お知らせ
2013-11-28岡本 啓 展 ギャラリスト・トーク開催 11月30日(土)18:00~19:00
今年最後のttkの展覧会、Gallerist’s Eye #1 岡本 啓 展「Visible ≡ Invisible」、連日多くのみなさまにお越しいただき、誠にありがとうございます。
ちょうど会期も折り返しの時期になりましたが、岡本啓展の関連イベントとして11月30日(土)18時から、岡本さんの取扱ギャラリーであり、当展にご協力いただいておりますYoshiaki Inone Galleryのディレクター山田浩之さんをお招きしてのトークショーを開催いたします。
当展の内容を通じて、改めて岡本さんの作家像について山田さんとttk山中の二人で考えながら語り合うという内容です。また「Gallerist’s Eye」シリーズの枠組みとして、ギャラリストと作家との協働とはどういうものかについても意見を交えたいと思っております。ぜひみなさまお誘い合わせの上、ご参加心よりお待ちしております。
2013-11-22【お知らせ】12/1(日)、7(土)、8(日)の開廊時間変更につきまして
なんばパークスで開催の「ギャラリストのまなざし」展のイベントの都合により、
12/1(日)、12/7(土)、12/8(日)の3日間、岡本啓展「Visible≡Invisible」のオープン時間を以下の通り変更させていただきます。
・12/1(日) 17:00~20:00
・12/7(土) 16:00頃~20:00
※ なんばパークスのトークショーにご参加の方で、ttkへご来廊ご希望の方は、
トークショー終了後にご案内いたしますので、現地にてお申し付けください。
・12/8(日) 12:00~16:00
急な変更により、みなさまには大変ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。
the three konohana 山中俊広
2013-11-13「Visible ≡ Invisible」はじまりました!
岡本 啓 《enlargement 2A》 ゼラチンシルバープリント 103.0 x 72.8 cm 2013 【当展出品作品】
先週から、ttk今年最後の展覧会、岡本啓展「Visible ≡ Invisible」がスタートいたしました!
会期1週目からお越しいただいた多くの方々から、これまでの岡本さんの作風を良い意味で裏切るような作品の数々に、たくさんの驚きの声をいただいております。
それもそのはず、岡本さんの代表的な表現スタイルである、鮮やかなカラーのフォトグラム作品とは全く対照的に単調な色彩が多いこと。さらにはこれまでの発表では見たことのない素材の作品群など、一見岡本さんの個展とは思えない展示になっております。
しかし、今回の展示の作品と従来の岡本さんの作品とは決して乖離しておりません。むしろ、「Visible」と「Invisible」を合同(≡)の記号で結んでいるタイトルのように、二つは明らかに表裏の関係にあります。そもそもの岡本さんのカラーフォトグラム作品の根底にあるコンセプトを、別の素材を使って少し掘り起こされていたり、従来の作品のモチーフの着想にあるような具体的なイメージを、少し浮かび上がらせるような仕掛けがあったり。これらが明確に理路整然と語られているようにttkの展示空間は構成されています。
また展示の印象も、過去3つのttkの展覧会とも全く違うものになっております。ttkの空間自体も展示ごとに見え方が大きく変わる点も、毎回お越しいただいている方々には必見です。
改めて、岡本啓という一人の作家のイメージを深く読み解いていくには最良の展示となっております。今回も決してキャッチではない、しっかりと思考と感覚を駆使して、時間をかけて展示を読み取るttkらしい内容になっております。
今回はオープン前に出品作品のイメージを公表しておりませんでしたので、この記事にて1点だけ出品作品をアップさせていただきました。この写真作品の画像だけでは、恐らくほとんどのみなさんが意味不明だと思います(笑)。この答えは、ぜひ岡本展の展示にてお確かめください!
