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2023-10-03
《次回展のご案内》開廊10周年記念展 Vol.3 「PRE KONOHANA MUSEUM」 2023年11月3日(金・祝)~26日(日)

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

弊廊の開廊10周年記念展の第3弾として、大阪市此花区在住の建築家ユニットNO ARCHITECTSとの共同企画による「PRE KONOHANA MUSEUM」を、11月3日(金・祝)~26日(日)の会期で開催します。

【詳細はこちら】

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2023-09-15
開廊10周年記念展 Vol.2 泉 茂「Newly Discovered Works」2023年9月15日(金)~10月8日(日)

・泉 茂「Newly Discovered Works」 展示記録
・テキストリーフレット(執筆:稲葉征夫、山中俊広、福元崇志)

the three konohana 開廊10周年記念展 Vol.2
泉 茂「Newly Discovered Works」

会期|
Yoshimi Arts:9月13日(水)~10月1日(日)10月8日(日)[* 会期延長しました]
 12時~19時(日曜のみ17時まで)/月・火、10/7(水)休 
the three konohana:9月15日(金)~10月8日(日) 12時~19時/月・火・水休 
(2会場にて開催/会期・休廊日は会場によって異なります)

会場|
Yoshimi Arts

〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F/06-6443-0080/info@yoshimiarts.com
会場アクセス|大阪メトロ四つ橋線・肥後橋駅より徒歩1分、大阪メトロ御堂筋線・淀屋橋駅より徒歩5分
ギャラリーURL|http://www.yoshimiarts.com

the three konohana
〒554-0013 大阪市此花区梅香1-23-23-2F/06-7502-4115/info@thethree.net
会場アクセス|阪神なんば線・千鳥橋駅より徒歩3分、阪神なんば線/JR環状線・西九条駅より徒歩9分
ギャラリーURL|https://thethree.net/

協力|中川 佳宣(大阪芸術大学 美術学科 特任教授)、大阪芸術大学博物館

* * *

このたび、Yoshimi Artsとthe three konohanaの共同企画として、泉 茂の個展「Newly Discovered Works」を開催します。本展は、the three konohanaの開廊10周年記念展の第2弾としても位置付けます。

両ギャラリーでは、2017年の初めての共催展以降、泉茂の調査を継続しておこなっていますが、最近になりロールの状態で保管されていた大きなサイズのキャンバス作品群を発見しました。これらは、2012年まで大阪府河南町にあった泉のアトリエを完全に引き払う際に関係者が引き取ったものの一部でしたが、その当時にまとめられたリストには記載のなかった作品群でした。

本展では、その作品群からセレクトした約10点を、2つのギャラリーで同時に公開します。出品作品は、当時の資料や情報が不確かな要素が随所にあると同時に、完成された作品として発表実績がないと思われるものも含んでいます。本展を通じて、生前の泉や作品制作時のことを知る方々から作品の情報やエピソードを収集する機会とします。

また本展では、かつて泉の助手を務めていた大阪芸術大学美術学科の特任教授、中川佳宣氏に展示協力を得て、さらには大阪芸術大学が所有する泉の作品資料を借用して、本展で紹介する作品群とあわせて展示します。加えて関連企画として、Yoshimi Artsの稲葉征夫とthe three konohanaの山中俊広の2人のギャラリストと、国立国際美術館主任研究員の福元崇志氏が、それぞれに執筆した泉茂についてのテキストをまとめたリーフレットを、両ギャラリーにて部数限定で無料配布します。

2017年から3回の共催展を経て、近年は全国各地の美術館のコレクション展や企画展で、泉の作品が公開される機会が増えるようになりました。4回目の泉茂共催展となる本展から、また新たに泉の魅力を掘り起こすべく、さらに多角的な作品分析や解釈のためのヒントを見出し、かつその体制を再構築する機会としたいと思います。

* * *

泉 茂(Izumi Shigeru) 経歴

1922年大阪府生まれ。大阪市立工芸学校図案科卒業。瑛久らと1951年に結成した「デモクラート美術家協会」で活動し、叙情的な作風の版画が国内外で高い評価を得る。同会解散後、1959年から10年間にわたり滞在したニューヨークとパリで、当時の現地の美術の動向に触れ、抽象的な平面表現へと大きく転換する。帰国後は、主観を排除し、描くことの本質を追究した作品を、晩年まで精力的に制作・発表した。また、1970年から92年まで大阪芸術大学の教授に就き、後進の作家を多く輩出した。1995年没。
和歌山県立近代美術館、国立国際美術館、パリ市立近代美術館、ニューヨーク近代美術館など、国内外の美術館に多数作品が収蔵されている。2017年よりYoshimi Arts とthe three konohana が取扱ギャラリーとなり、定期的に展覧会を開催している。

