2021【出品予定作品】
顔料、漆喰、蜜蝋、乾性油、Jesmonite®︎ AC100、樹脂プラスター、木製パネル 60.0 x 80.0 cm
「タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法」展示風景(京都大学総合博物館、2019年)[撮影:守屋友樹]
《Macaloni》2019 (「VOCA展2020」出品作品)
顔料、漆喰、樹脂プラスター、ジェスモナイト、アルミ材、木材 240.0 × 170.0 × 2.0 cm[撮影:上野 則宏]
「ニューミューテーション」展示風景(京都芸術センター、2018年)[撮影:大島拓也]
2021-05-09《次回展のご案内》加藤 巧「Re-touch」 2021年6月24日(木)~7月18日(日)
《Dialogue (P.D.F)》2020【出品予定作品】
顔料、アクリル樹脂(Paraloid B72)、乾性油、蜜蝋、樹脂プラスター、寒冷紗、兎膠、木製パネル 各 47.0 x 33.0 cm [2枚組]
the three konohana、次回の展覧会のご案内です。
弊廊では5年ぶりとなる加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)の個展「Re-touch」を、6月24日(木)~7月18日(日)の会期で開催いたします。
2021-02-10書籍『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』取り扱いのお知らせ
加藤 巧さんが出展し、企画にも携わった展覧会、「タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法」(京都大学総合博物館、2019年)の記録集の取り扱いを開始しました。
予約制で現在開催中の「Gallery Collection 2020-2021」にお越しの際には、直接ご購入いただけます。本展では、タイムライン展で発表した加藤さんの作品も数点展示しております。
ご来廊でのご購入が難しい方には、メールでのご注文・郵送でご購入も承ります。
ご住所、お名前、購入冊数、お支払方法(銀行振込orクレジットカード決済)をご記入の上、メール(info(at)thethree.net)にてお申し込みください。
折り返しのメールにて、送料を含めたお支払金額とお支払い手続きのご案内をお送りいたします。(※ 送料は1冊200円、2冊370円、3冊以上は確認してお知らせします。)
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『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』 TIMELINE: Multiple measures to touch time
価格:2,200円(税込)
仕様:A4判 297 × 210 mm 80頁 並製 カバー有
ISBN:978-4-9910062-2-7 C0070
編集:「タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法」プロジェクト アーカイヴ制作チーム
デザイン:熊谷篤史
執筆:中村史子、武田宙也、岡田温司、田口かおり
発行所:this and that
出展作家:井田照一、大野綾子、加藤巧、土方大、ミルク倉庫+ココナッツ
企画:タイムライン展実行委員会(岡田温司 実行委員長/京都大学大学院人間・環境学研究科教授、岩﨑奈緒子 京都大学総合博物館教授、武田宙也 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授、加藤巧 美術家、田口かおり 東海大学創造科学技術研究機構講師/修復士、土方大 アーティスト/インストーラー〈所属・役職は2019年当時〉)
展覧会:2019年4月24日~6月23日「京都大学総合博物館2019年度春季企画展『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』」
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また、弊廊にて2015年に開催した「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」展のキュレーター、長谷川新さんが企画した展覧会「STAYTUNE/D」(ギャラリー無量・石川、2019年)の図録も、合わせて取り扱いをしています。
『STAYTUNE/D』
価格:3,300円(税込)
仕様:A4判変形 256×210×9mm 120頁 並製 カバー有
ISBN:978-4-9910062-1-0 C0070
編著:長谷川新
デザイン:熊谷篤史
発行所:this and that
写真左:『タイムライン――時間に触れるためのいくつかの方法』
写真右:『STAYTUNE/D』
2021-01-11「Gallery Collection 2020-2021」2021年1月14日(木)~3月下旬[完全予約制]
「Gallery Collection 2020-2021」
2021年1月14日(木)~3月下旬(予定)
主な出品作家:泉茂、加賀城健、加藤巧、森村誠
※ ご来廊は終日予約制にて承ります。(曜日、時間は問いません。)
※ ご来廊をご希望の方は、SNS(Twitter、Facebook)のメッセージまたはメール(info(at)thethree.net)にて、ご希望の日時を明記の上、ご希望日の2日前までにご連絡ください。
※ 当方の都合により、ご希望の日時に添えない場合がございます。なにとぞご了承くださいませ。
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このたびthe three konohanaでは、3月下旬までの間、「Gallery Collection 2020-2021」を完全予約制で開催いたします。
本展では、昨年ttkで開催した展覧会に出品した4名の作家の作品を中心に展示いたします。
また、ttk山中のプライベートコレクションの展示も併設し、合わせてご覧いただけます。
通常の開廊日・時間以外もご来廊可能な場合がございますので、お気軽にご希望の日時をお問合せくださいませ。