2013-11-08「ギャラリストのまなざし」@なんばパークス【11/29(金)〜12/8(日)】
このたび大阪芸術大学の主催による展覧会「ギャラリストのまなざし」を、なんばパークス7Fのパークスホールにて開催いたします。
ttk山中は、展覧会コーディネーターとして本展にかかわっております。関西で活動する大阪芸術大学出身の若手ギャラリスト6名が計10名の作家を紹介する企画です。ぜひご高覧くださいませ。
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■ 開催概要
タイトル:
「ギャラリストのまなざし」 - Management for Artists –
大阪芸術大学グループ 美の冒険者たち なんぱパークスアートプログラム vol.10
開催日時:
2013年11月29日(金)~ 12月8日(日)会期中無休 11時~20時(最終日のみ17 時まで)
会場:なんばパークス 7F パークスホール
(〒556-0011 大阪市浪速区難波中2丁目10-70) 入場無料
参加ギャラリスト[ 所属ギャラリー] / 出品作家:
飯野 正紀 [Links(大阪)] / 豊島 舞、田口 美早紀
野元 大意 [Kobe 819 Gallery(兵庫)] / 山下 智史、島田 洋平
内田 千恵 [TEZUKAYAMA GALLERY(大阪)] / ノモト ヒロヒト
小谷 香織 [DMOARTS(大阪)] / 北 直人、鍛治本 武志
玉置 慎輔 [The Third Gallery Aya(大阪)] / 三田村 陽、多田 ユウコ
津嘉山 裕美 [Gallery OUT of PLACE(奈良)] / 大城 真
総合ディレクター:
谷 悟(大阪芸術大学 芸術計画学科 准教授)
展覧会コーディネーター:
山中 俊広(インディペンデント・キュレーター/ the three konohana 代表)
協賛:南海電気鉄道株式会社 会場協力:なんばパークス
主催:大阪芸術大学グループ 主管:大阪芸術大学 芸術計画学科
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□ 関連イベント (※ すべてパークスホール内で開催いたします。)
・トークショー「ギャラリー運営の中でのアートマネージメント」
日時:12月1日(日) 14時~ 15時30分
出演:飯野 正紀 [Links]、野元 大意 [Kobe 819 Gallery]、山中 俊広[ 本展コーディネーター]
・トークショー「ギャラリーの現場で学ぶアートマネージメント」
日時:12月7日(土) 15時~ 16時30分
出演:内田 千恵 [TEZUKAYAMA GALLERY]、小谷 香織 [DMOARTS]、玉置 慎輔 [The Third Gallery Aya]、津嘉山 裕美 [Gallery OUT of PLACE]、山中 俊広[ 本展コーディネーター]
※ 各トークショー終了後、ギャラリストによる作品解説をおこないます。
ワークショップ「小さな幸せ“カールもどき”をつくろう!」
日時:12月7日(土) 16時~19時、8日(日)13時~16時
出演:田口 美早紀[ 出品作家]
企画運営:飯野 正紀[Links]、大阪芸術大学なんばパークスプロジェクトチーム
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■ 本展趣旨
近年、行政や企業などがスポンサーとなったアートイベントが数多く催され、「アート」が一般の人々にも徐々に身近な存在になってきています。こうした現場では、作品を制作・発表する作家にスポットライトが浴びるのは当然の話ですが、作家のサポートやイベントの細部を取り仕切る裏方的役割も欠かせない存在です。作家として活動する人々や作家を志す人々が、美術系大学を中心に常に多数輩出される一方で、アートの現場の裏方としての「アートマネージメント」に携わる人材の割合が少ないのが国内の現状です。海外に比べて、日本のアートの普及が弱いとされる大きな要因の一つであると考えます。
本展では、本学出身の20代および30代の6名の若い「ギャラリスト」たちが、各々の現場でサポートしている作家や今後の成長に注目する作家を、各々が紹介する展覧会です。「ギャラリスト」とは、画廊・ギャラリーを運営するだけではなく、作家の評価を高めるために様々な営業・広報活動や細やかな作家へのサポートをおこなうマネージャー的な動きをする立場の人間を指します。いわば才能を秘めた作家を発掘して磨き上げる、アートの領域の基盤を担う存在でもあります。近年のアートシーンや市場の複雑化によって、作家は制作に集中し、ギャラリストは作家周辺のマネージメントをおこなうという分業的な構図が主流となりつつあります。