【これまでの両ギャラリーの泉茂展 開催実績】
2017 泉 茂「PAINTINGS 1971-93」Yoshimi Arts、the three konohana 共同開催
2018 泉 茂「1960-70’s」Yoshimi Arts 単独開催
2019 泉 茂「Drawings 1960’s」Yoshimi Arts、the three konohana 共同開催
2020 泉 茂「70’s」 Yoshimi Arts 単独開催
2021 「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」Yoshimi Arts、the three konohana 共同開催

【近年の国内美術館での主な泉茂作品出品歴】
2017
「泉茂 ハンサムな絵のつくりかた」和歌山県立近代美術館
「コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅰ」国立国際美術館
「平成29年度 第1回コレクション展」京都国立近代美術館
2018
「新収蔵作品展」西宮市大谷記念美術館
「コレクションを核に 関西ゆかりのデモクラートの作家たち 泉茂・山中嘉一・吉田利次・吉原英雄」BBプラザ美術館
「大阪芸大“はたち”の頃 ―元美術学科長・松井正と泉茂―」大阪芸術大学博物館
2019
「2019年度コレクション展Ⅲ もうひとつの日常」兵庫県立美術館
2020
「2020年度コレクション展Ⅰ コレクションにみる 拡がる現代アート 眼で聴き、耳で視る」BBプラザ美術館
「和歌山県立近代美術館 コレクションの50年」和歌山県立近代美術館
2021
「所蔵作品展 MOMATコレクション」(3/23-5/16)東京国立近代美術館
「コミュニケーションの部屋」和歌山県立近代美術館
2022
「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」大阪中之島美術館
「扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022」埼玉県立近代美術館
「Back to 1972 50年前の現代美術へ」西宮市大谷記念美術館
「ニッポンの油絵 近現代美術をかたち作ったもの」和歌山県立近代美術館
「内海柳子とデモクラートの作家たち」町田市立国際版画美術館
2023
「コレクション展IV 造形紀行 「デザイン」の楽しみ」大分県立美術館
「とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家」 和歌山県立近代美術館、宇都宮美術館、長野県立美術館
「2023年度Ⅰ 人のよそおい」徳島県立近代美術館

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2023-09-08
泉茂「Newly Discovered Works」 両会場のアクセス情報など

泉茂「Newly Discovered Works」は、ttkとYoshimi Artsの2会場で開催いたします。

両会場と最寄駅/乗換駅、シェアサイクルのポートをGoogle Mapにまとめましたので、お越しの際にご活用ください。
https://www.google.com/maps/d/u/3/edit?mid=1kbxtgso6mMV3DO9mRFfeodOBlvAtfrg

ttkとYoshimi Arts間のアクセス方法を、5ルートご案内します。乗り換え時間を含めて所要時間はどのルートも30分程度です。

[大阪駅経由ルート 1 乗換1回]
Yoshimi Arts
→(徒歩1分)→肥後橋駅→(大阪メトロ四つ橋線・1駅)→西梅田駅【運賃:190円】
西梅田駅→(徒歩2分)→大阪駅→(JR環状線内回り・普通3駅/快速2駅)→西九条駅【運賃:170円】
→(徒歩9分)→the three konohana

[大阪駅経由ルート 2 乗換1回
Yoshimi Arts
→(徒歩1分)→肥後橋駅→(大阪メトロ四つ橋線・1駅)→西梅田駅【運賃:190円】
西梅田駅→(徒歩5分)→大阪駅前(JR大阪駅御堂筋南口前ロータリー)→(大阪シティバス56系統酉島車庫行き、59系統北港ヨットハーバー行き)→此花朝日橋【運賃:210円】
→(徒歩1分)→the three konohana

[本町経由ルート 乗換2回
Yoshimi Arts
→(徒歩1分)→肥後橋駅→(大阪メトロ四つ橋線・1駅)→本町駅→(大阪メトロ中央線・2駅)→九条駅【運賃:240円】
阪神九条駅→(阪神なんば線・2駅)→千鳥橋駅【運賃:220円】(※千鳥橋駅には快速急行は止まりませんので、普通または区間準急をご利用ください。)
→(徒歩3分)→the three konohana

[なんば経由ルート 乗換1回
Yoshimi Arts
→(徒歩1分)→肥後橋駅→(大阪メトロ四つ橋線・3駅)→なんば駅【運賃:190円】
阪神大阪難波駅→(阪神なんば線・5駅)→千鳥橋駅【運賃:290円】(※千鳥橋駅には快速急行は止まりませんので、普通または区間準急をご利用ください。)
→(徒歩3分)→the three konohana

