小出 麻代

2014-08-22
外部の展覧会情報 14年8月【8/22更新】

ttkとご縁のあった作家・ディレクターによる、ttk外での展覧会情報をお知らせいたします。

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今年6月~7月にttkにて個展を開催しました小出麻代さんが、「アート小豆島・豊島」のワークショッププログラムに参加いたします。

アート小豆島・豊島2014 小豆島・醤の郷+坂手港プロジェクト
「馬木の寺子屋|印刷の時間」

会期:2014年8月16日 (土) 10:00~、14:00~
会場:小豆島・馬木キャンプ
(604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 TEL:075-213-1000)
※ 要申込、各回定員10名ずつ
予約・お問い合わせ:小豆島町企画財政課 0879-75-1800 (8:30〜17:15 土・日・祝休)

http://relational-tourism.jp/

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昨年3月~5月にttkにて個展を開催しました鮫島ゆいさんが、東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaにてグループ展に参加いたします。

3331 千代田芸術祭 2014 「3331 アンデパンダン」

会期:2014年8月23日(土)~9月7日(日)
会場:3331 Arts Chiyoda(101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14)
開場時間:12:00-19:00 (最終日は17:00まで)

http://fes.3331.jp/ (千代田芸術祭 特設サイト)
http://www.3331.jp/ (3331 Arts Chiyoda HP)

 

2014-08-08
小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」 展示記録

撮影日:2014年6月7日、18日 撮影:長谷川 朋也

 

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2014-08-05
小出 麻代 展に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介

小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」につきまして、各所にてプレビュー・レビューをご掲載いただきました。

主だったご掲載記事を以下にまとめてご紹介させていただきます。当展をご紹介くださったみなさまに、心より御礼申し上げます。

 

・Lmaga.jp「小吹隆文のアート男塾-6月の10本ノック」(プレビュー/6月4日)
http://lmaga.jp/article.php?id=2884

・『美術手帖 7月号』 ARTNAVI(プレビュー/6月17日)

・artscape 「artscape レビュー」(レビュー/7月1日)
http://artscape.jp/report/review/10100469_1735.html

毎日新聞 関西版夕刊 文化面(レビュー/7月2日)
http://mainichi.jp/feature/news/m20140702ddf012040003000c.html

・ブログ「プラダーウィリー症候群(Prader-Willi Syndrome)の情報のメモ」(レビュー/7月23日)
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140723

・『美樂舎 会報第273号』「丹伸巨のコレクター日記」(レビュー/7月31日)
美樂舎HP:http://bigakusya.com/

 

2014-06-09
「空のうえ 水のした 七色のはじまり」 はじまりました!

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先週からスタートいたしました小出麻代展、金曜日のオープニングパーティーは夕方からは激しい雷雨になるなどあいにくのお天気にもかかわらず、多方面からお越しいただき本当にありがとうございました。

今回の小出さんの展示は、二つの空間を何度も行き来しながらとてもじっくりと時間をかけてご覧になられた方が、初日から非常に目立っていました。展示空間の特性上、これまでインスタレーション度の強い展示が多かったttkの展示の中でも、今回の小出さんの内容は「an installation of art(アートを配置すること)」よりも「installation art(インスタレーションアート)」に重点が置かれていて、ttkとしては珍しい内容の展示です。個々の「作品」の配置によって空間を構成するのではなく、ttkの2つの展示空間内にちりばめられた様々な素材や要素が融合し、一つの作品《空のうえ 水のした 七色のはじまり》として成立しています。

小出さんがttkの空間にちりばめた無数の要素が、みなさまの心やそのほかの要素に触れていきながら、みなさまの目に入ってくると思います。それから、じっくりあれこれと物思いにふけっていただき、固定概念に囚われない自由な見方でお楽しみいただければと思います。

そして、これから会期も進むにつれて、梅雨も本格化していくものと思います。この天候が変わりやすい季節、30分や1時間の滞在でも小出さんの展示は複数の表情を見せてくれる機会が多くなります。この空間、この季節だからこその必然性が大いに反映された小出さんの展示になっております。

また会期の後半には、大阪の恒例のアートフェアART OSAKAもございますので、その際に遠方から大阪へお越しの方もぜひご一緒にお立ち寄りください。これから1か月半にわたる小出麻代展、多くのみなさまのお越しを心よりお待ちしております!