これまでに相応の経験を積んで自らのギャラリーを運営しているギャラリストと、現在ギャラリーに勤務してノウハウを学び、将来的に独立や新たなアートマネージメントのスタイルを模索しているアシスタント職のギャラリストで、本展は構成しています。ギャラリストのアートに対する考え方も作家と同じく多種多様で、ギャラリスト自身も作家のマネージメントを通じて自らのメッセージを発信していると言えます。作家とギャラリストの協働がまず土台にあることを念頭に入れて本展をご覧いただくと、作家と作品の一方向のみに留まらないアートへの解釈が広がっていくことでしょう。
6名のギャラリストが本展で提示する様々なアプローチを通じて、アートをマネージメントしていくことの意義や、彼らのような職種が日本のアートシーンに欠かせない存在であることを垣間見ていただく機会になれば幸いです。
「ギャラリストのまなざし」展 コーディネーター 山中 俊広(インディペンデント・キュレーター/ the three konohana 代表)
2013-11-08Gallerist’s Eye #1 岡本 啓 展「Visible ≡ Invisible」
・岡本 啓 展「Visible ≡ Invisible」 展示風景
Gallerist’s Eye #1
岡本 啓 展「Visible ≡ Invisible」
2013年11月8日(金)~12月23日(月・祝)
開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00 (※12月23日は月曜日ですが開廊いたします)
休廊日:毎週月曜~水曜
会場:the three konohana
オープニングパーティー:11月8日(金)17:00~21:00
ギャラリスト・トーク:11月30日(土)18:00~19:00
山田 浩之(Yoshiaki Inoue Gallery ディレクター)、山中 俊広(the three konohana 代表)
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【開廊時間変更のお知らせ】
なんばパークスで開催の「ギャラリストのまなざし」展のイベントの都合により、
12/1(日)、12/7(土)、12/8(日)の3日間、岡本啓展「Visible≡Invisible」のオープン時間を以下の通り変更させていただきます。
みなさまにはご不便ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご容赦くださいませ。
・12/1(日) 17:00~20:00
・12/7(土) 16:00頃~20:00
・12/8(日) 12:00~16:00
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the three konohanaの開廊1年目の最後の展覧会は、独特の手法による写真作品を主に制作する岡本 啓(Akira Okamoto, b.1981)の個展を開催いたします。当展は、弊廊の3本柱の企画のひとつである「Gallerist’s Eye」シリーズのこけら落としとして、Yoshiaki Inoue Gallery(大阪)の協力にて開催いたします。
岡本の作品は写真を主なメディアとしていますが、フィルムを媒介した一般的な写真表現とは異なり、暗室内での作業が制作において重要な位置を占めます。現像液や光を用いて印画紙の上に色やかたちを直接描く、フォトグラムという手法を彼は用いますが、一般的なモノクロではなくカラーで描くことで、彼独特の表現を深めてきました。
彼が写真の技術を駆使して絵画的な表現をおこなうことの意味は、写真と絵画という平面表現を代表する二つのメディアによる「イメージ」の問題提起であるように思います。彼の抽象的なかたちを印画紙に表出させる行為は、現実を転写するものではなく、写真と絵画双方の領域における画面の構成要素となる色彩の存在を強調させるものです。さらにこの現像液や光を用いての恣意的かつ感覚的な制作過程には、それぞれの素材による化学反応としての偶然性をも内包しており、全てが計算された構図で成立しない事実を提示して、現実と虚構の共存もほのめかしています。
そして、作品内に含まれる色やかたちの使い方にも、彼独特のアプローチがあります。そもそも写真とは、私たちの現実の視覚を切りとったものとされる一方で、現実のまま忠実に再現できるものでもありません。彼の作品には、具体的な何かに見えるかたちが頻繁に現れます。しかし、それらは意図的に色彩を組み合わせたものに過ぎなかったり、偶然的に現れたものであるなど、画面上に現れるかたちそのものに大きな意味はありません。つまり、他者の思考や記憶によって作られた虚構のイメージです。一方で近年は、実際に何かを撮影したフィルムを従来の作品に重ねて現像した作品も登場しています。従来の彼の写真の素材を使って「描く」行為は、一般的な絵画と同様に、彼の何らかの経験が契機となって画面上で構成されていくものです。素材・ジャンルとしての写真を再定義させつつ、現実空間に見えるものと見えないものを再構成させるメディアとしての絵画の存在をも強調していく現在の彼の関心は、両者の美術表現としての関連性の分析へと向いているように思います。