[シェアサイクル利用ルート] 
ドコモバイクシェア(大阪バイクシェア) https://docomo-cycle.jp/osaka/
☆ ご利用にはスマホ用アプリとクレジットカードが必要です。詳しいご利用方法は上記URLをご確認ください。
Yoshimi Arts
→(徒歩1分)→
最寄りサイクルポート:B-26.GSパーク銀泉本社前駐車場(他にも近隣に複数あります)→(自転車20~30分程度)→最寄りサイクルポート:J-11.此花区民ホール【利用料金:165円/30分】
→(徒歩5分)→the three konohana
※ 自転車移動の参考ルート:https://goo.gl/maps/iXk4zFvifYJgenib6

また、ttkとYoshimi Artsの開廊時間および休廊日は少し異なりますのでご注意ください。
開廊時間は、日曜日のみYoshimi Artsは17時まで、ttkは19時までの開廊です。
水曜日はYoshimi Artsのみオープンで、ttkは休廊日です。両会場を1日でご覧いただく際には、木~日曜にお越しください。

【開廊時間】
・ Yoshimi Arts 12:00~19:00(日曜は17時まで)
・ the three konohana 12:00~19:00

【休廊日】
・ Yoshimi Arts 毎週月・火曜
・ the three konohana 毎週月・火・水曜

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2023-08-10
《次回展のご案内》開廊10周年記念展 Vol.2 泉 茂「Newly Discovered Works」

泉 茂《JF10013》 1971年 油彩、キャンバス 130.0 x 162.0 cm [the three konohana 出品予定作品]

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

弊廊の開廊10周年記念展の第二弾の企画として、泉 茂(IZUMI Shigeru, 1922-95)の個展「Newly Discovered Works」を開催します。
本展はYoshimi Artsとの共同企画として2会場で同時開催し、Yoshimi Artsは9月13日(水)~10月1日(日)、the three konohanaは9月15日(金)~10月8日(日)と、両会場の会期は異なります。

【詳細はこちら】

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2023-04-28
開廊10周年記念展 Vol.1 加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 2023年4月28日(金)~6月18日(日)

・加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 展示記録

the three konohana 開廊10周年記念展 Vol.1

加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」
2023年4月28日(金)~6月18日(日)

出品作家|加賀城 健加藤 巧

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜

オープニングトーク&レセプション|4月30日(日)17:00~19:30

会場|the three konohana

* * *

このたびthe three konohanaは開廊10周年を迎え、本年は記念展としての企画を複数計画しています。

その第一弾の企画として、加賀城 健(KAGAJO Ken, b.1974)と加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)による二人展「Haste Makes Waste」を4月28日(金)より開催します。

本展は、弊廊で定期的に作品発表を重ねてきた二人の作家が、お互いの表現の方法や思考に触れ合い、その応答としての作品を発表する形式です。本展のためにお互いの作品および作品に使用する材料を渡し合って、それに各々の方法で応答した作品、対話を通じて着想が広がった新作、相手方の作品と並置して同異点を探る作品などで構成します。

本展を通じて、相互的な向き合いから現れる自らの制作のスタンスを見つめ直す二人の態度と、美術/芸術の本質に向き合おうとする二人の作家と弊廊の三者、それぞれの姿勢に触れていただける機会になれば幸いです。

* * *

開廊10周年、つまりギャラリー活動の10年を表現する展覧会をと考えた時に、私にはそれを総花的に回顧する選択はないと思った。この10年間、私はギャラリーの運営と並行しながら、キュレーターの肩書で様々な立場や枠組みの仕事を多数手掛けることとなり、ギャラリストとして美術、芸術/アート、作家、作品とどう向き合うかという私の価値観はどんどん変容した。そうした流れの中でこの10年を表現するならば、今のこの通過点でどういう芸術の見方を持っているのかを示すことが理にかなっていると思った。つまり今の自分を表現すること。

変化したことも多いが、一貫して持ち続けている価値観ももちろんある。今回の展覧会はどちらかというと後者を表現することかもしれない。加賀城健と加藤巧は、それぞれ弊廊で何度も発表を続けていると同時に、パブリックな環境を舞台とした企画でも協働しており、作品を作らずマネジメント職に専念する私の立場に理解を示すことができる作家でもある。さらに二人は、芸術系大学で教員職に従事していることも私と共通し、ギャラリー内での活動に留まらず、広い視野でいまの芸術・美術を捉えて議論ができる、対等な同志的存在であることは過言ではない。