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2014-06-06
Konohana’s Eye #4 小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」

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・小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」 展示風景

・小出 麻代 展に関する、掲載プレビュー・レビューのご紹介

 

 

Konohana’s Eye #4
小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」

2014年6月6日(金)~7月20日(日)

開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00
休廊日:毎週月曜~水曜
会場:the three konohana

オープニングパーティー:6月6日(金)18:00~21:00

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このたびthe three konohanaでは、小出 麻代(KOIDE Mayo, b.1983)の個展を、Konohana’s Eyeシリーズの通算第4弾として開催いたします。

大学で版画を専攻していた小出は、当初は版画の技法とさまざまな日常品を取り入れた平面や立体の作品を制作していました。とりわけ日常にありふれた既製品への関心が強く、「もの」の固定概念に新たなエッセンスを加味するために、版画の技法を中心に手仕事の要素を既製品に織り込むことを意識した作品が多数見られました。日常のささやかな改変を、個々の完結した作品内で提示するスタイルが、彼女の作家活動の始点にありました。

近年から現在にかけては、小出の表現スタイルはインスタレーションが主軸となっていきます。一昨年の神戸アートビレッジセンター(KAVC)での2人展「1floor / TTYTT, -to tell you the truth,-」では、意識的に手仕事を蓄積させるアプローチに大きな変化が現れました。これまで主だった版画技法での素材へのアレンジがやや影をひそめ、物体を紐で結んだり通したりする単純な行為や、何も手を加えない既製品を空間に設置することが目立つようになりました。権威的な行為といえる美術表現と、日々の生活でなにげなくおこなわれる行為。これら両極の要素を隔てなく調和させていく一定の方向性と距離感が、彼女の中で見いだされた機会になりました。

さらに、昨年のLABORARORY(京都)での個展「すいこみ はきだし ひろがる」では、小出のインスタレーションは前年のKAVCでの展示と比べてより平坦になり、かつ客観性の強さが際立つものとなりました。空間の各所に点在する既製品の物体や従来から見られる版画技法が絡んだ作品的な物体を、ただ淡々と紐や紙テープや電気コードでつなげた空間に仕上げました。まるで、薄いオブラートのような私的な物語性が、空間全体を起伏なく覆っているかのような世界観が展開されました。軽やかかつ柔い素材感と個々の要素がつながれていく行為は、作品としての強固な独立性を拒否していながら、一方では物質という属性を総体的に強調しているようにも感じられました。概念や権威の前に、人の感覚に触れる「もの」の存在を彼女は強く意識します。「もの」があることによって得られる安心感や充実感は、現代の日常の生活においても多くの人々が無意識に享受するものです。そこに対極ともいえる彼女の版画技法などによる美術表現的な「もの」と「行為」がどのように作用するのか、ここ数年彼女が追い求め続けたテーマのように思います。

当展は、ここ数年の小出の表現テーマである、美術表現と日常の行為との関係性をさらに深化させ、弊廊のホワイトキューブと和室の2つの空間の特性を限りなく駆使したインスタレーションにて展開いたします。弊廊の大きな特徴でもある自然光が大きく影響する展示空間による作用が、客観的に提示される「もの」と「行為」との間に、無数の変化と要素の存在を示唆させる内容となります。

現代に生きる私たちは、多数の情報とものが氾濫した世界全体を把握することは不可能であり、無数の小さな世界に気づかないまま日々の生活を送っています。しかし、私たちの意識の外に散らばっている小さな世界は、想像と思考という行為によって誰もが易しくアプローチできるものです。それらに気づくことによって得られる日常の拡大とその充実感は、大きな世界の一義的な価値基準にとらわれない各自の小さなルールを獲得することへとつながります。私たちの日常と世界観を大きく左右するかもしれない何気ないものが何気ないところに存在している、そのような発見を小出がフラットに手を加えた空間から見つけ出していただければと思います。ぜひこの機会にご高覧賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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《THE FEATURES OF THISLAND》 ミクストメディア(インスタレーション)  Artfunkl (マンチェスター・イギリス) 2013

 

 

2014-04-16
Konohana’s Eye #4 小出 麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」 2014年6月6日(金)~7月20日(日)

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

「Konohana’s Eye」シリーズの通算第4弾として、インスタレーション表現を軸に活動する小出 麻代(KOIDE Mayo, b.1983)の個展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」を、6月6日(金)~7月20日(日)の会期にて開催いたします。

【詳しくはこちら】

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2013-10-23
the three konohana 2014年の展覧会スケジュール

来年2014年、ttkにて開催の展覧会スケジュールは、以下の通りになっております。

1/11(土)~3/2(日)
Director’s Eye #2 野口 卓海 (※ 出品作家は近日公開いたします)

3/28(金)~5/11(日)
Konohana’s Eye #3 鮫島 ゆい

6/6(金)~7/20(日)
Konohana’s Eye #4 小出 麻代

9/5(金)~10/19(日)
Konohana’s Eye #5 NO ARCHITECTS

11/7(金)~12/21(日)
Konohana’s Eye #6 小松原 智史

※ 都合により、会期が若干変更になる可能性もあります。

2年目は、作家・ディレクター共に1980年代生まれの方々で構成いたしました。
来年2014年のttkの5つの展覧会も、ぜひご期待ください。