当展の枠組みである「Gallerist’s Eye」は、作家が所属するギャラリーなどで従来発表している表現スタイルと異なる、新しい側面を浮かび上がらせることを目的とした企画です。当展で岡本が新たに挑戦するものは、鮮やかな色彩を排除したモノクロームの世界とギャラリー空間を使った本格的なインスタレーションとなります。つまり、彼が主たる作品としてきた写真としての作品は今回展示されません。彼の表現において代表的な特徴である鮮やかな色彩、その背後にあるイメージを探る内容となります。
彼の写真作品の着想の源泉としてのオブジェやドローイングなど、多種多様な作品群をホワイトキューブと和室の展示空間に対照的に構成して、彼の概念的な世界観を展開いたします。従来の色彩豊かな表現は影を潜め、あくまでもかたちや物質感といった具体的な物象が提示されていきます。それによって強い印象を与える要素よりも、一つ一つの静的なイメージが論理的にその関連性を組み立てていく展示となることでしょう。
人間は、表層にはっきりと存在するものを把握することによって、そこにある物象を認知します。岡本の作品では、それが色彩と写真になりますが、それはあくまでも枠組みを把握したことにしか過ぎません。彼がこれまで作品の深奥にひっそりと隠してきた、現実空間で把握できないイメージへ向かう過程に当展の主題を絞ることによって、漠然と見えるものとしての表皮ではなく、概念としての表皮とその本質へと思考をシフトさせる重要性に気づいていただければと思います。この機会にぜひご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
《PHOTOGRAPHIC MEMORY》 発色現像方式印画、古道具
客間 240.0 x 290.0 cm / 大階段 280.0 x 193.0 cm 2012 [撮影:長谷川朋也 / 奈良・町家の芸術祭 HANARART 2012]
2013-10-31加賀城 健 展「ヴァリアブル・コスモス|Variable Cosmos」 展示記録
撮影日:2013年10月17日 撮影:長谷川 朋也
2013-10-31加賀城 健 展に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介
加賀城 健 展「ヴァリアブル・コスモス|Variable cosmos」につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。
主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。
・『美術手帖 9月号』 ARTNAVI(プレビュー/8月17日)
・『GALLERY 9月号』「今月の展覧会50+」(プレビュー/9月1日)
・ブログ「プラダーウィリー症候群(Prader-Willi Syndrome)の情報のメモ」(レビュー/9月7日)
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20130907
・毎日新聞 関西版 文化面「アートのトリセツ」(レビュー/9月25日夕刊)
http://mainichi.jp/feature/news/20130925ddf012040019000c.html
・artscape 「artscape レビュー」(レビュー/10月1日)
http://artscape.jp/report/review/10091726_1735.html
・日本経済新聞 関西版 美術・伝統芸能ガイド(プレビュー/10月5日夕刊)
2013-10-23the three konohana 2014年の展覧会スケジュール
来年2014年、ttkにて開催の展覧会スケジュールは、以下の通りになっております。
1/11(土)~3/2(日)
Director’s Eye #2 野口 卓海 (※ 出品作家は近日公開いたします)
3/28(金)~5/11(日)
Konohana’s Eye #3 鮫島 ゆい
6/6(金)~7/20(日)
Konohana’s Eye #4 小出 麻代
9/5(金)~10/19(日)
Konohana’s Eye #5 NO ARCHITECTS
11/7(金)~12/21(日)
Konohana’s Eye #6 小松原 智史
※ 都合により、会期が若干変更になる可能性もあります。
2年目は、作家・ディレクター共に1980年代生まれの方々で構成いたしました。
来年2014年のttkの5つの展覧会も、ぜひご期待ください。
2013-10-21エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ006」出展 @SPIRAL・東京
東京・南青山にて開催される『エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ006」』に、ttk山中が出展いたします。