この二人の作家に共通していることは、作家としての活動や作品表現の幅を広げながらも、その広がりを自らの特異点として押しだすことはなく、各々の領域の原点、つまり本質の追究に自らの主題を置いている。この点に私はこれまで強い共感と信頼を置いてきた。加賀城は染色、加藤は絵画、それぞれの領域の技法と材料を研究する姿勢が作品へと発展する過程は、共に作家としての最も強固な軸と言えよう。しかし、二人はそれらの要素を権威として自らにまとわせないように、自らの身体および制作行為の性質をも観察し、それらを作品へ反映させる姿勢を取る。自らの外にある表現・制作のための知識と、自らの中にある身体と思考を組み合わせ、それらをフラットにするためにいかに遠回りし、不便さを受け入れることを意識した作品制作をするところにも特筆すべき点があると考える。各々の領域にある技法や材料、歴史に由来する、動かしがたい権威的概念と、表現・制作の不自由さに着目し、それらに誠実に向き合う振る舞いから自由さを獲得していく態度には、いまの芸術の領域だけでなく社会にも説得力を持ったメッセージとして発せられる強さがあると私は思っている。

一方で、これだけ共通点が多くありながら、本展はむしろ両者の違いが現れることになるだろう。当初互いに制作思考への共感を持ってこの企画に臨んだ二人だったが、まずは作品や材料を交換して制作に取り組んだものの、それらを取扱うアプローチに共に戸惑い、制作が立ち止まった瞬間があった。この気づきがあった後に、本展に向けての各々の取り組み方に違いが広がったように私は感じた。急がば回れ。本展のタイトルはここでの出来事だけでなく、私たちが各々の活動の中で常に大切にしてきた態度として明解に示すものである。

本展は、加賀城と加藤の対話と応答から、全ての作品と展示が作られる。それを10年の活動を経たギャラリーの今を位置づける価値観の一つとして示すことに、私に躊躇はない。これまで多数の企画で私と協働を積み重ね、お互いのキャリアアップに寄与し合ってきた二人は、ここに私自らの価値観を肉付けすることに信頼を持って受容してくれるだろう。ここからギャラリーの次の10年を展望し、そしてさらにその先の世界に残され得る芸術とは何かを、これからも試行錯誤しながら考え続けていきたい。

the three konohana 代表・ディレクター 山中 俊広

* * *

加藤 巧《macaroni (mirror) 01》2023   【本展出品予定作品】
顔料、漆喰、樹脂プラスター、ジェスモナイトAC100、和紙、加賀城健の布  25.0×21.7 cm
加賀城 健「Manipulation / Interchange」前期展 展示風景(2022年/the three konohana)
[撮影:長谷川朋也]

加藤 巧《To Daclare (flag)》2022
顔料、乾性油、卵黄、二水石膏、兎膠、亜麻布、木材
45.0 x 104.5 cm

 

2023-04-01
《次回展のご案内》 開廊10周年記念展 Vol.1 加賀城 健+加藤 巧「Haste Makes Waste」 2023年4月28日(金)~6月18日(日)

加藤巧《macaroni (mirror) 01》2023   【本展出品予定作品】
顔料、漆喰、樹脂プラスター、ジェスモナイトAC100、和紙、加賀城健の布  25.0×21.7 cm

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

このたび弊廊はこの春に開廊10周年を迎え、本年は記念展としての企画を複数計画しています。

その第一弾の企画として、加賀城 健(KAGAJO Ken, b.1974)と加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)による二人展「Haste Makes Waste」を、4月28日(金)~6月18日(日)の会期で開催します。

【詳細はこちら】

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2023-01-28
2月5日(日)開廊時間変更のお知らせ

現在開催中のGallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22」、当方の都合により2月5日(日)の開廊時間を13時~19時に変更いたします。(オープン時間は通常より1時間遅れ、クローズ時間は通常通りです。)
みなさまにはご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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2023-01-13
Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22」2023年1月13日(金)~2月19日(日)

・加藤 巧「Recent works 2020-22」 展示記録

Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22
2023年1月13日(金)~2月19日(日)[※会期中の金~日曜日オープン]

開廊時間|12:00~19:00
(* 期間中の月~木曜日はアポイントメント制/電話・メールにてお問合せください)
(* 2/5(日)は13:00オープンに変更いたします)
会場|the three konohana

* * *

このたびthe three konohanaでは、Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22を、年明けの1月13日(金)より開催いたします。