なお、昨今の新型コロナウイルス感染拡大予防として、ご来廊のお客様へは以下のご対応をお願いいたします。
- マスクを必ず着用の上お越しください。体調不良の方はご来廊をお控えください。
- 展示会場入口にアルコールを用意しておりますので、手の消毒をお願いいたします。
- ご来廊時に非接触型の体温計にて体温を測定いたします。37.5度以上のお客様はご入室をご遠慮ください。
- スマートフォンをお持ちの方は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の稼働、または「大阪コロナ追跡システム」の登録をお願いいたします。
2020-10-02Gallery Collection 「Takumi Kato – Selected Works [from artTNZ]」2020年10月2日(金)~5日(月)
Gallery Collection
Takumi Kato – Selected Works [from artTNZ]
2020年10月2日(金)~5日(月)
開廊時間: 13:00~19:00(会期中無休、予約不要)
※ 新型コロナウイルス感染予防のため、マスクを必ず着用の上お越しください。体調不良の方はご来廊をお控えください。
※ 予約不要でのオープンのため、会場が混雑している時は入場をお待ちいただく場合がございます。(同時に入場できるお客様は、5名を上限とします。)
出品作家:加藤 巧
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このたびthe three konohanaでは、10月2日(金)から5日(月)の4日間限定で「Gallery Collection」を開催いたします。
本展では、9月17日(木)~21日(月)に東京・天王洲のTERRADA ART COMPLEXⅡで開催されたアートフェアartTNZに出品した、加藤巧の作品をセレクトしてご紹介します。
artTNZでは、新作から過去作までここ5年の加藤の作品を一堂に展示し、彼の近年の制作活動の変遷を多くのご来場者に認識していただく機会となりました。しかし、新型コロナウイルスの影響により、遠方からのご来場が難しい状況でしたので、関西やその近隣のみなさまに改めて加藤の作品群をご覧いただける場を設けました。短い期間ではありますが、ぜひこの機会にご高覧ください。
2020-07-28アートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」出展のお知らせ【9/17(木)~21(月)】
このたびthe three konohanaは、東京・天王洲のTERRADA ART COMPLEX IIで開催するアートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」に出展いたします。
当初出展予定で中止になりました「ART in PARK HOTEL TOKYO 2020」の代替となるアートフェアです。
ttkのブースは3階のAセクションにて、加藤 巧の個展形式で、新作から近作まで多彩な作品をご紹介します。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております。
□ 開催概要
「artTNZ produced by AFT with APCA」
開催日程:2020年 9月17日(木)‒ 21日(月・祝) ※9月17日(木)は招待制
会場:TERRADA ART COMPLEX II (〒140-0002 東京都品川区東品川 1-32-8)https://terrada-art-complex.com/ja/
[アクセス]東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B 出口」より徒歩約8分、東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約11分
出展ギャラリー:44軒
入場料:無料/完全予約登録制
(※一般入場受付予約開始は8月7日(金)正午12時から[限定600枚/入場無料]。公式HPからお申し込みください。)
主催:一般社団法人 アート東京
共催:一般社団法人日本現代美術振興協会
特別協賛:寺田倉庫株式会社
公式HP:https://arttnz.com/
加藤 巧 《To Rub #04》 顔料、アルデヒド樹脂(81)、アクリル樹脂、白亜、膠、木材 44.0 × 36.4 cm 2018
加藤 巧 《To Paint》 木製パネルに乾性油、蜜蝋、マスチック樹脂、アクリル樹脂、顔料、金箔 28.0 × 22.0 cm 2020
2020-06-20オンライン展覧会「Online / Contactless」展示記録
撮影日:2020年6月9日 撮影:長谷川 朋也
2020-05-22【O/C展関連イベント】「オンライン開廊」のご案内 5/23(土)、28(木)、31(日)/11~13時、17~20時
本展の展示が実際におこなわれているthe three konohanaの会場を、Zoomを活用して日時限定でオンライン開廊いたします。普段のギャラリーへの訪問、展示の鑑賞、ギャラリストおよび同席する他のお客様との対話などを、全てオンライン形式に置き換えてお楽しみいただく企画です。どなたでもご参加可能です。
ホストはthe three konohanaの山中が担当し、開催日や時間帯によってはYoshimi Artsの稲葉氏、出品作家もオンラインで在廊することがあります。なお、各回のZoomのアクセス情報は、開催日前日に各ギャラリーのFacebook、Twitterでお知らせします。
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「オンライン開廊」
日時|5月23日(土)、28日(木)、31日(日) 11時~13時、17時~20時
会場|Zoomミーティングルーム(the three konohanaより配信)
入場無料、時間中の入退室自由
※ ご参加の際は、事前にパソコン、スマホ・タブレットにZoomアプリ(無料)をインストールしてください。アプリのダウンロード、ご参加時にかかる通信料は各自ご負担ください。
※ Zoomは原則として複数の対話が同時にできませんので、お客様が複数名おられる時は話題の譲り合いなどご配慮をお願いいたします。