山中の出展会期は、前半のオクトーバー・サイド、ブースはNo.1です。
出品作家は、
ttkと同じ此花区のギャラリー、梅香堂の取扱作家で、
当フェア会期中に新宿・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC] の「エマージェンシーズ!」シリーズにて、
個展「further/nearer」をスタートする前谷 康太郎と、
現在ttkにて個展「ヴァリアブル・コスモス|Variable Cosmos」を開催中の加賀城 健の2名の作家をご紹介いたします。
ぜひ首都圏のみなさまにご高覧賜りたく存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
◆開催概要◆
エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ006」
会期:
オクトーバー・サイド 2013年10月26日(土)~10月29日(火)11:00~20:00 【山中出展期間】
ノヴェンバー・サイド 2013年11月1日(金)~11月4日(月・祝)11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
入場料:無料
主催・企画制作:システム:ウルトラ
(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター、株式会社レントゲンヴェルケ)
お問い合わせ先:スパイラル TEL: 03-3498-1171(代)
URL:
http://systemultra.com
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_800.html
2013-10-05「このはなの日 2013」開催 10月12日(土)~13日(日)
さて、来週の週末は、ttk周辺の此花区梅香・四貫島エリアにて「このはなの日 2013」が催されます。
改めまして「このはなの日」の解説ですが、昨年までは「見っけ!このはな」というイベントが秋に開催されていました。今年からは実行委員会組織を立ち上げ、昨年までの「見っけ」のテーマを改めて見直すかたちとなりまして、「このはなの日」というイベント名の下で開催する運びとなりました。ttk山中も実行委員会メンバーに加わっております。
「このはなの日」の特徴としましては、昨年と同様にギャラリー、アトリエ、ショップ、イベントスペースなど既存のアート系スペースがほぼ全てオープンし、それぞれが独自のイベントや企画を催します。比較的定期的にオープンしている此花のスペースはttkのほかに、梅香堂、OTONARIくらいでしたので、その他不定期にオープンしていたスペースや、通常は見られないアトリエなども一堂にご覧いただけます。これまで何度も此花に足を運んでくださっていた方々でも、初めて入るスペースがあるかもしれません。
今回の目玉の一つは、「このはなの日ツアー」と題した複数のツアーがあることです。この独特の下町の雰囲気を楽しんでいただくために、面白い切り口のツアーが計画されています。詳細は会期直前に、このはなの日HPなどでご案内できるかと思います。
そして、もう一つは、既存のアート系スペースだけでなく、このエリアのおもしろ下町スポットも数多く紹介したマップを配布します。基本的には1日で回って楽しめるくらいの広さですが、もっともっとこのエリアの深みにはまって、何度も足を運んでいただくための重要ツールです。
私たちの「このはなの日」の目的としては、私たちが活動しているこのまちを改めて見つめなおすことです。私たちのスペースを紹介するだけではなく、もっと私たちがやってくる前から暮らしている地元の人々やその街の雰囲気を再認識すること。それらを、私たちのスペースに来られてイベントに参加される地元の方々、そして外から遊びに来られる方々と共に、その気付きを共有したいということが願いです。
最近の各地でされているちょっと背伸びしたようなアートイベントとは違って、自分たちの身の丈にあったシンプルで自然なイベントにしていきますので、お越しになられる方もご近所のお祭りに行くようなお気軽な感覚でお楽しみいただければと思います。
ttkでは先般ご案内の通り、現在開催中の加賀城展が継続してご覧いただくことができ、加賀城さんによるハンカチ染めのワークショップも同時に開催します。
https://thethree.net/news/823
ぜひ12日13日の連休は、みなさまお誘い合わせの上此花区梅香四貫島エリアにお越しくださいませ!
※ 「このはなの日」の詳細情報は、以下のサイトにてご入手ください。
HP http://
ツイッター https://twitter.com/
FBイベントページ https://www.facebook.com/
周辺スペースのマップ(ダウンロード) https://thethree.net/wp-content/uploads/2013/10/konohananohi2013_guidemap.jpg