本展では、絵画技法や材料の研究を並行して多様な作品を制作している加藤 巧(KATO Takumi, b.1984)のここ3年間の弊廊での未発表作から、ギャラリーがセレクトした約20点を公開します。2022年夏、gallery αM(東京)の年間企画「αMプロジェクト2022-判断の尺度(キュレーター:千葉 真智子)」での個展「To Do」で発表した作品を中心に、新作や近年の未発表作などで構成します。

《To Play (octopus)》2022【出品予定作品】
顔料、卵黄、アクリル樹脂、二水石膏、兎膠、亜麻布、木材 90.0 x 60.0 cm
[ 「To Do/判断の尺度 vol. 2」 出品作品/撮影:守屋 友樹]

《To Swipe (face) 02》2020【出品予定作品】
顔料、卵黄、アクリル樹脂、タルク、兎膠、寒冷紗、木材、ダンマル樹脂 29.7 x 21.0 cm

 

2022-12-19
《次回展のご案内》Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22」2023年1月13日(金)~2月19日(日)

《To Swipe (face) 02》2020【出品予定作品】
顔料、卵黄、アクリル樹脂、タルク、兎膠、寒冷紗、木材、ダンマル樹脂 29.7 x 21.0 cm

the three konohana、次回の展覧会のご案内です。

年明け1月13日(金)より、Gallery Collection – 加藤 巧「Recent works 2020-22」を開催します。
本展は、会期中の金~日曜日の開廊とし、月~木曜日はアポイントメント制(メールまたは電話でお申込みください)にてご来廊のご希望を承ります。

【詳細はこちら】

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2022-10-27
森村 誠「the pre-emptive multi-task」2022年10月27日(木)~12月11日(日)

森村 誠「the pre-emptive multi-task」
2022年10月27日(木)~12月11日(日)

前期:10/27(木)~11/20(日)
後期:11/26(土)~12/11(日) (※ 前後期で作品を入れ替えます)

開廊時間|12:00~19:00
休廊日|毎週月・火・水曜、11/24(木)~25(金)

会場|the three konohana

* * *

このたびthe three konohanaでは、森村 誠(MORIMURA Makoto, b.1976)の個展を前後期に分けて開催いたします。

森村は、特定の情報が記された印刷物に、自らの手による行為を幾重にも積み重ねることによって作品化する作家と主に認識されています。これら大きく2つの要素の組み合わせを軸に、印刷物上の情報の用途やイメージから別の視点を促す作品を生み出すことで、私たちにその都度強い印象を与え続けてきました。また、彼の私的な体験や出来事を作品の着想に置くことで、私たち各々の日常や身近な物事へと導く求心力を有し、これまでに数多くの印象的な作品シリーズを制作・発表しています。

本展では、パソコンのCPUの機能を示す「pre-emptive multi-task(非協調的マルチタスク)」を比喩的なキーワードとして設定し、前期展の過去約20年間の作品と、後期展の新作シリーズの作品の双方に通底する、森村の作品制作・表現の傾向と今後の展開を探ることを狙いとします。

作品をシリーズ化していくための彼の思考方法には、材料と行為の選択や、私的な体験の抽出などに、作品へと発展させる彼なりの複数のフォーマットが垣間見られるように思います。それらの組み合わせの取捨選択や各々の要素の強弱がシリーズごとに設定・調整されることで、表現の多様性と一貫性が同時に担保されているのではという仮定において、彼の現在に至るまでの表現の全容を捉える機会になればと思います。

一方で、全ての作品シリーズを表層的に捉えると、時々彼の作品とは思えないようなイレギュラーな表現が現れています。その特徴が、後期展に発表する新シリーズ「PoSD」には明らかに見られることから、過去の作品の変遷を捉えながら最新作の発表を迎える、丁寧な鑑賞の過程を設けることが、もう一つの本展の狙いでもあります。

前期展では、2000年代半ばから昨年までに制作した作品約30点を公開し、後期展では、最新作「PoSD」シリーズの作品の発表を6点程度予定しています。森村の長年の制作活動の一貫性とその特異点がどこに見られるのか、多数の様々な作品と対峙して、みなさまと共に考える機会になれば幸いです。

《PoSD_001》2022 アクリル、キャンバス 18.0 x 14.0 x 3.5 cm【後期展出品予定作品】
《S.A.S.P : New York / Osaka 2012-07-23 to 10-09》2012-13 [部分、再構成]
ハガキ、切手、修正液、針、写真 サイズ可変【前期展出品予定作品】
《研究社 現代英和辞典[睡眠薬/笑い薬]》2005 英和辞典、瓶 【前期展出品予定作品】